「ゆきあそびの絵本」

私が住む横浜は雪はほとんど降りませんが、
もし降ったら、こんなことしたいなとか、あんなこともしたいなと
子ども達は、とても楽しみにしています。
でも、なかなか降らないのよね。
雪がたくさん降る地方の方は、浮かれていられないと思いますが、お許しくださいね。
雪が降ったら、何をする?
頭の中は、絵本の中は、楽しい事でいっぱいです。


  ゆき
  ゆきのひ
  ゆきのひのステラ
  このゆきだるま だ〜れ?
  みえないさんぽ
  もしも ゆきがあかだったら
  ないしょのゆきだるま
  そりあそび
  ゆきあそび
  ゆきのひのポンテ
  わたしのねこちゃん
  ゆきのおしろへ
  ウッレのスキーのたび
  



からにとび、画像がみられます。

ゆき
   ユリ・シュルヴィッツ 作 さくまゆみこ 訳  あすなろ書房 

 雪を楽しみに待っている男の子の気持ちが、うちの子どもたちと同じかな。
ほんのすこしの雪でも、「雪がふっているよ」とうれしそうな男の子に対して、
町を行き交う、おじいさんやおばさんは、「こんなのたいしたことはない。」とか、「すぐ、とけるわ。」と言う。
ラジオもテレビも、雪は降らないっていうけれど・・。
町は、次第に雪景色。そして、一面の銀世界。
さあ、どうする?



ゆきのひ
  エズラ=ジャック=キーツ 作 木島始 訳  偕成社

 冬の朝、ピーターが目を覚ますと外には雪が積もっている。
マントを着て外に飛び出し、雪の上に残る自分の足跡で遊んだり、
棒で線を書いたり、ゆきだるまを作ったり・・・。
雪合戦をする大きい子を横目で、うらやましく思う。
雪遊びを満喫したピーターは雪だんごを作る。
これで明日遊ぼうと思って、ポケットにしまうの。
とっても、かわいい!
そして、暖かいお家で、お母さんに、ぼうけんしたことをすっかり話し、お風呂に入って・・・。
寝る前にポケットに手をつっこんだピーターは、雪だんごが消えちゃったことが、かなしくって・・・。
雪が消えてしまった夢まで見る。
雪の日に子どもたちが朝からわくわくするのは、同じ。
雪の上に寝転がって、手を動かし、天使をつくるところは、特に好き。
雪が降ったら、絶対、やってみたいなあ。





ゆきのひのステラ
  メアリー=ルイ−ズ・ゲイ 作 江國香織 訳  光村教育図書

 雪をはじめて見るサムは、いろんなことをステラに聞く。
「雪って、冷たいの?」
「雪って、食べられるの?」
「ゆきだるまって、なにを食べるの?」・・・・
ステラの答えがとても素敵なの。
「雪は、バニラアイスクリームのように冷たい。」 「雪ダンゴ」・・・
二人は、雪の降る冬の野原で、遊ぶ。
ゆきだるまを作ったり、スケートをしたり、雪合戦をしたり、ソリで滑ったり。
ステラは思い切り遊ぶけど、サムはいろんな事を考え、ステラに質問する。
その質問に丁寧に素敵に答えていくステラ。
こんな風に答えて上げれれば、きっとどんな子も冬が雪が好きになるはず。



 このゆきだるま だ〜れ?
  岸田衿子 文 山脇百合子 絵  福音館書店 

 雪が降ったので、もみちゃんは森の動物たちとそりすべり。
でも、山の上から滑り降りる途中、動物たちは、そりからころげ落ちてしまう。
その転がり方が、楽しい!
くまさんは、「どすん ごろ ごろん ・・・」
イヌくんは「すってん ころん わん・・・」
うさぎさんは、「ころり ぴょこり ぺた・・」
その動物にぴったりの(?)転がり方なの。
やっとそりが止まったら、そこにはへんなゆきだるまが…。
そうそう、動物たちがゆきだるまになってしまったのよね。
さあ、このゆきだるまは、だ〜れ?




 みえないさんぽ
  ゲルダ・ミューラー 作  評論社

 文字のない絵本です。
絵も、風景にただひたすら、男の子とイヌの足跡。
小さい冊子がついていて、その中の絵が絵本のどの場面なのかを考えながら、
順番をつけて、お話を作っていこうという絵本なの。
朝起きて、顔を洗って、着替えて、御飯を食べて、雪道をお散歩・・・。
足跡だけで、いろいろ想像して、お話をつくっていくなんて、とても素敵!
雪の残る日、この男の子はなにをしたか、思い思いのお話を作って、楽しんでもらいたいなあ。





 もしも ゆきが あかだったら
  エリック・バテュ 作 もきかずこ 訳  フレーベル館

 真っ白な雪。
でも、もしも雪が赤や青や黄色や緑だったら・・・。
ぼくは、いろんなものに変身して、いろんな事をする。
赤だったら、スーパーヒーローになって、力の限り戦う。
黄色だったら、探検家になって、テントをかついで、世界の果てまで、でかよう。
紫だったら、パイロットになって、宙返り。
オレンジだったら、魔法使いになって、ほうきでひとっとび。
素敵な夢がいっぱい広がるねえ。
オレンジ、あお、ちゃいろ、くろ、みずいろ、
きんいろ、うすむらさき、はいいろ、ばらいろ、みどり なら…
そして「ぼく」は足下の真っ白なゆきに戻る。





ないしょのゆきだるま
  角野栄子 文 大島妙子 絵  あかね書房

 雪が降ったある日、おとうさんが「ゆきだるまのもとが、ふってきた!」と言って、
オオくんと二人で、ゆきだるまを作り始めます。
「雪を集めて、小さな雪玉を作ったら、どんなゆきだるまになって欲しいか,
お願いしながら作るんだよ」とおとうさんが言います。
しかも、その願いは内緒なんだって。
今度は、その小さな雪玉を雪の上にころがすんだけど、
「ゆきだるまが生まれるところだから、お誕生日の歌を歌ってあげよう」
とお父さんが言うの。なんて、素敵なお父さんなんでしょう。
できた、ゆきだるまは、目はチョコレートクッキー、口はドーナツ、帽子に手袋をはめ、
そして、他のゆきだるまと違うのは、何と言っても 足があること。
足を投げ出して、座っているようなゆきだるまの完成!
夜中、オオくんが目を覚ますと、ゆきだるまが、どこかへ歩いていきます。
後をついていくと、近所のゆきだるまに足をつけて、みんなを誘って、公園へ。
そこで、ゆきだるまたちが、サッカーを始めたの。
これは、楽しいね。
オオくんは、おとうさんがどんなゆきだるまになって欲しいとお願いしたか、すぐ、わかったよ。




そりあそび
  さとうわきこ 作  福音館書店

 大好きなばばばあちゃんシリーズの1冊。
雪の日、ばばばあちゃんの家に、「寒い寒い、ストーブにあたらせて!」といろんな動物たちがやってくる。
そんな、みんなを見て、ばばばあちゃんは、
「いいわかいもんが、だらしないねえ。いまから、さむいひの特別なあったまりかたをおしえてやるよ!」
と言って、みんなを寝室に連れて行き、ベッドのトランポリン。
でも、あんまりやりすぎて、ベッドの足が折れてしまった。
そこで、ばばばあちゃんは、短くなったベッドの足に、スキーをつけて、ベッドのそりを作ったよ。
みんなで、そりに乗って、山ノ下まで、降りると、今度は、ベッドを引っ張って、山を登る。
頂上につくと、みんなほかほか。上着を脱ぎだすくらい。
「これが、本当のあったまりかたさ!」と言うばばばあちゃん。
またまた、お昼ねです。



ゆきあそび(こどものとも394号)
  菊地日出夫 作  福音館書店

 雪のたくさん積もったある日、まさしと妹のさとみはそりすべりにでかける。
途中で、雪だるまを作っている女の子たち。まさしは、雪玉を乗せるのを手伝ってあげる。
すると、後ろから、雪玉をぶつけてくる奴が・・。
それは、近所のいじめっ子。
言いがかりをつけられているところへ、友だちのきよしくんや、イヌのラッキーがやってくる。
それで、みんなで雪合戦。
その後は、そりすべり。
帰ってくると、かまくらに温かいお汁粉が用意されている。
さあ、みんなでお汁粉だあ。
雪国の子ども達が思い切り、雪で遊んでいる様子が描かれています。
本物のゆきあそびって感じ!




ゆきのひのポンテ(こどものとも年少版321号)
  オスターグレン晴子 文 エヴァ・エリクソン 絵  福音館書店

 ポンテとは、イヌ。初めて、みた雪をまぶしがったり、においをかいだり・・。
歩くと、スポットはまって、ぬけなくなるけど、なんだか楽しい。
雪に顔をうずめるポンテを見て、子ども達も雪に顔をうずめる。
ほら、顔型ができた。

おとうさんがかまくらを作ってくれたよ。
雪玉をたくさん作って、ブロックにみたいに積み上げ、中にろうそくを入れると、おかあさんがマシュマロを持ってきてくれた。
焼いて食べると美味しいんだよね。
雪で遊んだ後は、やっぱり温かいお風呂かな。




わたしのねこちゃん(こどものとも年少版310号)
  かんなりまさこ 文 荒井良二 絵  福音館書店

 わたしのねこちゃん ひげねこちゃん
出窓に座って、雪をみている。
「あそびにいこう!」って言うと、首を振った。
女の子は、帽子をかぶり、手袋をして、外へ行く準備。
でも、ねこちゃんは、知らん顔。
女の子が、外へでて、雪だるまを作ったり、雪山に上ったり、滑ったり、そりあそびをしたりしているのを、ただ見ているだけ。
あれ、出窓にいたはずのねこちゃんがいないと思ったら、ちゃっかり、そりに乗っかっている。
それからは、星がでるまで、二人でそり遊び。
わたしのねこちゃん ひげねこちゃん
が何度もでてきて、とっても楽しい。
ネコも、雪遊びするんだね。




ゆきのおしろへ
   ジュビレ・フォン・オルファース 作 秦 理絵子 訳  平凡社

 家で一人、留守番をするマリーレンちゃんのもとに空から雪の子がやってくる。
きらきらひかる雪の女王のお城で一緒に楽しく遊んだり、ごちそうを食べたり…。
雪の結晶は、妖精を思わせます。
だから、雪の子が降ってきたとしても、全然、不思議じゃない。
雪の女王はちょっと、怖そうだけど、雪のお城へ行ってみたいな。
雪の世界だけど、なぜか温かい感じのする絵本です。



ウッレのスキーのたび
  エルサ・ベスコフ・作 石井登志子・訳  フェリシモ出版

 ウッレは6歳の誕生日に、父さんから新しいスキーを買ってもらったウッレは、雪が降るのが待ち遠しくて仕方がない。
雪が降り積ると、早速、スキーをはいて、滑っていく。
ウッレは森の中で、頭の先から足の先まで、きらきらと白く輝くおじいさんに出会う。
おじいさんは、ウッレを冬王さまのところへ行こうと誘ってくれた・・・。
 ウッレが出会う霜じいさんや、雪解けばあさん、冬王さま、そして春の王女さま・・・
雪の中にも妖精がいるんだなあ。きっと!
北欧の冬の楽しみと春がやってくる喜びを感じることができる絵本。