「せんせいの絵本」

新学期、どんな先生になるかな。
不安な気持ちもあっという間に取り除いてしまうせんせい。
せんせいって、どんな人?
いろいろな「せんせい」の絵本を集めて見ました。
絵本には、どんな先生がでてくるかなあ。


せんせい
つんつくせんせいどうぶつえんにいく
ありがとう、フォルカーせんせい
いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー
とてもすてきなわたしの学校
びゅんびゅんごまがまわったら
校長せんせいのあたま




からにとび、画像がみられます。

せんせい
   大場牧夫 文 長新太 絵  福音館書店

子どもたちの大好きな幼稚園や保育園の先生。
先生って、一体どんな人?
おかあさんようだったり、おとうさんのようだったり、うまになったり、
おに(?)になったり、子供でもある。・・・
なぞなぞのような問に答える形で、先生のいろいろな姿を描いています。
先生って、すごいね。



つんつくせんせいどうぶつえんにいく
  たかどのほうこ 作  フレーベル館

つんつくせんせいシリーズもいろいろあるけれど、しゅうまの一番のお気に入りはこれ。
つんつくせんせいが来ると、いやな顔をする動物達。
せんせいったら、いつも悪口をいうんだよね。でも、パンダは別。
みんなで、つんつくせんせいをこらしめてやろうと相談する。
そして、パンダとばくが入れ替わる事に。
当日、つんつくせんせいや子供達にほめられたばくは、いい気分になって、おしっこかけるのをためらってしまう。
でも、反対に、悪口を言われたパンダが、怒って、泥だんごをつんつくせんせいにぶつけてしまう・・・。
みんなで、やっつけたつもりだったけど、なぜかつんつくせんせいは楽しそう。
こんな、せんせいがいたら、楽しいね。
つんつくせんせいとつんくまえんのくま
つんつくせんせいとふしぎなりんご
つんつくせんせいととんがりぼうし




ありがとう、フォルカーせんせい
  パトリシア・ポラッコ 作 香咲 弥須子 訳  岩崎書店

字や数字がくねくねしたかたちにしか見えなかったトリシャ。
 字が読めないことに苦しみ、友だちもできなかったトリシャ。
「あかんぼみたいな読み方、するなよなー」などといじめられることも。

 けれど、フォルカー先生との出会いが彼女を変えて行くのです。
トリシャの描く絵がすばらしいことをほめてくれ、トリシャがいじめられていること、
なぜいじめられているのかを見抜きます。
そして、トリシャの心を理解し、字・ことばを不思議な方法で教えてくれることに。
 やがて、トリシャは分厚い本を、意味を考えながら読めるようになります。
大きくなったトリシャは絵本を描く作家になるのです。
 これは、LD(学習障害)児であった著者自身のことを描いた自伝的な絵本です。
 自分を理解してくれる先生との出会いが、人生を変えることもある。
 すべての子どもたちが、こういう先生に会えるといいなあ。



いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー
  ジョン・バーニンガム 作 谷川俊太郎 訳  あかね書房

この絵本は、いつも遅刻ばかりの男の子が主人公なのだけど、
遅刻の訳を聞く度に、先生は「そんなはずはない。」と怒り、
長い名前や「もうワニのうそはつきません。てぶくろもなくしません」などと300回も書かせたりする。
裏表紙に男の子が書かされたと思われる「ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー」という名前がぎっしり書かれている。
う〜〜ん、こういう先生はいやだなあ。

そういえば、小学5年生の時の先生が、忘れ物をすると漢字100字を残って書かないと、帰してくれなかったことを思い出した。
いつ忘れてもいいように、あらかじめ書いておいたりして・・。

最後には、嘘じゃなかったのかもという出来事が・・。
子供のいうことは、頭ごなしに怒らないで、聞く耳を持つ事も大事かも??
学校への道の途中に、たまにはマンホールからワニが出てきたり、しげみからライオンが出てきたり、
高潮がおそってきたり、なんてことがあっても、楽しいかもしれないし・・・。




とてもすてきなわたしの学校
  ドクター・スースとJ・プレラッキー 文 レイン・スミスとドクター・スース 絵 神宮輝夫 訳  童話館

私達の町の学校、なんでもスクール。みんなはこの学校が大好き。
というのも、素敵な先生がたくさんいるから。
ほかの学校が忘れているたくさんの事を教えてくれるし、先生がみんな輝いている。
普通の先生とはちょっと違う。実にいろんなことを教えてくれる。
それが必要かどうかは別にして・・。
音の聞きわけを教えてくれる先生、においの嗅ぎわけを教えてくれる先生、
笑い方やわめく事を教えてくれる先生・・・いろいろ。
校長先生の眉毛もすごい!寝る時は取り外すという噂まである。

子供達が「先生が輝いている」なんて、言う先生って、どんな先生だろう?
会ってみたいなあ。




びゅんびゅんごまがまわったら
  宮川ひろ 文 林明子 絵  童心社

 学校の校長先生って 近寄りがたい存在ですよね。
ここに出てくる校長先生は、あまのじゃくでちょっと意地悪。

こうすけの骨折がきっかけで、閉鎖になってしまった学校脇の遊び場に鍵がかけられてしまう。
どうしても、遊び場の鍵を開けて欲しくて、校長先生の無理難題にこうすけは一生懸命、挑戦する。
びゅんびゅんごまっていう遊びを通して、校長先生とこうすけたちが親密になっていく。
最初は、ちょっと嫌な先生だなあと思ったけど、お茶目なところもあって、案外、子供達の見方になってくれる先生かもと考え直した。
校長先生と遊ぶ機会なんて、あまりないものね。





校長先生のあたま
  長新太 作  くもん出版

小学校一年生のひろしの学校の校長先生のあたまは、もともと毛がなくてとがっていたんだけど、
毎日、毎日とがっていき、えんぴつみたいになってしまった。
なぜって、校長先生は、えんぴつをえんぴつけずりでなく、ナイフでけずるように命令したの。
だから、かみさまがわたしたちの味方をして、校長先生のあたまをけずっている(??)
 コワーイ! 
 しまいには、校長先生の細い足には「HB」という文字まで!!
おまけに、校長先生で字が書けちゃう!?
最後に鉛筆の校長先生が書いた文字「さあべんきょうしよう」。
やっぱり,校長先生って近寄り難いかなあ。
絶対ないと思いながらも、大笑いしてしまうユニークな絵本です。