おすすめ絵本(5月)

ミドリが一段と濃くなって、色とりどりの花が生える季節。
自分のお庭も花いっぱいにしたいなあと思います。
今月は「庭の絵本」にしました。
絵本の中で、登場人物たちが作る庭はどんな庭なんだろう?
その庭にはどんな花がどんな木がどんな・・・?があるのかな?
いろいろな庭をのぞいて見ましょう。


  ポットくんシリーズ
  ルラルさんのにわ
  おじいさんの小さな庭
  リーサの庭の花まつり
  わたしの庭のバラの花
  ぼくの庭ができたよ
 
  スミレひめのにわづくり
  あなぐまさんちのはなばたけ
 



からにとび、画像がみられます。

ポットくんシリーズ
  真木文絵 作 石倉ヒロユキ 絵  福音館書店

 シリーズで4冊あるので、まとめてみました。
あるおうちの庭にある植木鉢ポットくんと庭の植物、虫達の小さな出来事が書かれています。
でも、ちゃんとガーデニングに役立つ知識も織り込まれていたりして、かわいくて、楽しいガーデニング絵本です。
『ポットくんのおしり』
植木鉢のポットくんのおしりは、スース−します。そう、穴が空いているんです。
じゃあ、なぜ穴が空いているのかなあ。
ミミズくんやジョウロさんに相談していると・・。
『はやおきのロビン』
ロビンは首から時計をさげている小鳥です。
今朝も庭へ出かけるのですが、うわさのスイレンの花がなかなか見れません。
『やさいぎらいのガジガジくん』
『ポットくんとわたげちゃん』
3つだけ残ったたんぽぽのわたげちゃん。さあ、どこへ飛んでいく??



ルラルさんのにわ
   いとうひろし 作  ポプラ社 

 ルラルさんが、自慢にしている芝生の庭。毎日、手入れも欠かしません。
芝生に誰かが入ってきたら、いつもパチンコで追い払います。
ある日、ルラルさんは庭に大きな丸太が転がっているのを発見しました。
丸太だと思ったのは実は大きなワニで、ねそべりながら言うの。
「おっちゃん、ここにねそべってみなよ。きもちいいぜー。ちくちくするのがやめられないぜ」。
あまりの気持ちよさにルラルさんはうっとり・・・。
それからはみんなが自由に入る事のできるルラルさん自慢の庭になります。
最後のページは、なんと庭中びっしり動物達がゴロゴロ・・・。
これには、うちの子供達もクスクス笑っていました。
芝生の庭で、大の字になって寝転ぶのって最高ですよね



おじいさんの小さな庭
  バーナデット・ワッツ 絵 ゲルダ・マリー・シャイドル 文 ささきたづこ 訳  西村書店

 おじいさんは、花や動物と話ができます。
ある日、小さなひなぎくがちょっとしたわがままを言います。
おじいさんはちゃんと聞いてあげますが・・・。
このおじいさんの庭、とても素敵です。
いくら隣りのおうちがお金持ちで、大きな庭だって、おじいさんの小さな庭の方が素敵に見えます。
光あふれる色鮮やかな絵を眺めていると思わず、絵が描きたくなります。





リーサの庭の花まつり
  エレサ・べスコフ 作 石井登志子 訳  童話館出版

 花まつりの日、花たちがどこかいつもと違っています。
リーサは、花の妖精の計らいで、花まつりをこっそり覗くことができるようになりました。
すると、今まではただの花にしか見えなかったものが、生き生きと動き出したのです。
 それぞれの花のイメージに沿って、バラは美しい女王様、キンポウゲはかわいらしい子どもたち、麦は勇ましい兵隊、などに見立てられています。
リーサは、お花といっしょに夏至まつりをたのしみます。
 ベスコフファンにはもちろん、ガーデニング好きの人にもきっと喜ばれる、美しい絵本です。



 わたしの庭のバラの花
  アーノルド・ローベル 文 アニタ・ローベル 絵 松井るりこ 訳  セーラー出版

 “これはわたしの庭のバラの花。
これはわたしの庭のバラの花でねむるハチ。
”ページをめくるごとに、一輪のバラの花が、豪華な花壇へ変身していきます。
小さな子どもから大人まで楽しめる絵本です。




ぼくの庭ができたよ
  ゲルダ・ミューラー 作 ささきたづこ 訳  文化出版局

 ベンジャミンの家族が引越してきたのは、広い庭のある家。
家族みんなの庭造りの様子を楽しく描きます。




  ベッティナ・スティーテンクロン 作  セーラー出版

 1軒の家の静かな夜明けから、庭が闇に包まれるまでのいちにちが描かれています。
風と雨と光のおりなす抒情。
おひさまによって、表情が変っていきます。
子どもがうさぎと遊んでいたり、おばあちゃんが編物をしていたり・・・。
刺繍のように色彩が美しい一冊です。




スミレひめのにわづくり庭
  ハーウィン・オラム 文 スーザン・バーレイ 絵 小川仁央 訳  評論社

 スミレ姫がいるのは野ネズミたちの国。
好みにあった庭がほしいと思ったスミレひめは、
入浴して着替える間も、ピアノのレッスンの間も夕食の間もその構想で頭がいっぱいになります。
そして、設計図をつくります。
石けり場やブランコ、花だんにミニカーのコース・・・。
こまごまと説明が書き込まれた設計図が見開きページに広がります。
王さまの許しもえて、庭師のリヨンさんといっしょに仕事にかかります。
基礎工事もいるし、種から花を育てなくてはいけない。
季節をいくつか経て、ようやく完成させる庭です。
そして、完成したお庭はー! 
最後見返しページには、姫の庭の全容がワイドに展開されます。
たのしい夢いっぱいのスミレひめのお話。   




あなぐまさんちのはなばたけ
クォン ジョンセン 文 チョン スンガク 絵 ピョン キジャ 訳  平凡社

 ある風の強い日、あなぐまのおばさんが山から町の市場まで、飛ばされてしまいました。
町の学校を垣根の隙間から覗くと、素敵な花壇があり、
色鮮やかで、知らない花もたくさんあります。
はなぐまおばさんは、家にいっぱい花を咲かせようと急いでうちに帰ります。
そして、はなぐまおじさんに話し、一緒にお花畑を作ることにします。
でも・・・。はなぐまおじさんがくわで掘りおこそうとすると、あちこちに花が植わっているのです。
そうなんです。はなぐさんちのにわは、すでにいろんな花が咲き乱れる花畑だったのです。