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雨の日が多くなると、どこからともなく聞こえてくる声。 「ケロケロ ゲロゲロ クワックワッ」。 雨の日が楽しくなるような声。 憂鬱になる人もいるかもしれないけど・・。 今月は、「カエル」の絵本を集めてみました。 「カエル」の絵本というと、真っ先に思いついたのが、 アーノルド・ローベルの「ふたり」シリーズ。 「バムケロ」もそうかなあ。 10ぴきかえるシリーズもある。 たくさんの絵本の中で、カエルはどんな雨の日を過しているのかな。 |
から
にとび、画像がみられます。 カエルくんにきをつけて五味太郎 作 偕成社 かえるくんがやってきますよ。気をつけて…。 カエルくんが一人で喋りまくって、慌しく勝手に帰っていく。 手品をはじめたり、クイズを出したり。 ちょっと生意気な口調がとてもおかしい。 でも、かえるくんの言うことには気をつけないと騙されるぞ。 他に「とまとさんにきをつけて」「テレビくんにきをつけて」というのもあります。 |
ゆかいなかえるジュリエット・キープス 作 石井桃子 訳 福音館書店 卵から大きくなった4匹のかえるの物語。 4匹のかえるたちは、遊ぶのが大好き。 でも、そんなかえるをさぎやかめが食べようとねらう。 かえるの隠れ方が本当に愉快。 せいやは「ここ、ここ」と、どこに隠れたか教えてくれる。 色の数は少ないし、絵もシンプルだけど、出てくる生き物がみんな生き生きしていて、魅力的。 |
カエルくんのおひるねみやにし たつや 作 すずき出版 雨が降らず、元気のないカエルくんは、木の上ですやすやお昼寝。 そこへカエルくんを狙ったカマキリが… 危ない!と思うと、カマキリの後ろにトカゲが…仕方なく退散するカマキリ。 トカゲがカエルくんを食べようとすると、今度はネズミが…と、 次から次へ危険にさらされながらも、カエルくんはおかまいなし、すやすやお昼寝中。 次々にやってくる動物にハラハラさせられるのは、子ども達だけかも。 カエルくんは、まったく気づかずお昼寝中。 そんなカエルくんが起きた。さあ、お待ちかねの・・・。 |
カエルのフリッツPuups!ブルーノ・ヘクラー 文 ビルテ・ムゥラー 絵 河口悟 訳 ノルドズッド・ジャパン かえるのフリッツのプーがとまらない。うちでも、学校でも人前でもどこでも構わず、プーがでてしまう。 とうとううちの人たちは怒ってしまう。 フリッツは、プーを我慢して寝ると、次の朝お腹が風船みたいに膨らんでしまった。 そして空へ浮かんでしまって・・・。 その時、みんながプー〜〜〜と叫ぶ。 フリッツは、お腹に力を入れて、思い切り「プ〜ゥ〜ゥ〜〜」 おなかは元通り。プーも直ったみたい?? プーがたくさんでてきて、これもまた大笑い。 カエルの絵も愛嬌があって、かわいい。 おならは止められないよね。 |
かえるの平家ものがたり日野十成 文 斎藤隆夫 絵 福音館書店 げんじぬまに住むがまじいさんが、かえるの子ども達に「げんじ」と「へいけ」の戦いの昔話をする。 がまじいさんの歌から始まるこのお話は、かじかがえるの牛若丸やとのさまかえるの偉い殿様頼朝、巴御前も登場し、 平家の森の「むねもりねこ」(猫)に立ち向かう。 沼を挟んで始まった合戦は、見事。 バッタの騎馬、野ばらの鎧にくるみの殻の兜、松葉の矢にたんぽぽの槍、笹の旗。 そして、一万匹の勇ましいかえる達。絵本いっぱいにその迫力が広がる。 七五調のリズムも心地よい。 べんべんべん・・・としわがれ声で語ったら、平家物語そのもの?? |
ずら〜りカエルならべてみると・・・高岡昌江 文 松橋利光 写真 アリス館 うわあ〜、カエルがいっぱい。日本のカエル全43種が大集合の写真絵本。 カエルの前足や後ろ足、後姿などを、ずら〜りならべてくらべてみる。 前足だけでも、全然違う。 ぴょこっと出た目、大きい口。カエルはみんな、よく似てる。 じっくり見ると、1ぴき1ぴき、みんなちがう。 オタマジャクシも、よく見ると、種類によって、1ぴき1ぴき、顔が違う。 親子合わせ、わかる? じっくりならべて見ることで、カエルは1ぴき1ぴき、みんなちがうことが、よ〜くわかる。 よ〜く見ると、カエルってかわいい?? |
かえるの王さまグリム童話 ビネッテ・シュレーダー 絵 矢川澄子 訳 岩波書店 絵がとても素敵。 子供向けというよりは、大人でも充分楽しめるし、飾っておきたい絵本の一つ。 お話は、美しいお姫様が、泉に落とした金のまりをかえるに取って来てくれるよう頼む。 取ってきてくれたら、何でも言うことを聞くと約束した。 約束は、お姫様の遊び相手として、一緒のテーブルで一緒のお皿から食べ、一緒のコップから飲んで、一緒のベッドで寝るというもの。 まりを取ってもらったお姫様は、すっかりその約束を忘れて帰ってしまうが、 かえるは約束を果たしてもらうために、お城へ行く。 お姫様がなかなか約束を果たせないでいると、王様に約束したからには守らなければいけないと、きつく言われる。 お姫様は、おそるおそる一緒のテーブルに乗せ、一緒のお皿から食べた。 そして、自分の部屋に連れて行く。 ベッドに寝かせるなんてと、壁にかえるをたたきつけると、かえるは王子様に変った。 悪い魔女にのろいをかけられていたのだ。 王子様はお姫様と結婚することになった。 そして、忠臣ハインリヒが迎えに来る。 |
ちいさなピョン串井てつお 作 講談社 絵が写実的で、とてもきれい。 かえるのいろんなみどりいろが、きれいに表現されていると思った。 おたまじゃくしから、かえるになったピョンは、自分が何がえるなのかわからない。 自分と同じ色や模様のかえるに会う度に聞いてみるのだけど・・・。 ピョンがいる場所によって、色が違っていたんだよね。 周りの色に合わせて体のいろが変えられるアマガエルだったの。 「雨をよぶのが、僕らの仕事」喜んで「くわっ、くわっ、くわっ」ないていると、さぎがえさを探しにやってきた。 「かくれろピョン!」あわてて枯れ葉のかげに隠れたけれど、みどりのからだが目立つ。 「かわれ、かわれ、色かわれ」ピョンの願いは…。 危険が去って、みんなととぶ最後の場面が、とてもいい。 |
おおきなカエル ティダリク加藤チャコ 再話・絵(オーストラリア アボリジニ・ガナイ族のお話) こどものとも2000年9月号 福音館書店 岩山のようなカエル ティダリクは、来る日も来る日も雨が降らずにかんかん照りで、近くの池の水を飲み干してしまった。 それでも水が足りなくて、大平原の水を全部、飲み干してしまった。 さて、困ってしまったのは、他の動物達だ。 みんな、のどがカラカラでたまらない。 動物達は、ティダリクのところへ行って、水を分けてくれるように頼んだ。 ところが「やんだ」と首を振るティダリク。 困った動物達は相談した。そして、年寄りのウォンバットが、ティダリクを笑わせたら、どうだろうと提案した。 そして、エミュー、エリマキトカゲ、コアラ、カンガルー、ハリモグラと次々に芸を披露した。 でも、ティダリクはむっつりしたまま。 その時、ちいさなうなぎのノンヤンがものすごく怒ってやってきた。 あまり怒ったので、こんぐらがって、蝶結びになってしまった。 すると、ティダリクはフスフスフス、ヒクヒクなりだし、でっかい笑い声が口の中から、飛び出した。 そして、大平原の水は元通り。 ティダリクの気分もすっかりよくなったとさ。 |