おすすめ絵本(7月)

梅雨が終わると夏本番。夏といえば、海。
海で泳がないとねえ。
子どもの頃は水着で自転車で海まで、よく行ったよ。
今年も、いっぱいいけるといいな。
今月は、「海水浴」の絵本を集めてみました。

絵本のなかのお友達は海でどんなふうに遊んでいるのかな。
どんな出来事に出会っているのかな。覗いてみましょう。


ワニぼうのかいすいよく
ぐりとぐらのかいすいよく
まほうの夏
きょうはすてきなくらげの日
なつはうみ
ようこそうみへ
きんぎょのかいすいよく
ねずみのかすいよく
お化けの海水浴
青いヤドカリ
およぐ





からにとび、画像がみられます。

ワニぼうのかいすいよく
   内田麟太郎 文 高畠純 絵  文溪堂

ワニぼうは生まれて始めて、海に来た。「海はおおきいねえ。」
おとうさんとおかあさんと海に浮かんでみた。
海の水をなめてみた。「しょっぱ〜い!」
「海の水はしょっぱいよ」とたこさんに教えてあげたりして、ワニぼうったら。
かにが「お水をちょうだい」というので上げたら、「まずい!」って言われ、「しおあじがきいていないぞ。」だって。
海の生き物は塩が好きなのかしら。って思ったかも。
最後のページにあるワニぼうの絵日記が、かわいいね。




ぐりとぐらのかいすいよく
   中川李枝子 文 山脇百合子 絵  福音館書店

のねずみのぐりとぐらが、波打ち際で遊んでいると、ぶどうしゅのビンが流れ着く。
中に入っていたのは手紙と地図と浮き袋。
手紙には、「しんせつなともだちへ しんじゅ・とうだいへきてください。うみぼうずより」と書いてあった。
ぐりとぐらは浮き袋にゆられて「しんじゅ・とうだい」へむかう。
うみぼうずは、しんじゅ・とうだいの番人で、灯台の真珠のランプを岩の間の穴に落としてしまい、ぐりとぐらに助けを求めたのだった。
ぐりとぐらが真珠を取ってきてあげると、うみぼうずはお礼に得意の泳ぎを見せてくれる。
そして泳げないぐりとぐらにいろんな泳ぎを教えてくれる。
いぬかき、くらげ・およぎ、くじら・およぎ、バタフライ、イルカ・ジャンプ・・・
こんなにいろいろ泳げるようになるといいねえ。




まほうの夏
  藤原一枝・はたこうしろう 文 はたこうしろう え  岩崎書店

東京に暮らす兄弟の夏休みのおはなし。
お父さんもお母さんもお仕事で、今日も学校のプールとゲームと麦茶、ポテトチップス。
すっかり退屈していた二人に、いなかのおじさんから遊びに来いとはがきが来る。
二人は東京を脱出してお母さんのいなかへ。
いなかの子と友達になった二人は、虫取りに森へ行く。
川に落ち、ヤブカにさされ、夕立にあってぐちゅぐちゅのボコボコのどろどろになっても、
初めての経験に不思議と気持ちよさを感じる。
夕飯はとれたての野菜、新鮮な魚、となりの豆腐屋さんが作った豆腐。
びっくりするくらいたくさん食べる。
そして海水浴、釣りとドキドキ楽しいことばかり。
真っ黒になって東京へ帰る。「またくるよ!」
私の実家も千葉の田舎なので、子ども時代の自分と照らし合わせてしまった。
子ども達にも、こんな夏休みを体験させてあげたいなあ。



きょうはすてきなくらげの日
  武田美穂 作  ポプラ社

小学3年の夏、ぼく(りく)は従兄弟のこうちゃんと海へ行った。
こうちゃんは私立の小学校へ通う優等生。 それに比べ ぼくは…。
性格も対照的な二人だけど、そこがいいのかも。二人はなかよし。

 海へ行って、ボートの上で大喧嘩を始める。
今まで たまっていた 鬱憤をこうちゃんは一気に吐き出す。
優等生、優等生…って言われるけど、 3歳から塾に通い、りくちゃんが遊んでいるのを尻目で見ながら,
勉強に励んできた こうちゃん。
それを笑うりくちゃんなんか 「だいきらいなんだぁっ!!」

 喧嘩の後、2人はますます仲良しになるの。
そうやって、心の中に嫌なことを貯めず、吐き出すからこそ 真の友情が芽生えるのかもしれないねえ。
きっと、来年の夏も 二人一緒に海へ来るはず(^^) 



なつはうみ
  内田麟太郎 文 村上康成 絵  偕成社

 あつい、あつい夏。
暑くて、へろへろになっている山に住むツキノワグマやタヌキ、キツネなどの動物たちの様子がとても面白い。
背景も赤を使っていて、いかにも暑そう!!
山の動物達はみんなで、海に行くことにする。
動物たちが海について、泳いでいると、ものすごい音が・・・。
なんと、山も海にやってくる。そして、「なつはうみにかぎるなぁー」って言うの。う〜ん、わかるわかる。




ようこそうみへ
  中川ひろたか 文 村上康成 絵  童心社

みんなで夏の海へ。
楽しく遊んでいると、空の雲に「一緒に遊ぼう」と誘われる。
ええっ、遊べるの? でも、ふしぎふしぎ。
雲のトランポリンやすべり台。わーい、楽しいな。



きんぎょのかいすいよく
  高部晴市 作  フレーベル館

夏真っ盛りのある朝。
フーちゃんはブンちゃんのおじさんがやっている海の家に遊びに行くことになった。
すると「きんぎょのあかさん」も「ツレテイッテヨー」というので、つれていくことに。
 海で泳いで(泳ぐ前はもちろん体操!)、こうらぼしして、また遊んで、
海の家でお昼を食べて、お昼寝して、それからまたまた泳いで…
なんてことをしていれば、真っ黒に日焼けしてしまうのは当然のこと。
一日、思い切り遊んで、真っ黒になって帰ってきたフーちゃん。
あかさんも一緒に真っ黒に。しばらくたつと、皮がむけて白くなったよ。(ほんとう??)



ねずみのかいすいよく
  山下明生 文 いわむらかずお 絵  ひさかたチャイルド

7匹の子ねずみが、みんなで浮き輪をもって電車(!)に乗って出発。
みんな楽しく海で遊んでちょっとお昼寝。
すると、お父さんが海の岩場に残ってしまうの。
なんとお父さんは泳げなかった!
泣きべそかいてるお父さんをねずみの兄弟たちが、力をあわせて助けようと頑張るの。
ねずみのお父さんはちょっぴりかわいそうだけど、兄弟がなんて頼もしい。
うちのパパも泳げないから、こういうことになったりして。そしたら2人は助けて上げるのかしら。




お化けの海水浴
  川端誠 作  BL出版

お化け屋敷の面々が、恒例の海にやってくる。
ここは、お化けだけの浜辺。もし人間が迷い込んだら、恐ろしい目にあう…。
ろくろっ首や砂かけばばあ、一つ目小僧たちはどんなふうに海水浴を楽しむのかな?
迷い込んだ人間は一体どうなってしまうの?
怖いけど、楽しいお話。




青いヤドカリ
  村上康成 作  徳間書店

この絵本の青色を見ていると、海に行きたくなる。
毎日海にやってくる男の子。だけど、潜れない。
「勇気」がちょっと足りないからかなあ。
たこに連れられて、海に潜っていく。そして、海の魚達や海の美しさ、楽しさを知る。
海が男の子に「ようこそ。いっぱいあそぼうな」と言っているような感じがした。
そして、男の子もちょっぴり成長したかな。





およぐ
  なかのひろたか 作  福音館書店

かがくのともの傑作集。
およぐということをいろんな観点から、わかり易く書いてある。
泳げるようになるにはどうしたらいい?
なんでからだが浮くのかな?
おふろやプールでいろいろ試してみよう。
体の力をぬくと、ほら浮いた!
顔を水につけるのがいやなら、 みんなで水のかけっこをしよう!
とにかく水となかよしになること。
これが大切なことなのね。 洗面器で息つぎの練習、だるまさん浮き…
いろいろな練習方法がのっています。