おすすめ絵本(9月)

今月は、「おじいちゃんの絵本」です。
残念な事に、私にはおじいちゃんとの思い出がありません。
おじいちゃんって、どんな存在?
うちのおじいちゃんは、お習字が好きで、
庭弄りが好きで、食べるのが好き。
歩くのは、嫌い。
横浜ベイスターズのファン。
怒ると怖いけど、やさしい。
というのは、りょうたの感想。
絵本でてくるおじいちゃんって、どんなおじいちゃんかなあ。
昔話にはいっぱい出てくるけどね。

おじいちゃんのイラストがなかなかなくて、おじぞうさんになってしまいました。
決して、駄洒落等ではありません。あしからず。


  おじいちゃん
  おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
  ぼくとおじいちゃん
  おじいちゃんといっしょに
  ゆっくりおじいちゃんとぼく
  おじいちゃんのどうぶつえん
  おじいさんのハーモニカ
  おじいちゃんのぼうし
  じいちゃんのステッキ
  みててね、おじいちゃん
  ぎんいろのじてんしゃ
  おさるはおさる
  だいじょうぶ だいじょうぶ
  海はひろいね。おじいちゃん
  バムとケロのそらのたび
  まめうしとまめじい




からにとび、画像がみられます。

おじいちゃん
   ジョン・バーニンガム 作 谷川俊太郎 訳  ほるぷ出版

 おじいちゃんは孫娘に根気強くつきあっているけれど、「おじいちゃんに向かって、そういう口のきき方はないだろ」と口をとんがらせたりする。
 孫娘はおじいちゃんが子どもだった頃の話を聞いて「おじいちゃんも 、赤ちゃんだったことあるの?」
ここはとても好きな場面。

 おじいちゃんの大きな手と足元の描写が素晴らしく、おじいちゃんの生きてきた歳月を感じさせる。

 おじいちゃんがいつも腰掛けていた緑色のいす。
いっしょに腰掛けたこともあるいす。おじいちゃんがいなくなったそのいすをみつめる、大きくなった孫娘。
ことばはない。
いすが、多くを語っているような気がします。



おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん
   長谷川義史 作  BL出版

 ぼく、おとうさん、おじいちゃん。じゃあ、おじいちゃんのおとうさんは?
 おじいちゃんのおじいちゃんは?
 おじいちゃんのおじいちゃんは、ぼくのひいひいおじちゃんになる。
 それじゃあ、ひいひいおじいちゃんのひいひいおじいちゃんは・・・・ とずっと、昔に坂のぼっていく。
 そして、果てしなく続く「ひいひいひいいひいひいひいひいひい・・・」
 これに、子ども達は大笑い。
 絵本中、ひいひいひいばかり。
 大正、明治、江戸…縄文時代以前まで遡っていき、そして、おさるさんまで、たどりつく。
 「人間はさるだったの??」





ぼくとおじいちゃん
  フリーデル・シュミット&ワルトラウト・ランケ 絵  アリス館

 文字のない絵本。
 ぼくとおじいちゃんのたのしくゆかいな一日が、時間を追って書かれている。
 朝起きて、着替えて、歯磨きをして、ご飯を食べて・・、公園や海にも行く。
 ぼくのするいたずらも、おじいちゃんは笑い飛ばしてしまう。
 いっぱい、遊んでくれる。
 明るくて、やさしくて、愉快なおじいちゃん。
 こんなおじいちゃんがいたら、素敵だね。




おじいちゃんといっしょに
  アリキ・ブラッデンバーグ 作 代田昇 訳  佑学社

 待ちに待った孫娘の誕生に銀の指輪やベッドを用意するおじいちゃん。
 子守唄を歌ってあげたり、お話を聞かせてあげたり、世話をやき、一緒に遊ぶおじいちゃん。
 孫娘はどんどん、大きくなっていく。
 娘もおじいちゃんが大好きで、なくてはならない人になった。
 娘が大きくなるにつれて、おじいちゃんは年をとって、やがて病気になり、体を自由に動かせなくなる。
 すると、孫娘が車椅子にのせて、散歩をしたり、寝る前には、小さい頃おじいちゃんにしてもらったお話や自分で作ったお話、おじいちゃんと過ごしてきた日々のお話をしてあげたりするようになった。
 おじいちゃんが亡くなった。
 少女の悲しみは計り知れない。
 でも、おじいちゃんと過ごした日々は、忘れがたい、大切なものになったに違いない。
 胸にぐっとくる絵本です。
 



ゆっくりおじいちゃんとぼく
  ヘレン・バックレイ 文 ポール・ガルドン え 大庭みな子 訳  佑学社

 おかあさんやおとうさん、おにいさんやおねえさん、周りのものはみんな、いつも急いでいるけれど、
おじいちゃんとぼくは、けっして 急がない。
 ゆっくり歩いて、時々立ち止まり、いろんなものをゆっくり ながめる。
 おじいちゃんとこんな過し方ができたら、素敵。
 別におじいちゃんじゃなくても、いいか。
 いつも走っているような子ども達は、
 たまには、ゆっくり歩いて、いろんなものをゆっくりながめるのもいいね。




おじいちゃんのどうぶつえん
  浅野庸子 文 浅野輝雄 絵  文化出版局

 ずっと一人暮らしだったおじいちゃんと住むことになった。
 おじいちゃんのうちは、大きな庭に花壇や畑がいっぱい。
 その上、僕たちのために動物をたくさん飼うという。
 やぎ、ぶた、からす、さる、ふくろう、うさぎ、はつかねずみ・・・・。
 動物達がいっぱいやってきた。おじいちゃんは一日中、動物達の世話をしている。
 ある日、さるのサブが病気になったことがきっかけで、おじいちゃんが病気になってしまった。
 今まで、動物の世話を一人でやっていたおじいちゃん。
 ぼくたちの手に負えない。あちこちで、騒動が起きる。
 やっと、おじいちゃんが起きられた時、おじいちゃんはふくろうを逃がしてしまった。
 「皆の事も考えずに、動物を増やしすぎてしまった。」という。
 でもね、おじいちゃんのおかげで、みんな動物好きになったんだよ。
それからは、みんなで世話をする事になった。
 近所の子供達も動物を見に、おじいちゃんの話を聞きに、大勢やってくるようになったよ。




おじいさんのハーモニカ
  ヘレン・V・グリフィス 文 ジェイムズ・スティーブンソン 絵 今村葦子 訳  佑学社

 ジョージア州のある鉄道線路のそばの小さな家におじいさんが一人で住んでいた。
 ある夏、ひとりの女の人がひとりの女の子を連れてやってきた。
 2,3日して、女の子を残して、女の人は帰っていった。
 おじいさんは、そのことに対して何も言わない。気にもしていない様子。
 女の子もまた、なにも気にしていないし、それよりここがとても好きになった。
 二人は、一緒に畑仕事をしたり、木陰でお昼ご飯や一休み。
 無口なおじいさんと静かな時が流れていく。
 木の葉の触れ合う音や蜂の羽音、コオロギやばったのはねまわる音も聞こえてくる。
 そして、おじいさんが言う。「これこそが、ジョージアのしらべだよ。」と。
 夕方、二人でポーチに座ると、おじいさんはハーモニカを吹き始める。
 おじいさんはたくさんの歌を知っていた。女の子は歌詞を教わって、ハーモニカに合わせて、歌った。
 9月になると、女の子は家に帰ることになった。
 女の子は「またくるね。」と約束して。
 そして、次の年、あの家に尋ねてみると、草がぼうぼう。
 おじいさんは重い病気になっていた。
 ジョージアの家を離れて、町に来る事になったおじいさん。
 女の子がどんな話をしても、とほうにくれた悲しい顔をするばかり。
 なにか吹いてとハーモニカを差し出しても、見つめるだけ。
 女の子がハーモニカを吹くことにした。練習した。かつて、おじいさんが吹いてくれた歌を全部。
 ある日、知っている歌を全部吹き終わった後で、自分が今までとは違った歌を吹いているのに気がついた。
 それは、あのジョージアの夏の調べ。懐かしいジョージアに帰ったような気がしたおじいさんは、そこではじめてくすっと笑う。
 無口なおじいさんとの静かな時の流れがとても素敵。耳を澄ますと虫たちの音やハーモニカの音が聞こえてくるようだ。
 おじいさんも女の子もこの音だけは忘れないだろうな。



おじいちゃんのぼうし
  メラニー・シェラー 文 ケイコ・ナラハシ 絵 青木久子 訳  徳間書店

 おじいちゃんのお気に入りの帽子。
 17年前に買ったんだって。
  おじいちゃんは、散歩の途中で、知っている人に会うと、帽子を少し持ち上げて、そのままちょっと手を止める。
 そして、軽く頭をさげて、「おはようさん」と言ってから、帽子をかぶりなおす。
 なんだか、とても格好いい。
 一緒に雪だるまを作った時は、雪だるまに帽子をかぶせた。ぼくはぼくの野球帽だ。
 ある時は、鳥小屋から、卵を12個、帽子に入れて持ってきてくれた。
 でも、途中で2個割れて、帽子の中がぬるぬるになった。
 おばあちゃんに「ぼうしが台無しじゃないの。」と言われても、おじいちゃんは駄洒落で返していた。
 おじいちゃんが亡くなって、帽子はぼくがもらった。
 おばあちゃんがぼくが持っているほうが、おじいちゃんが喜ぶだろうって。
 おじいちゃんのぼうし。まだ、ぼくには大きすぎる。
 でも、大人になったら、かぶって歩くんだ。おじいちゃんのように。
 おじいちゃんとの思い出がいっぱい詰まった帽子を大事にしてほしいなあ。



じいちゃんのステッキ(こどものとも518号)
  すとうあさえ 文 アンヴィル奈宝子 絵  福音館書店

 こぎつねなっくのじいちゃんのステッキは、長くて、つるつるしていて、あめ色にぴかりと光る。
 じいちゃんは、友達のりすじいさんとお散歩するのが大好き。
 ステッキをふりふり、胸をはって歩く。
知り合いに会うと、ステッキをひょいっとあげて、「ごきげんよう」とあいさつをする。
 そのかっいいことといったら・・。
 なっくは、おじいちゃんみたいにステッキを持って、お散歩したいなあと思っていた。
 冬も終わりに近づいたある日、ちょっとだけならいいよねえとなっくはじいちゃんのステッキを持ち出した。
 じいちゃんの真似をしてみるけど、ステッキが長すぎて、うまくいかない。
 すると、うさぎのペペが積んだ蓬を運ぶのに、ステッキを貸してくれと言う。
 次は、ありさんたちだ。川の向こう岸に渡るのに、ステッキを橋に貸してくれと言う。
 なっくが持っているとただの棒切れに見えるのかな。
 ステッキが川に落ちてしまった。さあ大変。
 ステッキはどんどん流されて行く。
 ステッキの姿が見えなくなった時、くまがパンを焼いているところを通った。
 パン焼きの棒をよく見ると、じいちゃんのステッキだった。
 くまさんにステッキをもらって、うちに帰ると、じいちゃんに誤った。
 すると、じいちゃんはステッキを撫でながら、鼻をぴくぴくさせ、
 「蓬のにおいがするぞ。ありさんたちも働き出したようだ。蜂蜜パンのにおいも・・。」
 そして、すっと立ち上がるとステッキをくるっと回して、「なっく、はるですぞ!。」と言った。
 なっくを攻めることなく、なっくのしてきた事を、当ててしまうじいちゃん。
 ステッキはうまく使いこなすし、とってもかっこいい。



みててね、おじいちゃん
  藤田千津 文 長谷川知子 絵  文研出版

 ぼくって、おじいちゃんにみててもらうと、なんでもできちゃうんだ。
 おじいちゃんには、応援パワーがあるんだ。
 自転車だって乗れるようになったし、スキップだって、逆上がりだって・・。

 「パワーのみなもと、豆ちゃんどうふ。うまいよー。」 とおじいちゃんはいつも、お客さんに言っている。
 でも、そんなおじいちゃんが、ある夜、救急車に乗せられて、行ってしまった。
 「おはよう!たっくん」と元気よく言ってくれるおじいちゃんがいない。
 「おかえり!」とおおげさに抱いてくれるおじいちゃんがいない。
 やっと、病院へお見舞いに行けるようになると、おじいちゃんが弱虫になっていた。
 ぼくは、おじいちゃんのために、洗濯物を届けることにした。
 雨の日も風の日も。
 すると、おじいちゃんがリハビリを始めた。
 「たっくんがいつもみとるで、なまけとったら、はずかしいで。」と。
 おじいちゃんがみててくれると、なんでもできる。おじいちゃんも、たっくんが見ててくれると、頑張れるんだろうなあ。




ぎんいろのじてんしゃ
  広野多珂子 作  PHP研究所

 いつも自分が1番偉いと思っていた「銀色の自転車」は、大売出しの日に、他の自転車と一緒に並べられることになった。
 今まで、店の一番奥で、一番高くていいものとして、飾られてきたのに。
 銀色の自転車はかんかんに怒っている。
 ついでに、自分を買った人は、身体に傘をたくさんぶら下げたちょっと変わったおじいさん。
 がさがさな手で 自転車をなでるので気持ちわるい。
 ますます気に入らない。
 ダックスという名前まで、付けられた。
 おじいさんの仕事は、傘の修理屋さん、雨の日には傘を売り歩く。
 おじいさんが「かさなおし」と大きな声をあげると、町の人々が一斉にこちらを見る。
 銀色の自転車は、恥ずかしくてたまらない。
 でも、おじいさんのところへ来る人はみな、自転車を褒めてくれるし、おじいさんは、いつも優しい眼差しで、自転車に声をかけ、布で拭いてくれる。
 でも、銀色の自転車はぶつぶつ文句ばかり。

 クリスマスの晩にサンタクロースの格好をした泥棒を見つけたおじいさんと自転車は、その泥棒を追いかける。
 ものすごい速さで。
 やがて、行き止まりにくると、泥棒は車を降り、おじいさんに体当たりしてきた。
 倒れたおじいさんを見て、腹を立てた自転車は、自ら泥棒にぶつかっていく。
 その晩、いつものように布で自転車をふきながら、言葉をかけるおじいさん。
 そんなおじいさんにやっと銀色の自転車も心を開いたよう。
 おじいさんのやさしい気持ちが、自転車を子どものようにかわいがり大切にする気持ちが、銀色の自転車の意地悪な気持ちを吹き飛ばした。
 おじいさんのやさしい笑顔が印象的です。




おさるはおさる
  いとうひろし 作  講談社

 ある日、おさるの子が耳をかににはさまれてしまう。
 痛くはないので放っておいた。
 でも、おさるは自分だけ「かにみみざる」になった気がして落ち込んだり、妄想を抱いたりするの。
 そこで、みんなの耳にかにをくっつけようとするのだけど、他のかにたちはすぐに耳から離れてしまう。
 「ぼくひとりだけ」とおさるは悩む。
 そこでおじいちゃんに相談すると、
 おじいちゃんは「たこしっぽざる」で悩んだことがあったし、おじいちゃんのおじいちゃんも同じような悩みがあったということを話してくれた。
 「おじいちゃんも、おじいちゃんのおじいちゃんも、この島で、みんなとのんびり暮らしてきたんだね。」
 「なにか困ったこともあったんだろうね。」「みんなおんなじだね。」
 自分だけじゃないということを、確認するように尋ねるおさるにおさるのおじいちゃんは、ずっと「うんうん」と答える。
 この「うんうん」がいい。
 ちゃんと、聞いていてくれる。ぼくのことを受け止めてくれている。という安心感がそこにはあるような気がする。
 うるさい事は言わない。それがこのおじいちゃんのやさしさかなあ。




だいじょうぶだいじょうぶ
  いとうひろし 作  講談社

 僕が小さかった頃、おじいちゃんと毎日のように お散歩を楽しんでいた。
 家の近くをのんびり歩くだけでも 沢山の発見があった。
 草も木も、石も空も、虫も獣も、人も車も、古くからの友達のように声をかけるおじいちゃん。
 そんなおじいちゃんと手をつないで歩いているだけで、ぼくのまわりは魔法にでもかかったみたいに、どんどん広がっていく。
 でも、新しい発見やたのしい出会いが増えると困ったことや怖い事にも出会うようになった。
 ばい菌がたくさんあること、沢山知らない言葉がたくさんあること、本当に大きくなれる?…
 心配する僕に、おじいちゃんは、ぼくの手を握り、おまじないのようにつぶやく。
「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」と。
 「だいじょうぶ だいじょうぶ」
 この言葉は、ぼくにとって、おまじないのように、勇気をくれたり、元気をくれたりする。
 ほら、心配していたことが嘘のように、楽しく思えてくる。

 僕が大きくなるにつれ、悲しいけれど、おじいちゃんは、随分年を取った。
 今度は、病院のベットで眠っているおじいちゃんに僕が声をかける番。
 「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」




海はひろいね、おじいちゃん
  五味太郎 作  絵本館

 夏は海。やって来たのは男の子とおじいちゃん。
 男の子は麦わら帽子に海パン姿、裸足で準備万端。
 おじいちゃんは長袖、長ズボン、靴履き。
 パラソルにイス、そして本を抱えている。
 海辺で読書なんて、ちょっとおしゃれ。
 目的は違うけれど、それぞれやる気満々なよう。一緒に遊べれば、もっといいけど。
 「広いねえ、おじいちゃん」
 「海だもの、そりゃ広いさ」
 「船だよ、おじいちゃん」とびっくりしている男の子。
 それもそのはず、空から船が飛んできたの。
 でも、おじいちゃんは本を見たまま、「海だもの、そりゃ船ぐらいいるさ」と言う。
 誰かが泳いできて「コンニチワ」、と言うのも、本を見たまま。

   おかしなことを言う孫に「まさか、○○じゃあるまいし…」
 三度目には「すこし静かにしておくれ、むずかしいご本読んでるんだからね…」
 でも、振り返るのよ。これが・・・。思わず笑ってしまった!
 おじいちゃんの変化が見もの。
 男の子のびっくりした姿とうれしそうな表情、さらに最後のふたりの会話、これが素晴らしくいいの。
 おじいちゃんって、こうだよねえ。でも、やっぱり、おじいちゃんって・・・。




バムとケロのそらのたび
  島田ゆか 作  文渓堂

 大好きなバムケロにもおじいちゃんが登場。
 バムの家におじいちゃんから大きな小包が届く。
 小包の中身は組立て式の飛行機。なんて、素敵なの。
 それに乗って、おじいちゃんの誕生日に遊びにおいでなんて。かっこよすぎる。
 おじいちゃんのバイブル、「ふしぎな ひこうきじいさん」のせいかな。
 バムはケロと一緒に飛行機を作り、おじいちゃんの誕生日パーティーのために飛行機にのって出発。
 途中には たまねぎ山脈やりんご山、かぼちゃ火山などがあり、ハラハラ・ドキドキの珍道中。
 おじいちゃんの家の目印は、おじいちゃんの顔の形の煙。
 おじいちゃんの80歳のバースディケーキには、飛行機に乗ったおじいちゃんの人形が載っていたよ。
 おばあちゃんのお手製かな。



まめうしとまめじい
  あきやま ただし 作  PHP研究所

 まめうしにもおじいちゃんがいたんだよ。
 お父さんは普通の牛なのに、おじいちゃんはまめうしと同じくらいの大きさなの。だから、まめじい。
 昔は、お父さんより大きかったんだって。
 でも、年をとっていくうちにだんだん、小さくなって、この大きさになったんだって。
 おじいちゃんになるのを、小さくなるのを待っていたんだって。
 まめうしと遊ぶために。
 まめうしとまめじいは、いっぱい遊ぶ。
 花にのったり、かえるやとかげの背中にのったり、はっぱにつかまって飛んだり、とっても楽しそう!!
 そして、昔、海に冒険に行った時の話をしてくれた。
 これから、毎日まめうしと遊ぶんだって。
 おじいちゃんになるのが、楽しみになりそう!!