

天津の郊外に、盤山という景色のきれいな所があると聞いたので、行って来ました。天津の郊外と言っても、天津から100キロ以上あるんですよ。それでも天津なんですよ。すごく広いんだなと実感しました。朝、6時半近くに部屋を出て、7時15分の電車に乗り、薊県駅に10時15分頃つきました。そこから相乗りタクシーに乗り、盤山に10時半ごろつきました。ちょっと見ると、岩がゴロゴロとした感じの、奇観が売りの山だと言う感じがします。歩くには、ちょっと時間的に遅いといわれ、仕方がないので四輪駆動のJeepのタクシーで登ることにしました。

所々で適当に、運転手が観光案内をしてくれます。これは十分ぐらい登ったところから、30分くらい歩いて登ったところにある寺の中の写真です。左が関羽で、右が達磨です。この山は、清朝の皇帝達が避暑地として、利用していたらしく、至る所の岩に皇帝が訪問した記録が残されている。この山は、だいぶ山としての年齢が高いらしく、浸食が進み、巨石が不自然に石の上に乗っているところがあったりする。この山には多くの、寺院があったらしいのですが、そのほとんどは日本軍によって壊されたそうです。あまり外国人が来ない観光地のようで、ガイドする中国人が、ちょっと日本人に話すにはどうしようかと、戸惑っているのがよくわかる。そのガイドしてくれたのは、タクシーの運転手の奥さんの実家の人だった。そして、そのガイドしてくれた人の家で昼食をとった。本当の庶民の家庭料理だ。思ったよりいけた。

昼食の後は、いよいよ山頂へと向かうこととなった。このときすでに2時過ぎであった。山頂までの道は、でこぼこで車が激しく揺れた。なるほどこんな道ならば、Jeepでなければ通れない。それにしても揺れがひどい。一瞬浮いたからだが、すぐさまシートにたたきつけられる。シートが薄く、シートの枠組みのパイプにしたたかに背中をぶつける。道も、ガードレールもなく、路肩は今にも崩れそうで本当に大丈夫なのかと、大変心配になった。しかし、窓の外の景色はため息が出るほどきれいなものだった。今まで、どこまでも平地が続く景色ばかり見てきたが、これはホントに素晴らしい。山頂には、写真にあるような塔が立っている。ここからの景色は、本当にしばし時間を忘れるような素晴らしい景色でした。地平線を初めて見たのではないでしょうか。水平線は日本でも見ることが出来ますが、地平線は、なかなか日本では見られませんものね。

山の下までJeepで降りたのは4時半頃でした。それから普通のタクシー(軽のワンボックス)に乗り換え、独楽寺に向かいました。ここは宋の時代の寺で、建物が木造建築としてかなり古くて有名だそうだ。でも宋の時代だと法隆寺よりだいぶ新しいはずだが。この写真の「観音之間」に観音様の立像が安置されている。いい仏像だが、中国の仏像はどこも埃まみれだ。日本では恒例の煤払いが、中国では行われていないようだ。テレビ局が取材に来ており、「観音之間」の前にカメラ用のクレーンが見える。実は、この独楽寺とその後いった白塔は、乗り換えたタクシーの運ちゃんが、閉館時間を過ぎているのを、無理矢理頼み込んで入れてもらったのです。こんなことも出来るのですね。この後更に、近くの湖を見てから帰途につきました。湖を出たのは7時過ぎ、天津に着いたのは10時過ぎでした。ちょっと疲れたかな。
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