兄の旅立ち

兄が旅立ったのは2000年3月13日でした。

皆さんは急性心筋梗塞と言う病名を知ってますか?

急性心筋梗塞

私は兄が旅立つ前、下呂に旅行へ行き・・・

お土産を持って実家へ顔を出したことを覚えている。

それが私と兄の逢う最後の日でした。

母の話だと兄は急に夜中に苦しみだし

のた打ち回りながら母を必死で助けてくれと呼んだらしい

母が何処が痛いの?って聞いても胸から全体が痛いと

慌てて父も起こして、ある病院へ・・・

行った病院は緊急指定で、その日は開業していた。

兄の凄い苦しがりように父は入院をさせてくれと病院の方へ

依頼をしたのだが・・・病院の解答は予約で一杯ですと・・・

断られてしまった・・・!今・・・思えば腹立たしい!

どうして兄の異常に気が付いてくれなかったのか・・・

入院をさせてくれて検査をしてくれれば兄は今でも居たかもしれない。

その日は診察も終えて痛み止めを貰って一度は帰宅・・・

とりあえず薬を飲み痛みは治まったと言う事でした。

私が実家に戻った時は元気そうに見えたかな・・・

その日の兄は自宅で静養して寝ていた。

夜に、なって母の作った・・・お粥を食べてね。!!

兄の食べてる姿を見て、これだったら大丈夫だと!

私は思ったの・・・だって・・・丼でお粥をパクパクとたいらげて!

おかずも全部、残さずに・・・!

その時は安心した反面、何故か妙な胸騒ぎが有ったのだけど・・・

私は家に帰宅・・・

その次の日、兄は親に黙って仕事へ行った。

母は帰らぬ兄の為に大好きなカレーを作って兄の帰宅を待っていた。

その次の朝・・・実家に悪夢のような一本の電話が・・・

電話の相手は警察からだった・・・

兄を見つけてくれたのは通りがかりの人だった。

道の片隅に車を止めて兄は帰らぬ人になっていた。

突然死・・・見抜いて欲しかった。

病院に対して言いたい!!!