FRUITS BASKET FROM AMERICA_ベビーサイン

Baby Sign

一歳四ヶ月頃に花凜が使っていたベビーサイン一覧表

 BOOK10.GIF - 1,015BYTESベビーサインとは

 花凜が生まれて数ヶ月の頃、ベビーサインというものを新聞の家庭欄でみつけて、興味をもった。2歳前のまだ上手に言葉を操ることができない赤ちゃんと共通のサインを使ってお話ができるというのだ。それと知らなくても、赤ちゃんは自然と親をまねて「バイバイ」や「いないいないばあ」を覚えていく。これをもっと積極的に教えていくと、赤ちゃんのほうから「猫がいるよ」ってな具合に話しかけてきてくれるというのだ。何を考えているやらわからない赤ちゃんとお話ができるなんて、楽しそう!っと本を買い込んですっかりやるき満々になった。

もっと詳しいことを知りたい方は本を読んでみてください
 「ベビーサイン−−まだ話せない赤ちゃんと話す方法」
  径書房 (原著)Linda P. Acredolo, Susan w. goodwyn (翻訳)たきざわ あき


  BOOK11.GIF - 1,025BYTES最初に何を教える?

 本には、9ヶ月くらいになると、興味のあるものを指差しして「あっあっ」というようになるから、そうなったらサインを教えていきましょう、なんて書いてあった。こっちは早く仕込みたいのに花凜は9ヶ月すぎても指差しなんてしてくれないのだ。身近にあって、赤ちゃんが興味をもっているものから教えるといいらしい。でも、花凜が何に興味をもっているかなんて、こっちには全然わからない。うーーんと悩んだあげく、【お花】にすることにした。花凜の名前にも【花】が入っているくらいだから、興味持ってもらわないと、と勝手に決めて9ヶ月半くらいで仕込みをスタートした。
 【お花】のサインは、両手の手のひらをくっつけて、指を丸く開いてお花の形。お散歩しながら、【お花】をみつけてはベビーカーの横に座って、「お花だよー。きれいだねー」と言ってサインを繰り返す。絵本を見ながら、お花がでてきたら、「あ、お花だね。赤いお花だね」と言ってサインを繰り返す。
 何日も、何日も、そうして仕込んでいく。花凜はわかっているのか、いないのか、こっちには知るすべもありませんが、ひたすら教えつづけた。


 BOOK12.GIF - 1,023BYTESはじめての言葉?サイン?

 そんなある日、掛け時計の前で花凜を抱っこして、「時計さん、今何時ですか〜。 10時30分ですって」などと話をしていたら、Karinが「こっちこっちこっちこっち」と言っていることに気づいた私。ん?これってもしかして?
 その後も、時計さんとお話をするたびに、花凜は「こっちこっちこっちこっち」と言っている。そうなのだ。意識して仕込んだ【お花】よりも、【時計】に興味があったらしい。いや、たまたま発音できる言葉と、名前が一致しただけの話だけど。時計さんとは以前から「♪こちこちこっちん お時計さん」の歌を歌ったり、「こっちこっちって音がするねー。聞こえる?」なんて言って遊んでいたから、花凜も親しみを感じていたのかもしれない。

 そうとわかったら、誉めまくり。「かりん、よくわかったねー。そうだねーこっちこっちだよね。時計さんだよね。」とこちらも、その度に誉めまくった。そ
れにしても、ママやパパよりも先に9ヶ月で「こっちこっちこっちこっち」とは、ちょとトホホという気持ちにはなったけど。


BOOK13.GIF - 1,032BYTES牛の鳴き声

 我が家にはママの趣味で、ブルーナの絵本が多い。ブルーナの絵本には牛が登場する。牛のぬいぐるみもどきもあった。Karinがねんねの頃から、絵本の台詞を真似て「もーーー。花凜ちゃんがお生まれになったそうでおめでとうございます。もーーー。もーーー」なんてやってよく遊んでいた。
 ある時、その牛のぬいぐるみもどきを振って鈴の音をさせながら、花凜が「んーー。んーー。」って言っているのに気づいた。どうやら、「もーー。もーー。」って言っているのを真似ているらしい。そういえば、これって、ずいぶん前からやってたような。
 気づいてあげなければ、花凜も言わなくなってしまうのかもしれない。もしかしたら、気づいてあげられなかったサインもあるのかもしれない。


 

 BOOK14.GIF - 1,028BYTESママが先か、パパが先か

 子供に何と呼ばれたいか。親になるとわかったときからそーたんとの会話にもしばし登場した定番のネタ。日本人なら、「お父さん、お母さん」でしょ、と言ってみたり、「父ちゃんとマミィ」にすると言ってみたりしたが、いざ花凜が言葉に近づいてきたら、早く呼んでもらいたくて、「パパ、ママ」とお互いを呼ぶようになっていった。花凜に覚えてもらえたくて、「パパ〜!」 「はーい」  「ママ〜!」「はーい」  「かりんちゃ〜ん」なんて呼び合ったりして。
 そのうち、花凜も「マンマンマンマン」とか「パパパパッ」などと似たような言葉を発するようになってきた。でも、パパやママを呼んでいる風ではない。ただ音を出して遊んでいるだけ。それでも、パパとママは呼ばれたつもりで、必死で返事を返してしまう。完全一方通行。
 ところが、1歳になる三週間前。その日は突然やってきた。床に新聞紙を広げて、パパとママは靴磨きをし、花凜は一人で遊んでたら、「パパ〜」「パパパ〜」「パパパ〜」とパパを呼び始めたのだ。
 大喜びで返事をするパパ。
 パパに返事をもらってニコニコの花凜
 嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもあるママ。
 そして飽きることなく、パパを呼びつづける花凜
 ママに気を使って、花凜にママと呼ばせようとするパパ。
 いいのよ。ママは花凜に、これからたくさん呼ばれるんだから。


 

BOOK15.GIF - 1,050BYTES一歳!

 11ヶ月頃になると、バイバイやおててパチパチなどの赤ちゃん芸が、週に1個くらいのペースで増えてきていた。もうすぐ一歳だし、指で【イチ】と出せたらいいなと、教え込もうとした。蛙飛ばし遊びで【イチ】の形はできるようになっているし、後はその形のまま体の前に出せればいいのだから、すぐに出来るはずと思った。
 まずはしつこいくらいに見本を見せる。「花凜ちゃんは何歳だっけ?」「一歳だよね〜。」っと言っては【イチ】をする。何度も何度も繰り返した。3日たち,やがて一週間を超えた。でも,できなかった。
嫌がられても困るので,お誕生日の披露はあきらめて,それ以降ほとんどやらずに一歳の誕生日を迎えてしまった。
そしてしばらくたったころ,「花凜ちゃんは何歳だっけ?」と聞いてみたところ,ちゃんと【イチ】をしてくれた。いつの間に練習していたのだろう。
そしていつしか,言葉でも「いっさぃ」と言うようになった。
今では,初めてのご挨拶のときには,必ずやる自慢の芸になった。2歳になったとき,ちゃんと【二】ができるか不安なだな。


 

BOOK16.GIF - 1,042BYTES滑り台とバナナ

 滑り台は右手で左腕をなでるのがサインとなった。これはママがしまじろうパペットをはめて左腕を滑り台にみたてて遊んで見せたことから,花凜がサインに使ってくれるようになった。
 絵本を見ていたら,
バナナの絵のところで,花凜が右手で左腕をなでた。「バナナ,滑り台みたいねー。よく考えたね。」といってそのサインを誉めたところ,バナナのサインも右手で左腕をなでるものになった。
 サインが定着してくると自分で考えるようになるというが,本当に自分で考えているんだと実感できて,とっても嬉しかった。
でも,食事の度にバナナを催促するのはちょっと困ってしまうけどね。


 

BOOK17.GIF - 1,035BYTES滑り台に行きたい!

 花凜とのお散歩コースの一つにかわいい赤い滑り台とお砂場のある公園がある。ちょっと遠い。でも花凜は滑り台がだーい好き。
ただ歩くだけのつもりでお散歩に出た日,その公園に行くコースの途中まで歩いていた。疲れた花凜は抱っこをせがんでくる。そんなときは「花凜ちゃんはどっち行くの?」と聞くとだいたい「あっちー」と適当な方向を指差して再び歩きだすので,その日も同じように聞いてみた。
花凜は右手で左腕をなでた。
えっ?それって滑り台に行きたいってこと? 「滑り台行くの?じゃあ,歩いていこう!」というとママと素直に手をつないで再び歩き出してくれた。それ以降もときどき止まって,「だっこー」と言うけれども,「花凜ちゃん,滑り台行こうね」と言うと,たまに滑り台のサインなんかしながらてくてく歩いた。そして,ついに自力で目的の公園までたどりついてしまったのだ。
 おそるべし滑り台好きの力。でも,もちろん帰りはほとんどママが抱っこしたのだけどね。


BOOK18.GIF - 1,036BYTESそしてコチコチは

 最初のサインだった「こっちこっちこっちこっち」。そういえば最近聞いていないなーと思ったのは,1歳4ヶ月。
 「花凜ちゃん時計はどこ?」とか,「こちこちさんは?」などと聞いたり絵本で時計の絵を見たときには,「うぉー」と声をあげながら家の掛け時計を指差したりしていた。ひょっとして,言えなくなったのかな?と思い,しつこく聞いてみたけど,やっぱり言わない。
そのうち「こっこっこっこっ」
あら花凜ちゃん,言えなくなっちゃったのね。かわいかったのにな


BOOK10.GIF - 1,015BYTESベビーサインを書き出してみようかな

  一歳二,三ヶ月の頃にサインがどんどん増えていった。ときどきパパの知らないサインもあったりする。このまま増えていっても、ベビーサインは一時期しか使わない言葉だし、いつかは「こっちこっち」のように消えてなくなってしまうのだろうなとふと寂しくなり、書き出してみることにした。体を動かすサインは図解なんかしたらわかりやすいのだけど、図は苦手なので、言葉でかいてみた。ま、後で自分が思い出して懐かしめればいいかなーといったところ。一つのサインで複数の意味をもつものあり、結構擬音語がサインになっているものもある。一般にはこれを赤ちゃん言葉と呼ぶのだろう。やさしいサインを考えたつもりでも、花凜は正確に真似できていないものも多い。でも、伝われば問題なし。
 てなわけで、作ってみましたので、こちらからどうぞ。

 サインは生活の中から生まれたものばかり。でも、「2歳のえほん百科」という絵本の貢献も大きかった。この本は1歳のお誕生日プレゼントとしていただいたものだ。いただかなければ選ばないような絵本だったかもしれない。でも、花凜はかなり気に入っている。この絵本は、動物、昆虫、花、乗り物、食べ物、生活習慣(手を洗っていたり、お風呂に入っていたりする絵)、おもちゃなど広範囲のものが絵や写真で載っている。この本を見せながら象さんだね「パオーンパオーン」などど右手で鼻の動きをしてサインを教えていくとだんだん真似をするようになり、いつしかページをめくる度に何かサインをしてくれるまでになった。花凜は早起きで、パパよりもママよりも先に起きる。起きると、押入れの扉を開けて自分の本棚からこのお気に入りの「2歳のえほん百科」を取り出して、毎朝自習していた。眠ったふりして見ていると、一人で見ているときにはサインをしないでじーーーっ見ているだけだった。やっぱり、ママとかパパが相手をしてあげないと、サインをしてこない。相手がいないとつまらないものね。

興味があったら、こちらをどうぞ
 「2歳のえほん百科    講談社の年齢で選ぶ知育絵本〈2〉」
 講談社  (著者)藤永保 他


BOOK11.GIF - 1,025BYTES擬似大家族体験で二語文

 パパのアメリカ留学のため、船便を送り出した後の一ヶ月間はパパとママの実家を行ったり来たりした。今までは昼間はほとんどママと二人きりだったのに、急に大家族になった。やっぱり、たくさんの人の会話を聞き、たくさん話しかけられたことによって、花凜のしゃべりたい気持ち、欲求を伝えたい気持ちも以前よりも高まったようだった。
 「あっち、あっち」と玄関の方を指差して外に出たいと言い、桃が好物になれば桃を見るたび、「もも、もも」と食べたがったり、美味しいものを食べれば「おいしい」とサイン付きで教えてくれ、ママがトイレに行けば「チー」と言って追いかけてきた。ママの実家はちょっと遠いので、ママと花凜だけで帰省していた。パパと会えなくなってしまって、寂しい花凜。「パパ、かいしゃ」と二つの言葉をくっつけて頻繁にパパを思い出していた。休日にパパが現れた方向を指差して「パパ、あっち」とも言う。「○○あった」というのも目立ってきた。「シュー、いこっ」(滑り台、行こう)と言ったりもした。
 
二人目は言葉が早いとか聞くけれど、やっぱり家族は多かったり、保育園に行っていたりして接する会話が多いほうが、言葉を覚えるのも早いのだろうな。


BOOK12.GIF - 1,023BYTES「あか」と「あお」

 色に名前があるとわかったのもこの頃。ばあばに「あか」を教えてもらったらしい。赤いものを指差して「あか」と言えるようになる。それもかなり得意気。でも、色は全部赤だと思っているらしく、目立つ色のものは「あか」になってしまったりする。次に青を教えた。でもこの二つとっても間違えやすいのか、それとも全然わかっちゃいないのか青いものをゆびさして「あか」と得意気。教えれば「あか」「あお」と口で言えるようになっていたので、サインも考えなかったけど、こういうのを手であらわそうとしたらどうなるのだろう。身近な赤いものや青いものを表すサインを考えてそれを色のサインにしたりするのかな。ちょっとややこしくなってしまうな。
 青の後はなぜか桃色。なぜって、ちょうど桃のおいしい時期だったのだ。花凜は桃が大好物。もちろん「もも」と言える。クレヨンで桃色の丸を描きながら、「桃色だよー。桃」と言っていたらすぐに桃色のものを「もも」と言えるようになった。やっぱり興味のあるものは覚える速度が断然速い。


 BOOK13.GIF - 1,032BYTES「ねぇ」

 ママは花凜に向かってしゃべるときに語尾に「ね」をつけることが多い。花凜はママの言葉を聴くことが何より多いのだから、真似して当然。やっぱり真似をした。
ママ「花凜ちゃん、おふろはいろうねー」
花凜「ねぇ」
花凜にとっては「ねぇ」というのは、相手が喋ったことに対する同意のように使われている。
パパやママの実家のお風呂に入るのが嫌で泣いているときにも、泣きながらも大きな声で「ねぇ」。お風呂に入らなくっちゃいけないと花凜もわかっちゃいるだろうな。でもいつもと違うお風呂で嫌なんだよね。たった一言「ねぇ」だけで、その気持ちまでわかってしまうよね。


BOOK14.GIF - 1,028BYTES言葉の爆発期

 一度おしゃべりが始まると、その勢い止まらない。アメリカにやってきてからも言葉の数はどんどん増えていく。気がつくと最近体を使ったサインは増えていなった。言葉をゆっくり繰り返して教えるように言うと、短い単語ならだいだいまねできるようになってしまった。でも難しいのはまだ言えない。
 ヨーグルト→イールート
 正しく言えなくっても、ママやパパに伝われば、問題なし。もう体を使ったサインは卒業なんだろうね。

過去形と現在形の使い分けのようなこともできる。
パパと花凜が先に行き、ママが後から追いかけていくような時、ママの姿がみえないと、
花凜「ママ、ママ」(半泣き)
パパ「ママ来るよ」
花凜「ママ、くる。ママくる」
ママの姿が目に入る
花凜「ママ、きたぁ!」


BOOK15.GIF - 1,050BYTES 「ぱぱんー」「ままんー」

 一時期(2,3週間)、所有格を「○○んー」と言って表現するようになった。たとえば、洗濯物。パパのシャツを握って「ぱぱんー」、ママのブラウスを握って「ままんー」、自分の靴下を持って、「かりんー」。ご飯のとき、パパのコーヒーを指差して「ぱぱんー」、ママのパンを指差して「ままんー」、自分のコップを持って、「かりんー」。でも、「ぱぱんー」と「ままんー」以外の「○○んー」を聞くことができなかった。アメリカに来てしまって、3人ぼっちの暮らしが始まったばかりの頃だったからだ。それにまだ親しいお友達もできていなかったし。日本にいたら、「ばあばんー」とか「じいじんー」とかも聞けたかもしれない。ちょっと残念。

 その後、「○○んー」は、「○○もー」に変化した。「○○もー」は使用された期間が非常に短くほんの数日のことだった。そして、その後は正しく「ぱぱのー」「ままのー」「かりんのー」と言えるようになってしまったのだった。「○○んー」の方がかわいかったなぁ。


BOOK16.GIF - 1,042BYTES楽しかった一年間

 花凜にベビーサインの【花】を教え始めたのはおよそ一年前。あのころはまだ花凜はハイハイとつかまり立ちだった。一歳八ヶ月になった今ではジャンプもするし、お歌も歌う。そしてたくさんお話をする。小さな子供の一年間というのは、やっぱり凄い。
「バナナが食べたい。」「ブランコに乗りたい」「ちょうちょがいるよ」「お花きれいだね」と、花凜の方からもたくさんサインを送ってくれた。
 ベビーサインの本には、赤ちゃんが自分の欲求をサインで伝えられるから、泣きわめくことが少なく、赤ちゃんも親も楽になるというようことが書かれていた。でも、実際には花凜がなぜ泣きわめいているのか分からないこともたくさんあった。私は他の子供を育てたことはないのだから、泣きわめく回数が多かったのか少なかったのかも、なんとも言えない。それから、ベビーサインをすると、言葉の発達が早くなるというようなことも書かれていた。確かに、花凜の言葉は少し早いかもしれない。一歳八ヶ月で、三語文もちらほら出始めた。でも、生まれたときからずっと体が大きくて、首が据わるのも、寝返りも、歩き始めるのも、これまで全部早かったので、個性によるところが大きいのだろう。
 
ただ、こちらが教えたサインをその小さな手で、体で表現してくれるのを見るのは、とても楽しい時間だった。散歩の途中で花凜が何かを見つけたときに、サインで教えてくれるのは、本当に楽しかった。

 花凜のベビーサインは、擬態語が多い。車を「ブーーー」といったり、犬を「ハッハッハ」と言ったり。一般的には赤ちゃん言葉と呼ばれるものだ。でも、あえて私はこれをサインにした。それは、私が体を使ったサインをそれほど多く考えられなかったことと、花凜が細かい動作はうまく真似できないことが多いことからだった。例えば車のサインをハンドルを握って操作するようなサインで教え始めてみたこともある。でも、結局は発音しやすい擬音語の「ブーーー」がサインになった。ただ、擬音語をサインにするときにも、必ず本当の名前を一緒に言うように気をつけた。これは体を使ったサインの時と全く同じだ。赤ちゃん言葉はいつか自分から卒業しなくてはならない。そのために、【車=ブーーー】ということが自然に理解できるように教え始めのときから配慮するようにした。

 ベビーサインの使用期間はほんとうに短い。でも、「ぞーさん」と言えるようになった今でも、象を見ると「ぱーおん、ぱおーん」と言って、右手を象の鼻のように動かしている。きっと、こうして体を動かすことも楽しいのにちがいない。だから、花凜にとっても、サインを覚えて使うことは楽しいことだったのだと思う。ま、赤ちゃんなんて楽しいことしかやらないだろうけど。
 そしてくどいようだが、花凜がベビーサインをするのを見たり、サインで一緒におしゃべりするのは本当に楽しかった。今や文章を作りだしママやパパと会話らしきものも成り立つようになった。それはそれで楽しいのだけど、赤ちゃんを卒業してしまうようで寂しくもある。また次の機会に恵まれた時には、今度は花凜にも教える側にまわってもらって、まだ見ぬ赤ちゃんと楽しくおしゃべりできたらなと思っている。(2002年10月21日)


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