昔のかずま日記

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11月10日  陣痛始まる

その日は38週目の検診の日であった。
「子宮口が3cm開いてます。あと数日で生まれるでしょう」と先生が言った。陣痛はその晩から始まる。22時だんな様と時計を見ながらハラハラする。12〜3分間隔で陣痛らしきものが押し寄せている。午前1時頃、産院に電話。来てください、とのことでパパがママを産院に連れて行く。



11月11日 一真の誕生

産院入りしたママはパパを見送り、陣痛室へ入る。「まだ生まれなさそうね」と言われ、いったんゆっくり眠ってしまう。朝になった。陣痛は消えていた。看護婦さんに「家に帰ってもらうかも」と言われた、その後かすかな陣痛が再び始まる。午前9時、内診にて人工破膜により破水する。10時、本格的な陣痛が始まり、パパが仕事場から駆けつける。11時50分分娩室へ。3回いきんだのち一真誕生する。ちょうど正午の事であった。

出てきた一真は・・!?

手足を大きくクロールさせながら「ほにゃらふにゃらあ〜ふにゅふにゅ」と産声。ママは「小さくてかわいい〜」と、初めてわが子を抱っこした。その瞬間、一真はベロ〜ンと母の胸の上によだれをたらした・・・それが我が息子・変態一真のはじまりだった・・・

生まれたての子は『猿』と言うのが世間の相場だが、わしだけはどう見ても『魚』にしか見えなかった。


11月16日 黄疸出てくる

一真は2600で生まれ小ぶり。ミルクの飲みも悪くせいぜい多くて20cc。おまけに3000以上で生まれた子よりも体温調節が未熟らしく、こたつやら厚い毛布やらかぶせないといけないらしい。看護婦さんに「この子元気ないみたいよ」と言われた。この日黄疸が出てきて光線治療を1日間うけることに・・。両親は初めての子なので心配ばかりで・・・。しかし、一真はそんな親を尻目にすくすく育ってゆくのであった。

この頃の心配事はいったいなんだったの?



12月12日 1ヶ月検診

体重は約1s増えて3520になった。身長は体重の割りに高いらしい。両親に似てこの子は背の高い子になってゆくのだろう。この子は将来モデルになれるかも・・・と、親バカなことを考えていた両親であった。

頭の形が良くなればな。


12月×日(年の瀬頃) 笑った!!

いつものように、一真を抱いて3人でコタツに入っていた。パパとママは睡眠不足やら育児の疲れやらで黙っていた。パパがふと一真を見た。「あっ、笑った!」パパの言葉を聞いてママも見てみると、一真は笑顔を見せていた。一瞬の出来事だったが、それが一真の初めての笑みで、夫婦を癒してくれた瞬間であった。 

本心で笑ってるかどうか知らんが、取敢えず嬉しい事には変わりない。


1月11日 2ヶ月になる

体も少し大きくなり、母乳だけでは間に合わず、食事にミルクも足すようになった。おかげでプクプクと一真は丸くなり始め、う×ちも毎日でなくなり、緑色に染まりだす。。

酸っぱいねん、匂いが。


1月×日 カメラが届く

深澤家にカメラが届いた(じじばば、ありがと〜)。その日から毎日のように一真を撮っている。可愛いしぐさ、笑った時など、すかさずカメラを手に持つ。そのおかげで深澤家の家計簿はフィルム代、現像料などで埋められていってしまったのである。しかも可愛い息子も写真に写ればただの赤ちゃんなのだ・・・。

父親に似て、写真写りは非常に悪い。
寝相も悪い。
『屁』もくさい。


2月18日 百日祝い

パパ家のじじばばがやって来た。某Dスーパーより特注の鯛のおかしら付(美味しかった)を前に並べられ、一真はかなり緊張気味であった。
ちなみに、鯛は明石で水揚げされた立派なもの。東京の普通のスーパーでで買ったら5,000円近くはする代物だ。ブルジョアジーに食えるか?わしらだから食えるのだ。(父親)


3月4日 よく頑張ったで賞

本日、一真初めての予防接種、三種混合を受けに行った。針が刺さった瞬間、大泣きをしたが、すぐに何も無かったような表情になった。そんな一真がとても勇敢に思えてた。よく痛みに耐え、頑張った!えらっかたぞ、一真。そんな一真くんに、よく頑張ったで賞を!

何も無かったよーな顔をしてたのは、多分、注射のことはすっかり忘れたのだろう。


3月15日 熱の塊『かずま』

一真は平熱が高めだということがわかった。BCG接種の為、接種前の体温を測る。が、しかし熱があるではないか!!37度5分以上あれば、接種不可能なのである。3回目計ってみて、やっと37度4分まで下がった。医者曰く、「きれいな喉をしておる。これで風邪なんぞひくはずがない。この子は平熱が高めなんだよ」と。そうだったんだ。思えば一真の体は異様に熱い。まるで熱の塊のように。大人が涼しいと感じるくらいが一真にはちょうど良かったりする。買い物へ行くと、近所のちょっとお節介なおばさん達に「赤ちゃんにそんな薄着をさせちゃだめ!風邪ひかせるわよ」と、幾度と無く言われるが「この子は医者のお墨付きで熱の塊ですから!」と、これからは言っておこう。

差し詰め、小型の原子炉が家に転がっているようなもんだな。



3月19日 親ばか

4ヶ月検診に行く。集団検診のため、同じ月齢の子が集まっていた。結果は、『異常なし』検診から帰って来た後、両親から出た言葉は「一真が一番可愛かったね〜」二人とも親ばか言ってます。きっとどこの親も言っているのだろう。みんなわが子が一番可愛い。みんな親ばかなんだろう。友達に「どう?調子は?」と言われると、返す言葉は「はい、親ばかやってます!」

おれはやってない。。つもりでいる。


3月×日 臭いのは誰?

一真のおならは臭い。1日何回やったら気が済むのだろう。誰に似たのだろう。パパの悪いとこもって生まれたようだ。

うるさい。



3月30日 首据わる

両手を引っ張ると、頭もついてきた!そう、ようやく首が据わったようだ。4ヶ月健診以来、毎日毎日腹ばい運動を続けてきた。日に日に頭をもち上げる持続時間が長くなっていった。もっと早くから運動をさせていれば、もっと早く首が据わっていたのだろうか・・・。あ、確か近所の人、「うちはね〜、1ヶ月から腹ばいさせてたから1ヶ月の終わりごろには据わったのよう〜」と、(自慢そうに)話してたかな。



4月1日 離乳食開始

一真は親の期待通りにおかゆをプーっと吐いて、「こんなん、食えるかー!」と、大泣きしてくれた・・・。



4月3日 大飲み一真

いつも通りの食事時間にもかかわらず、400ccもミルクを飲んだ。4ヶ月でこれだけ飲むのはやはり飲みすぎと言えよう。そのおかげで、翌日は今までにない巨大なう×ちが・・・。(しかも紙おむつの両太ももとウエストのギャザーから噴射されていた)



5月4日 初!寝返り!

両親の目の前で初めて寝返りをうった。「一真ちゃんすごいね〜」と、両親が褒めた。それ以降、得意げに寝返りをしてはいちいち両親の方を見て「エヘッ」といわんばかりにはにかむ一真だった。そう、親が褒めてくれるのを待っているのだ。そんな一真がとてもかわいい。しかし、寝返っては元にもどれず親に助けを求めている・・・。そんなとこもかわいかったりするが、夜まで起こさないで・・・。



5月21日 一真ついに風邪ひく!?

一真が体調を崩した。心配になった親はついに一真を小児科に連れていった。内診をしてニヤニヤしながら先生一言、「この子よう食いよるやろ〜」と。風邪はひいているが大丈夫らしく良かったのだが、何故かうれしはずかしかった・・・いつの間にこんなに肥えてしまったの!?



5月27日 夜泣き

親子で神戸に遊びに行った。夫婦は一真をベビーカーに入れ、久しぶりのデート気分だった。その晩のことだった。一真は夜中に急に泣き出した。抱っこしても泣き止まない、まさに夜泣きであった。今までこんなことなかったのに・・・。夜泣きとは子供が寂しい思いをした日に起こるものだという。そうだ、一真はいつも抱っこ抱っこで育てられていてベビーカーなんて一切使っていない。でもその日だけは悪い言い方、一真をベビーカーにぶちこんでしまった。夫婦2人で楽しんでいたのを子供は敏感に感じ取ったのだろう。寂しかったんだね、ごめんね一真・・・また明日からぎゅうしてあげるよ・・。それから続けて夜泣きをする事は無かった。



6月3日 かぼちゃ戦争

いつものようにかぼちゃ納豆(かぼちゃに納豆を混ぜたもの)を食べさせていた時の事。まだ一真は眠たかったらしい、手で目をこすろうとした。その手はかぼちゃがいっぱいついている!!だめ!!・・・と思った瞬間、一真は「キャー!」と叫んだ。目にかぼちゃが入ってしまったのだ。取ってあげようとしても目がいたいらしく、どんどん目をこする。「一真ちゃん目こすらないで〜」言っても一真は目をこすり続け、気がつけば顔中かぼちゃだらけ・・・一真はキャーキャー・・・・20分続いたのだった・・・。



6月4日より じじばば家へ!

一真、初めての長距離移動となる。電車デビュー、新幹線デビュー、タクシーデビュー・・・一真には新しい事だらけ。そして、待っていたのはバカだらけ。親バカを始め、じじバカ、ばばバカ、おじバカ、ひいばばバカまで!!一真はバカに囲まれ頭がクルクルクルクル・・・お疲れの様子。おすまし顔の一真、「僕ちゃんだけはバカじゃないぞ!」なんて思っていたのだろうか・・・そりゃ、疲れるだろな・・・。



6月28日 初めての発熱、そして・・・

38度まで熱が出た。ゴロゴロしてばかりでしんどそうだった。病院へ行くと、診断は夏風邪。すぐに治ると言われた。その晩のこと。薬を飲んで元気になってきたかと思えば一真、いきなり動き出した!そうハイハイを始めたのであった。「一真、ハイハイできるようになったよー!」その歓喜もつかの間・・・悪戦苦闘の日々が始めるのであった・・・。



7月13日 マルコメ記念日

夏になり、暑い日が続く。髪が伸びてきた一真、非常に暑そうである。いつも髪は頭に汗でへばりつき一真は頭をかいたりする。両親は決心した。一真を丸刈りにしてしまおうと。早速美容院に連れて行った。バリカンが動き始めて自分の身に何かが起こっていると気がついたようで・・・一真は大声で泣き始めてしまったのだ。「一真痛くないから・・・大丈夫だからね・・・」そんな親の声も彼には届かなかった。こんなに怖がって泣くのは生まれて以来初めてで一真を見守っていた親はつらくてしょうがなかった・・。こんなに怖い思いをさせてごめんね、一真。ようやく終わって家に帰ってくると、頭が涼しくて気持ちがよいのか一真、満面の笑みを両親に見せてくれた、泣きはらした顔で・・・。親にとってはこの日は記念日、そう『まるこめ記念日』がと名づけられた。じつは家に帰ってきて、丸坊主の一真が可愛すぎて写真をたくさん撮り、この日は24枚取りのフィルム、全て使った。。。



7月22日 一真立つ

徳島のじじばば宅に行った。そこには一真より1ヶ月上のいとこの女の子、咲ちゃんがいる。彼女に感化されたのだろうか、この日初めてつかまり立ちをした。そうそう、一真はいつも人の家へ連れて行く度に何かを教わって帰ってきていた。それからというもの、机の上やら棚やら手が届くようになってますます一真の好奇心は燃え上がり、深澤家のお家は毎日のように荒らされてゆくのであった。「こらあ〜・・・かずまあああ〜・・・!!(疲れきっている)」今日もそんな親の声が響き渡る・・・。



7月29日 ゴロちゃん初めまして!

今日はお友達のお家へ遊びに行ってきた。その家にはかわいいパグ犬の『ゴロちゃん』が室内で飼われている。「一真きっと喜ぶだろうな、そうそう、この前だってお散歩中に見つけた野良犬に興味津々だったもんね」親はわくわくしながらお友達のお家へ行った。どうやらそこの『ゴロちゃん』人間好きらしく、初めてのお客さんに吠えながら近寄ってきて、熱烈な歓迎をしてくれた・・・。一真はそんなゴロちゃんを見るなり、「ギャー!!!」・・・と。ゴロちゃんが怖いらしく、彼が近寄るたびにいつまでも泣いていた。しまいには「あっち行け!!近寄んな!」・・・と言ってるかのとうなそぶりを見せた。それ以来、いつも家で遊んでいた動く豚のぬいぐるみのおもちゃ・・・一真の近くで動かすたびに嫌がっておもちゃを足で蹴るようになった・・。あれ?
しかし、あの日からおすわりしても後ろに倒れなくなった。今度はおすわりをゴロちゃんに習ったのかな?



7月31日 またも夏風邪

38度5分の熱が出た。ちっともハイハイもせず、座り込んで親に抱きついてきて甘えてくるばかり。いつも部屋を散らかしたり、汚したり・・・親をハラハラさせてばかりいる一真は何処へ行ったの!?熱が出て確かに、しんどそうな一真。代わってやりたいと思うほど元気がないのだが、やけに可愛いらしく思えた・・・。それから2日後熱は下がって再び深澤家でこんな声が鳴り響く・・・・「かずまああああああ〜!」



8月9日 バブバブバブー!!!

この日からやたらとバブバブ・・・言い出す。一真君、早朝6時起床。毎朝心地よい朝を迎える彼は、いつも「バブバブバブ!!」と早口、しかも大きな声で言いながら遊びだす・・・機嫌よくってかわいいんだけど・・・。深澤家はみんなとっても早起き・・・になる運命に。



8月16日 初プール

市の施設にあるベビーも入れる無料プールに行く。一真はお気に入りの浮き輪に乗って初めてプールに入る。親は子供に初めてプールに入らせてはしゃいでいたが・・・、一真、顔がかなりこわばっていた。



8月26日 夜遊び

深夜2時のことだった・・。部屋で何か、カチャカチャと怪しい物音がしていた・・・。はっと、目を覚まして思わず目に飛び込んだのは・・・!!!!!
何と、一真が積み木で遊んでいたのだ!延々と機嫌よく遊び続けて2時間後ようやく疲れたのか、やっと寝た。もちろん朝は寝坊などせず、いつものように7時前には機嫌よく起きていた・・・。かずまあああああああ・・・・・・・。



8月26日 夜更かし

いつもは19時には寝てしまう一真。今日は久々に夜更かしをした。今日は朝早くからお出かけして、そのままずっとお家には戻らず夕方まで外でずっといた。そのせいか夜寝る時間になっても家の中ではしゃぎまくりで・・・。いつもは退屈そうにしてた深澤家のお部屋、今日は「久しぶり!」・・・と、感じたのか、寝るよりもお家の中で遊びたくて遊びたくて仕方がなっかたみたい。部屋中を散らかして、21時になってやっと疲れたみたいでグー・・・したのだった。後で、音を立てないように部屋中散らかしたままのおもちゃをそっと片付けていった・・・。一真殿下は大満足のようでぐっすり・・・。



8月27日 お友達来る!

一真より2ヶ月年上のお友達、泰樹君が遊びにきた。前回来た時はさすが2ヶ月上なだけあって泰樹君に圧倒されていた一真だったが今回は違った。体の大きいベビー、一真は11ヶ月の泰樹君より一回り大きく成長していたのだ。それをいいことに一真、偉そうに・・・・。泰樹君は一真の行くトコ行くトコ付いて行き(それはまるで子分のように)、2人で遊んでいた。そして一真が遊びにあきたら別の場所へ移動する、泰樹君もそれに付いて行く。泰樹君がもったおもちゃは一真が横取りなどをしたり。泰樹君が手押し車に乗ったら、『それは俺様の車だ!』と言うような感じで泰樹君を押し倒したり・・・とまあ、こんな感じで・・・。そして泰樹君が帰った後、疲れたのか親に甘えてきた。・・・偉そうに親分気取りするなんて100年早いぞ!!



8月31日 いざ、パパの職場へ!

パパの職場へ行った。一真は会社の人らに抱っこされ可愛がられた。でもやはり中でも一番一真が気に入ってるのはパパ!パパが近づいてきたら足をバタバタさせて興奮する。そんな一真を見てパパも嬉しかったのか、会社の中で一真を抱き上げて高い高いした。そして、その光景をカメラにおさめるママがいた・・・。会社で家族3人の世界に入ってしまった・・・。周りの者どもはどう思ってたかは知らないが、パパママの目に回りは映ってなかったのは確かだな。