スウェーデン


 おととい(3月5日)のニュースステーションを見た人いるかなぁ?

 特集で「スウェーデンのアフガン支援ボランティア」について取り上げてた。
その内容にとても惹かれた。

 どんなことかというと、
今アフガンでは厳冬をむかえ過疎の村では幼い子供たちが飢餓死しているという。
主に食料の不足による栄養失調が原因。
なぜ食料が不足するかというと、村へと続く道が雪に覆われて、物資が届かないため。

 そこで、スウェーデンのボランティアチームが現地に行き、ラッセル車などで雪をかき道を通そうとしている、その過程をリポートしていた。

 まだ地雷が埋められている可能性がある危険地帯で、彼らは武器も持たずに作業を行う。

 村ではとても食べれそうにはない雑草や、木の枝のカケラなどを食べ飢えをしのいでいた。
ある家庭では9人いた子供が、米軍のアフガン侵攻以来7人が餓死したという。
 
 ボランティアチームが道を通して村に到着すると、村人は本当に感謝をしていた。
そして小麦粉などの物資が続々と運ばれこれ以上の飢えは免れた。

 彼らが言う。

   「武装など必要ない。自分達が動くことでできることはいっぱいある。だからここへ来たんだ」

 スウェーデンでは、こういったボランティアがごく普通にあり、今回も一般の人がアフガンに入りボランティアをしている。ある人は上司から『アフガンへ行ってみないか?』と言われ即座に『ハイ』と返事して来た人もいる。

 日本ならば、もしボランティアに行きたいという気持ちがあっても、会社を辞めて生活の安定を捨てて行かなければならない。

 しかしスウェーデンでは、ちゃんとボランティアに行っている間も会社が席を残しておいてくれているのだという。

 それはボランティアという活動がとても当たり前で、そのことによってリスクを背負うということがおかしいと考える社会が確立されているからだという。

 悲しいかな日本ではそのような社会は確立されていない。
ボランティア(特に他国に行っての)ということ自体がまだ特異な事と思われがちである。

 この放送を見て、今の日本はお得意のお金もなく心の豊かさも失ってしまってるような気がした。
いきなりボランティアをしようというのではなく、まずは国民の心の豊かさを取り戻せるそんな社会を築きあげなければいけないのだなぁと・・・そう思った。



2002年03月07日 14時13分43秒

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