我が家の文化(2003/05/19 15:09)
我が家の文化
沖縄の人は、節目節目に集まってよくお祝いをする。
シーミー(清明祭)には、毎年親類縁者が集まる。
隣の家は子どもが多く、子どもの誕生日だ、入学だといっては、親戚が集まってくる。
私の場合、父が田舎からでて東京で高等教育をうけ、戦後すぐ教師となって民主化のただなかに居たせいか、田舎での伝統行事があまり家に持ち込まれなかった。夫は父が移民の子としてカナダに育ち、やはり伝統的な行事と縁がなかったとみえる。
そのせいか、我が家も行事らしきものがほとんどない。節目節目にはそれなりにお祝いをしてきたといっても、家族だけのささやかなものだった。雛人形やこいのぼりを立てるでもなく、生け花の趣味もない家の中は、季節感に乏しい。最近精神的に余裕が出てきたのか、これではいけないと思うようになった。だからといって、まだ何も実行していないが・・・。
そのかわりと言ってはなんだが、我が家には我が家だけのことばがたくさんある。たとえば、誰かの言い分に納得したら「You are
right!」と言う。こう言われた人は「I am
left.」と受けなければならない。「それ、知ってる」と言う代わりに「しりやしりしり」というのもある(これには「さるやけつけつ」というのがくっついたりする)、などなど・・・。
元はといえば、こどもがどこからか仕入れてきた「ただいマンモス」「おかえリンゴ」から始まったような気がするが、子どもがあほらしがって乗ってこなくなっても、親は未だに喜んで使っている。これもおそらく、我が家の文化だろう。
「我が家の文化」というのは、たとえささやかなことであっても(多少くだらないことでも)家族にとっては大切な財産という気がする。