The hours(2003/06/03 11:57)

『めぐりあう時間たち』
 
久しぶりに映画を観に行った。
 
ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストゥリープ、エド・ハリス。好きな俳優ばかりだ。
 
バージニア・ウルフが『ダロウエイ夫人』を書いている。二人目を身ごもっている主婦は夫の誕生日に『ダロウエイ夫人』を読みながら死にたいと思うが死ねない。ダロウエイ夫人と呼ばれる女は女性と同棲しているがエイズにかかった昔の男の面倒をみている。異なる時代の異なる女性が交互に描かれる。それでいて、不思議な統一感がある。
 
女性の生きにくさ。そこに時代を超えた共通のものがあるということだろうか。
 
どの女性に対しても「ああ、これって私のこと」というような共感はなかった。強いて言えば、二コール・キッドマン演じるバージニア・ウルフの心の叫びがもっとも響いてきた。一番遠い存在のようなのに・・・。ワーッとした感激はなくても、忘れられない映画になりそうな気がする。
 
原作を読んでみたいと思った。『ダロウエイ夫人』も。