出産日記 2 (恐怖の出産前日)

このレポートはその当日書いたものです。
その時をそのままに表現するために、支離滅裂な文章ですがあえて訂正せずに載せてみました
乱文ですがご容赦下さいませ


2000.7.27


朝、病院に行った。
予定日よりもう一週間も遅れている。
先生に状態を見てもらうと、「条件はすべて整っているのに降りてこないのはおかしい」とのこと。
赤ちゃんの重さを予想してもらったら3000グラムぐらいだとのこと。
決して大きすぎるから降りてこないというわけでもないらしい。
先生が言うには
「予定日が過ぎてるのに陣痛が来ないのは何か原因があることが多い」らしい。
羊水が悪くなるとか羊水が少ないからとか
赤ちゃんのへその緒が巻き付いているとか位置がよろしくないとか、あるらしい。
予定日がだんだん過ぎていく毎に赤ちゃんの環境は悪くなっていくから、
陣痛促進剤を使うということになった。
(今の良い状態のうちに分娩する方が最良との判断であった)

うわーん、とうとう来たかあ。 陣痛が自然に起こってくれればよかったのだけど・・・。
結局予定日から1週間はのんきに過ごせてしまったし。
この一週間で子宮は二本分しか開いていないらしい。(最大指が五本分開くらしいのだが)
先生にちょっと診察してもらっただけで痛くて嫌な感じなのに耐えられるのだろうか、出産・・・。
めちゃめちゃ心配すぎる・・・。
本当はこわいっす。
私のような人間が本当に母親になってもいいのかな。
なんか今更だけど考えてしまう。
もう戻ることはできない。産むしかないんだけど、心も体も不安定になってくる。
予定日が遅れて異常だったらどうしよう〜という不安もある。
本当に「五体満足」であってほしい。

飯はうまいっす。
しかも上げ膳据え膳で楽すぎるう〜。
これで痛みさえなければな。
仰向けになると私の臓器の上でごにょごにょ動き出す。
まだ生まれたくないのかな〜。

呼吸は痛いからといって息を止めてはいけないらしい
なおいたくなるし、赤ちゃんに酸素が行かなくなるからだそうだ。
そこはあの有名な「ラマーズ法」のご登場。
たくさん呼吸をして痛みを逃してください、と看護婦にいわれる。
痛みを逃がすっていったって、痛いのは痛いんだしそれは変わらないんだけど、
気持ちの問題かな〜。
天国と地獄が交互にやってくる〜。

子宮口に「風船」なるものを入れたらしい。
それで、それが破裂するまではめちゃめちゃ痛いらしいことを看護婦さんから聞いた。
ホントに痛い。痛い、痛い、痛い。
この風船が破裂するまで痛みは続くんだろうか。
この風船なるモノが割れれば子宮口は指が4本にまで広がった
ということだとも教えられた。
ダンナにはまさかこんなに早く生まれるとは思わなかったから
「仕事の用事があるんなら済ませてきて」といって朝10時に送り出してしまった。
身内は誰もいなくて心細い。

ダンナとお母さんが着いてからずっと2分から5分間隔だったのに、
風船が割れてしまってから痛みの感覚が遠のいてしまった。
晩ご飯もぺろりと食べてしまった。
看護婦さんには「明日になると思うから今日はもう寝なさい」といわれてしまった。
今日はお母さんが一緒にとまってくれた。

深夜12時です。微弱の陣痛があって眠れない。
色んなことが走馬燈のように浮かんでは消えて、気になって眠れない。
こんな風な思いを私の母も彼の母もしてきたのだろうか。
すべての女性(産んだことのある)がこんなに大きなお腹を抱えて
悶絶しながら産んでくれたことを思うと不思議だ。
女ってなんだろう。
どうして女にしか赤ちゃんは産めないのか。
他の生物の中には雌雄両性を持ってるものもいる。
一つの体に両方の生殖機能を持ってお互いに受精し合う。
でも、人間は女性のみが持つ機能だ。
お腹の中で太古の進化そのままに成長していく様子を思い描く。
すごいなあ・・・。