胞状奇胎とは?

    結果的に胞状奇胎ではなかったものの、その可能性があると告知されていた1週間。
    この病気。もはや他人事ではなくなっている私。その間に調べた事をちょっと書き留めておきます。


    <胞状奇胎>
    妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)に
   なって子宮腔を満たすもの。
   大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。
    (大辞林より)

    <胞状奇胎>
    本来ならば胎盤をつくるはずの絨毛組織が増殖し、ぶどうの房のようになり、子宮内に充満する病気。
   「ぶどうっ子」という俗称がある。部分胞状奇胎の場合、胎児は発育できずに消えてなくなる。
   全胞状奇胎の場合はもともと胎児がいない。 

      〜原因〜
       妊娠500件に1件くらいの割合で発生するが、原因がはっきりとしていない。染色体の異常か、
      ウイルスによるのではないかと言われている。
      部分胞状奇胎の場合は、卵子ひとつにつき精子2つで受精してしまった場合に発生すると考えられている。  

      〜症状〜 
       妊娠4〜5週目頃から少量の性器出血がだらだらと続く。下腹部の痛みはありませんが、
       お腹が張るようにな感じがする。つわりがひどく重く食べ物がほとんど喉が通らない。
       重症妊娠悪阻になる場合も多い。
       妊娠週数に対して子宮が異常に大きくなるのも特徴のひとつ。胎児の心音も聞こえない。
       妊娠初期に出血があった時点で超音波検査を受ければ、胞状奇胎であるかどうか診断できる。また、
      尿中に排泄される繊毛ゴナドトロピンというホルモンの量によっても、診断がつく。 
       部分胞状奇胎の場合、一旦稽留流産と診断されてから掻爬手術の後、診断される場合もある。

      〜治療方法〜 
       入院して胞状奇胎の部分を取り除く手術を受ける。さらに1週間後、再手術をして奇胎を完全に
      取り除く。3回程度手術が繰り返される場合もある。
       奇胎の部分が残っていると、悪性変化して「繊毛ガン」になる確率が高い。
       手術後も2年間は定期検診を受ける。次の妊娠は医師と相談してからにする。 
      
     (西東社:写真と絵でわかる妊娠・出産より)

    <胞状奇胎>
     受精卵は細胞分裂をくり返しながら、繊毛という細かい根のような組織を増やして、子宮内膜から養分を
    吸収してきます。この繊毛組織は妊娠3ヶ月頃まで発達を続け、お腹の赤ちゃんに栄養を送る胎盤になります。
     胞状奇胎は、赤ちゃんを包む卵膜や胎盤を作る繊毛が異常に増殖し、水泡状のぶどうのような粒になって
    子宮の中に充満してしまう病気のこと。超音波検査と尿中のhCGを測定することで診断できます。ただし、
    部分胞状奇胎は、稽留流産などと診断され、子宮内のものを取り出した後に診断されることも多くある。

      〜症状〜
       下腹部の痛みがある場合もあればない場合もある。
       出血は断続的に少量の出血がある場合もあれば、継続的に少量の出血がある場合もある。
   
      〜内診でわかること〜
       子宮は妊娠週数に比べて大きくなる。

      〜胎児心拍〜
       確認できない場合がほとんどですが、部分胞状奇胎の場合は、まれに確認できることも珍しくはない。

      〜胎芽像〜
       確認できない場合がほとんどですが、部分胞状奇胎の場合は、まれに確認できることも珍しくはない。

      〜胎のう〜
       初期で胎のうが確認できますが、子宮内に黒い粒状のぶどう房のようなものが見られます。

      〜尿検査〜
       hCGが100000IU以上の場合は可能性が高く、500000IU以上の場合は確実に胞状奇胎と診断されます。

      〜治療方法〜
       胞状奇胎除去手術(子宮の内容物を取り除く手術)を行います。

     (初めてのたまごクラブより)       

    お医者様から聞いた話ですが、天皇の奥様の美智子様も胞状奇胎になった経験がおありだそうです。
    浩宮様をご出産された後に、胞状奇胎になり、流産をされました。治療後礼宮様と紀宮様をご出産されたとのこと。