〜 Kid’s Land発足にあたって 〜
はじめまして、Kid’s Land代表のるー、マリです!
「外国人ママと日本人ママの育児サークル」をスタートするにあたって、
まず皆さんに私達がこのサークルを立ち上げようと思った動機や、
私たち2人の考えについてお話させていただきたいと思います。
MLのメッセージでもふれていますが周りに小さな子供が少なく、
遊び相手がいないことや公園でのママ同士のグループに疑問を感じたことがひとつ。
そして暑いときや寒いときでも子供たちを思う存分遊ばせてあげたいという小さな親心!
もうひとつは・・・・・(これはマリからのメッセージです)
我が家は主人がフィジーの出身で、3歳と2歳になる2人の息子がいます。
長男に少し前から英語を教え始めたのですが・・・・この夏の出来事です。
いつものようにお友達と公園で遊んでいると幼稚園帰りの男の子3人組がお母さんと一緒にやってきました。
ブランコに立って乗っている男の子を見て、息子が突然「No, no!」「Don’t do it!」と叫んだのです。
(本人は危ないからダメと注意しているつもり!)
それを聞いた男の子たちは「アホや、アホや」「こいつ何言ってるねん。訳わからんなぁ」って。
内心ムッとしながらも笑っていたのですが、そのうちにひとりの男の子が殴ってきたので・・・
「僕いくつ?」
「5歳」
「 この子まだ2歳やねん。僕らより小さいから叩かんといてな」
と低〜い声で言うとやめてくれました(笑)
男の子のお母さんたちは知らん・・・・
「人と違う」ということ、異質なものに対して敏感な子供たちの素直な反応だったのでしょうが
考えさせられました。
大人から見れば「ハーフ? 可愛いなぁ。パパとママの両方の言葉が話せていいなぁ」になるのでしょうが
(もちろん努力しなければバイリンガルにはなれないのですが・・・・)
子供たちにとってはイジメや仲間はずれのターゲットになってしまいます。
息子たちも今は何を言われているかわからなくても、成長するにつれ
「人と違う言葉を話す僕っておかしいのかな?」
「人と違う顔をしている僕って変なのかな?」と思うときがくるはず。
日本人の子供や同じようなダブルの子供たち、大勢の子供たちが短くても一緒の時間を過ごすことで
「誰にでも人と違うところがある」ということを皆が自然に学んでくれたらなと思うのです。
堅苦しい話になってしまいましたが外国の遊びを教えてもらったり、お互いの国の料理を教えあったり、
そういった中で子供たちが互いに刺激しあって、たくさんのことを習得していってくれたらなと願っています。
参加者の方にお願いしたいことは「他人の子供を叱れるお母さん」であってほしいということ!!
「叱ることはできるけど他人に自分の子供が叱られるのは・・・・」と思われる方は難しいかも!?
また、パーティやBBQなどのイベントの際にはできる限り、パパに参加してもらって下さい!
「せめて休みの日はゆっくりさせて〜」という気持ちもよぉくわかります。
しかし、パパは知っているのでしょうか?
自分の子供の成長を、家では見ることのない表情を・・・
パパが一緒のときの子供たちの普段とは違った頑張りや目の輝きを!!
そして、最後にもうひとつだけ伝えたいことは“コミュニケーション”というもの!
価値観の相違、そこに子供がからむと人間関係は更に難しくなります。
幼稚園児を持つママからグループ内での孤立や、
陰湿ないじめの話をよく耳にしますが残念なことにこれが現実です。
私たちもこの「Kid’s Land」を立ち上げる際に随分悩みました。
幼児がからむ残忍な事件も多い今の社会、
不特定多数の人間と関わるということはそれだけ危険も増すと思ったからです。
本音で語り合えない薄っぺらい関係や、いつのまにかできてしまう溝、疎外感・・・・
そういったことが原因のひとつではないかと思い、毎回参加はできなくてもMLやホームページのほうで
コミュニケーションをとることによって近づいていくことができればと考えています。
人はみな十人十色。価値観だってバラバラ。
でも思っていることを口に出して討論し、歩み寄る、そこから良い関係が生まれるのでは?
良い関係、良い付き合いを求めるならば多少の面倒くささは避けては通れないこと。
ですので、「サークルってどんな事するの?」と聞かれることが多いのですが、
あえて決めずにひとりひとりが主催者になってほしいと願っています。
人との出会いは奇跡!! その奇跡を子供たちにも与えていきたいですね。
2003年9月
「kid’s land」代表 るー・マリ
