| 7月13日
会社から帰ってきて、非常に気分が悪かった。まだ時差ボケかいね〜、と思いながらも、なぜかそのとき、まったく封を開けていなくて闇に葬られていた妊娠検査薬を思い出す。試してみること30秒、見る見る間にピンクの線が浮き出る。説明書には3分待つと書いてあるのに、すぐ線がでてきたから、「これは不良品だ。」と思い、(まあ、アメリカには多々あることなので、不良品をゲットしてもさほど腹がたたない。)オットとともにドラックストアへ行き、新たな妊娠検査薬をゲットする。それも1分たたないうちに、ピンクの線が浮き出てくる。オットは「絶対妊娠してるって!」と興奮状態にも関わらず、私は上記のような経緯があるから、信用できず。先輩ママさんの家に夜分おそくにも関わらず電話すると、「何?妊娠した?」といきなりいわれびっくり。「いや。その件でご相談したいことがあって。。」とこちらはしどろもどろしてると、「私、今日夢見たのよね〜。(私のオットが)ワイフに赤ちゃんできたよ。って報告うけたの。」と言われ、彼女の予知能力にびっくりした。「絶対妊娠してるって。おめでと!!」と彼女から太鼓判をもらったにも関わらず、まだ疑う、超疑い深い性格。オットは「明日病院に電話して、妊娠確定してもらったら気がおさまる?」といわれ、なんとかこの日はおさまる。
7月14日
病院に電話したら、妊娠確認の検査なら平日9時半から11時半の間の好きなときにきて、予約はいらないからといわれる。げげ。今日から12日連続レコーディングなんですけど・・・。
7月15日
運良くレコーディングが午後3時から開始になったので、朝9時半に病院に行く。なにせはじめてだから、オットについてきてもらう。
が。
肝心の説明の時に限り、オットは待合室でぼーっと座っていて、聞いていない。
前日予習として、おそらく「尿検査」はあるだろうと思い、オットにねえねえ「おしっこ検査」って病院用語ではなんていうの?って聞いたら「え〜。知らない。おしっこ検査はおしっこ検査だよ。」といわれていた。が、じっさい受付のおばちゃんは「おしっこ検査」なんて言葉は一つも使わず、訳わかんないことをいっている。とりあえずトイレ行ってね。ってところは聞けたので、トイレへ行けば、何かが解明できると思い、トイレへ行く。オットにもついてきてほしかったが、さすがに女子トイレまではね・・。
尿検査だけでも日本のシステムとの違いに驚いた。
日本では普通、名前入り紙コップを渡され、尿をとったあと、トイレにある小さな窓口においておくだけである。
アメリカでは、まず、紙コップを渡されなかった。トイレにいくと蓋つきプラスチック容器(ジャム大サイズ)がトレイのところに積み重ねてあり、その横にはサンドイッチ用の紙袋が束ねられていた。おそらくこれに尿をいれるんだよね・・。と心細くなったけど、尿をいれてみたが。さてこれからどうする?小さな窓口はないし、尿置き場らしきものも外にはない。尿の入った容器を紙袋にいれたまま、トイレをうろうろすること10分。新たな人が入ってきて、ちゃっちゃっと尿をいれて、でていった。そこで、私もその人についていったら、なんと、受付の人に渡すのではないか!?
まじ?この人たちは予約などの受付をやるほかに、尿検査もおこなっているのか!?
と思ったが、どうやらそれを看護婦さんに渡すらしい。なんだか二度手間だよねえ。と思ってしまった。
しばらくして名前がよばれて、「最後の生理は?」ってきかれて、「おめでとう。陽性だったわよ。」「じゃあ。次の予約とって、帰っていいわよ。」といわれた。あれ?血液検査とかやるんじゃないの?とおもい、聞いたら、「あなたのはすぐピンクに染まったんだから、血液検査やる必要なんてないわよ。」といわれ、はあ、そうなんだ・・と思った。こうしてようやく「妊娠」の喜びをかみしめることができたのさ。
夜、オットが義母に電話し妊娠報告。「え!よかったね〜。おめでとう〜。じゃあ、今夕飯の支度してる最中だから、ばいばい。」トータルで30秒弱の会話・・。かなーり、ショックだった。
日本の実家に掛けたが、誰も出ず。まあ、明日でいいか。
7月16日
仕事も早々、早めに切り上げ、帰宅する。が、すでに日本はお昼近かった。
どうやら、私が帰る前にすでに母親から電話があったようで、オットは「お母さん、すいかがたくさんできて、今年はじめてのすいかをこの間食べたんだって。おいしかったよ〜っていってたよ〜。」と家の母親との会話をときどき、日本語でうちの母親の口調をまねしながら、全詳細語ってくれた。
夕飯後、いつもより緊張ぎみに日本に電話をする。もちろん会話はオットがすでに語ってくれたすいかの話で母親はうれしそうに話していて、電話中、「えーっと、どうやって切り出そうかなあ。」と考えていた。
でもまあ、変に話をもっていくのも変だから、私らしく粗雑に、「あのさ〜、赤ちゃんできた。」って切り出した。
「・・・」しばしの沈黙・・。
「え!?」
ほんと、このときの母親の沈黙を忘れない。
そのあとは「ほんとに〜!!おめでとう!」と非常に喜んでくれて、「そうだよね・・。やっぱ娘に子供できたらうれしいはずだよね・・」と昨日のショックから少し癒された。
この日親友にもメールで簡単に妊娠報告をする。日本の夜中過ぎにメールを出したので、普段なら寝ているはずの親友だが、なぜかその日は眠れなかったらしい。虫の知らせじゃないけど、そんなこともあるんだねえ。
月曜日以来、気持ち悪さは徐々に増し、セロリとトマトだけ以外何も食べれなくなる。水も飲めなくなった。
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