妊娠初期(第6週から15週)

 

 

第15週(9月13日ー9月9日)

腰痛

朝方は耳がよく聞こえないので、会社での電話対応を控えめにしたかったが、そんなこともいってられず。今週は会社がめちゃめちゃ忙しかったため、「デスクワークの方は1時間おきに休憩をとりましょう」なんて法則を余裕に守っている時間がなかった。

そのためか夕方になり、横になったが最後、身動きがとれなくなる。

それを先週学んでいるので、パジャマに着替え、歯も磨いて万全の体制を整えてから、床につく。

が。夜中にトイレに行くことだけは、避けられずたった10数歩の道のりに5分もかけてトイレに向かうのでした。

 

 

 

 

第14週(9月6日ー9月12日)
2回目検診

9月9日2回目の検診に行く。

お互い意志疎通できないインド人のお医者さんがまた検診の先生。

先週から耳が良く聞こえないことを伝えたら、「鼻がつまってんじゃないの?」の一言。

おいおい。全然つまってないって。今までの人生の中で、鼻に関してだけはトラブル皆無なんだから。それでも「いや、妊娠時にはよくあること。」と言われた。

このインド人、英語だけでなく、診断もあやしい。

ささーっとカルテをみて、血液検査なども問題なし。診断は5分もかかってない。

すでに前回からこの医者に対しては不信感を募らせているので、ここで、いろいろ聞いても私の期待する答えはかえってこないと思い、私もここできりをつけた。

いい医者をみつけるのってほんと難しい。

9月7日

それは突然やってきた。

ごちそうさまーっと夕飯をすまし、オットがお皿をディッシュウォッシャーにいれてくれた(かがむ動作がしんどくなってきた)ので、わたしは横に寝ころがりながらテレビでもみよっかなあと先に二階に上がる。ディズニーチャンネルでちょうど五つ子に関する映画をやっていたので、それをみよっと思って寝っころがった瞬間それはおこった。

激痛!!!!

右にも左にも寝返りがうてない。かえるが解剖される直前に仰向けになった状態のよう。

これはオットに知らせなくては!と思うが、いくら彼の名を呼んでもディッシュウォッシャーの音と1階のテレビの音でかき消されてしまった。

助けをよばないとと自分の手が届く範囲でもがくと唯一枕をつかむことができた。

この枕をベットルーム入り口のドアにぶつけるしかない〜!と一心不乱に枕を投げたら・・

仰向けで、腰に力を入れられずひたすら腕力のみで投げた枕は

ぽすっ・・。(ちいさっ。)

とドアにあたり落っこちた。もちろん、オットは気付かず。そのあと30分ほどカエルの解剖状態で助けを待つはめになった。

 

 

 

第12週(8月23日ー29日)
初エコー

今日は初エコーの日。エコーを受けるに際し、「1時間前までに1リットルの水を飲んで、その後はトイレにいかないでください。」という注意書きをもらう。

1りっとる!?

通常でさえも500ミリリットルの水を1日に飲むか飲まないかくらい水分を取らない私に1リットルの水を飲め、しかも検査が終わるまでトイレにいけない!?なんですと。

でも、あかちゃんがエコーに写りやすくするためには仕方のないこと。

しぶしぶ検査の1時間5分前に水1リットルを一気に飲み干す。

そのあと苦痛は30分後にやってきた・・。

職場から直帰で病院に向かい、オットとそこで合流。先に病院についていたオットはファーストフードを食べていた。おいしそうだなあと思って、私も少しつまみぐい。ーーこれが追い打ちをかける。

予約15分前にはお股をおさえてないとがまんできないくらいに。さすがにはずかしいので、近くのいすに座って、いすの上で正座しながらも(ーーこれもかなりあやしいけど)足の先でお股をおさえてた。(爆)

ここで失敗した!と思ったのは、ここはアメリカ。もちろん予約の時間通りに始めない。そんなことをすっかり忘れていた私は7時をすぎても私の名前がよばれなくて怒っていたけど、しだいに顔は青ざめ言葉すら発することができないくらいに。

さらにだめ押しが、その待合室の目の前はトイレ。女の子マークがあんなに近くにあるのに今はこんなに遠い・・・。トイレから出てくる人すべてが恨めしい。(とんだ逆恨みだが。)え〜い。こうなったら赤ちゃんみれなくてもいい!トイレに行くっ!と決心した時、ちょうど私の名前が呼ばれた。

待合室からエコーの部屋までは10歩もない近さなのに、少しでも早く歩けば、もうおもらししかねない状態。ソロソロ〜と歩き、部屋の中へ。

診察台に仰向けに寝転がると技師さんが、クリームをお腹の上に塗り、ぐねぐねとお腹の上をエコー機で押し、(これがさらに私の膀胱を圧迫!)

「あら〜!膀胱ぱんぱんね〜。つらいでしょ。でもちょっと我慢しててね。」と言って、あらゆるサイズを計りだした。

早く終わってほしい〜、と冷や汗をかきながら祈るのみの私。その時

技師「ほ〜ら。ベイビーがみえるでしょ。ハローっていってるわよ。」

私「え。どれどれ。」

私(心の中)えっ!えいりあん?(これが最初の感想。決してキュートなものではなかった・・)

ベイビーはおしゃぶりをして寝ているはずなんだけど、どうみても顔がアヒル(またはカッパ)の顔に見えて仕方がない。

でも、その後、この小さな人がぴくぴくって動いて、「イヤイヤ」の動作をしたときは、「おお!!!私のお腹の中に私とは違う個人が生きてるのね〜。」と感動した。(ーーすでに親ばか。この赤子はただ反抗的なだけだったのかもしれない。)

技師さんが「少し心拍がはやいわねえ。」と言っていたのが少し心配になった。

さて、エコーも終わり私は技師さんに「Thank you!」も言うのを忘れ、オットをその場に残しトイレに直行!!20うん才にもなってお漏らしという汚名はきせられずに済んだ。ほっ。

 

 

 

 

第11週(8月16日ー22日)
成長期!?

ようやくひどいつわりがおさまる。

今週はポテト料理に執着中・・。

ポテトサラダからはじまり、フライドポテト、コロッケなどなど。

このあたりからようやく胎盤完成までの最終段階を迎えた頃。羊水の中で、赤ちゃんが自由に動き回っている頃だそう。

足の付け根のあたりがひっぱられた感覚で痛い。成長期に足が痛かったのと同じような痛みがある。これは一時的なもので、大きくなろうとしている子宮にあわせて、筋がのびているからなのだそう。 これ以上、背が伸びるわけではないと分かり安心。

 

 

 

第10週
初検診

今週は辛い物が異常に食べたくなった。

キムチからはじまり、タイカレー、インドカレー、でも日本のカレーは食べたくなく、おそらく強烈な香辛料を欲したのだろう。

初の検診。尿検査を終え、1時間ほど待合室で待たされる。その間に気分が悪くなり、何度かトイレに駆け込む。

相当待たされた後、体重、血圧をナースが測定した後、インド人の医者登場。

さっそく内診をした。これが今まで以上にめちゃめちゃ痛くて、おもわず涙がでる。「日本人はアメリカ人のように頑丈にできてないんだから、お手わらやかに頼むよ。」と言いたかった。が、彼のなまりはすごくて、言ってることは「???」。彼も私の言っていることが「???」で、お互い意志疎通ができていなかった。 唯一生粋アメリカ英語を話す付き添いのオットに感謝。(でもオットも医者の言っていることが時々分からなかったらしい。)

そして今回、赤ちゃんの心音を初めて聞いた。

ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン、ドン・・

すごーく早い速度で元気に鼓動を打っていた。

この数週間のつわりで、妊婦やめたーい、とかほんとにこれで赤ちゃんいるんかいな?なんて疑っていたのを反省。たしかにあかちゃんは元気に成長しているのね。

最後に血液検査。血を4本分もとられて、貧血になるんじゃないかと心配したが案外平気だった。昔から針の先端やら、先の尖った物を突きつけられるのは苦手で、採血中、ずっと顔をそむけていたら、看護婦さんが「血液検査はじめて?大丈夫よ、痛くないわよ。」と励ましてくれて、最後にはガーフィルドの ばんそこうまで貼ってもらって、ちょっと恥ずかしかった。

 

 

 

 

 

 

第9週
すでに妊娠線!?

グレープフルーツ三昧週。 朝グレープフルーツ。昼そうめんちょっと。夜グレープフルーツ。その食事ルーティンが一週間続く。

おなかもだんだん目立つようになった。横から見ると今は胸よりもおなかの方が出てる・・。悲しいかな・・。

経験者曰く「おっぱいもウルトラダイナマイト並よ!」と言われて、超期待していた私だが、胸はちっとも大きくなってくれない・・。

今まではいていたジーンズが全滅していく中、ブラだけは「まだまだ余裕よ!」という感じで活躍中。

「早く胸おおきくなれ〜!」と思春期の女の子並な願いを星に祈りつつ。

今週、悲しいことが発覚!

ついにきた!ピーーーと横一直線に一筋の線。これは・・!

妊・娠・線!

ココアバターを塗ったところで、やはり回避不能だったのか!

なんだか横から見ると形といい妊娠線の模様といいスイカみたいなのが悲しい

 

 

 

第8週
つわり(みそ編))

 

週末の私の誕生日&結婚記念日もつわりのせいで、ベットで一日中寝ているというなんともロマンチックな日々を過ごす。

相変わらずつわりがひどい。レコーディングも一段落したが、それでも会社で時々横になったり、早退させてもらう。

そんなこんなのひどいつわりにだんだんむかついてきた私は、あと数週間つわりがこんなんで続くなら、

わたしゃ、妊婦放棄するよ!!

と真剣に何度か思った。

でも、食に関して言えば、カブトムシ的な食生活から少しは人間らしくなる。今週はみそ系の物が非常に食べたくなり、みそ煮込み、みそ汁を毎日かかさず食す。その他ナットウだけ 2パックを食べたりもする。

金曜の夜、テレビで放映していたパルプフィクションを見ていたら、サミュエルジャクソンがハンバーガーを食べるシーンがあり、夕飯を食べたにも関わらず、めちゃめちゃハンバーガーが食べたくなる。夜10時すぎてたにも関わらず、「ハンバーガー1個」のために買い出しにいってくれたオットよ。ありがとう!!

そして次の日は、べつにハンバーガーをみてもなんとも思わない。昨日のあの異常なほどのハンバーガーへの執着はなんだったんだ?

 

 

 

第7週
つわり

つわりがひどい。

ただいまPS2ゲームアメリカ販売用の吹き替えのためレコーディング真っ最中。が。レコーディング中も途中でトイレに駆け込むこと多し。 みなさんにご迷惑お掛けしてます・・・。

 

経験者曰く、「妊婦生活は楽しいよ〜。みんなに大事に扱ってもらえるしね〜。」
といわれるが、全然楽しくない。

毎日、つわりと格闘中。ドリフの加藤茶の酔っぱらいのような自分。

が、ふと思ったのが、この症状といい、気持ち悪さといい

「おー。これが二日酔いというものか!」とお酒を飲めない私は、違う角度から仮二日酔い体験を修得。酔いすぎて気分が悪くなって吐く行動はまさにつわりと一緒。つわり経験のない男性の方はこれで、つわりの大変さが分かってもらえるかも??しかもこれが毎日24時間続くのだから。

食欲がなくなり、食べれるものはキウイ、パイナップルオレンジジュース(単なるパイナップルジュース、またはオレンジジュースは気持ち悪く飲めない。)そして、ブルーベリーヨーグルト 。

オットは妊婦の「あれ食べたいけど、これいらない〜。」攻撃(介護!?)に奮闘中。

 

 

第6週
妊娠発覚。
 

7月13日 

会社から帰ってきて、非常に気分が悪かった。まだ時差ボケかいね〜、と思いながらも、なぜかそのとき、まったく封を開けていなくて闇に葬られていた妊娠検査薬を思い出す。試してみること30秒、見る見る間にピンクの線が浮き出る。説明書には3分待つと書いてあるのに、すぐ線がでてきたから、「これは不良品だ。」と思い、(まあ、アメリカには多々あることなので、不良品をゲットしてもさほど腹がたたない。)オットとともにドラックストアへ行き、新たな妊娠検査薬をゲットする。それも1分たたないうちに、ピンクの線が浮き出てくる。オットは「絶対妊娠してるって!」と興奮状態にも関わらず、私は上記のような経緯があるから、信用できず。先輩ママさんの家に夜分おそくにも関わらず電話すると、「何?妊娠した?」といきなりいわれびっくり。「いや。その件でご相談したいことがあって。。」とこちらはしどろもどろしてると、「私、今日夢見たのよね〜。(私のオットが)ワイフに赤ちゃんできたよ。って報告うけたの。」と言われ、彼女の予知能力にびっくりした。「絶対妊娠してるって。おめでと!!」と彼女から太鼓判をもらったにも関わらず、まだ疑う、超疑い深い性格。オットは「明日病院に電話して、妊娠確定してもらったら気がおさまる?」といわれ、なんとかこの日はおさまる。

 

7月14日

病院に電話したら、妊娠確認の検査なら平日9時半から11時半の間の好きなときにきて、予約はいらないからといわれる。げげ。今日から12日連続レコーディングなんですけど・・・。

 

7月15日

運良くレコーディングが午後3時から開始になったので、朝9時半に病院に行く。なにせはじめてだから、オットについてきてもらう。

が。

肝心の説明の時に限り、オットは待合室でぼーっと座っていて、聞いていない。

前日予習として、おそらく「尿検査」はあるだろうと思い、オットにねえねえ「おしっこ検査」って病院用語ではなんていうの?って聞いたら「え〜。知らない。おしっこ検査はおしっこ検査だよ。」といわれていた。が、じっさい受付のおばちゃんは「おしっこ検査」なんて言葉は一つも使わず、訳わかんないことをいっている。とりあえずトイレ行ってね。ってところは聞けたので、トイレへ行けば、何かが解明できると思い、トイレへ行く。オットにもついてきてほしかったが、さすがに女子トイレまではね・・。

尿検査だけでも日本のシステムとの違いに驚いた。

日本では普通、名前入り紙コップを渡され、尿をとったあと、トイレにある小さな窓口においておくだけである。

アメリカでは、まず、紙コップを渡されなかった。トイレにいくと蓋つきプラスチック容器(ジャム大サイズ)がトレイのところに積み重ねてあり、その横にはサンドイッチ用の紙袋が束ねられていた。おそらくこれに尿をいれるんだよね・・。と心細くなったけど、尿をいれてみたが。さてこれからどうする?小さな窓口はないし、尿置き場らしきものも外にはない。尿の入った容器を紙袋にいれたまま、トイレをうろうろすること10分。新たな人が入ってきて、ちゃっちゃっと尿をいれて、でていった。そこで、私もその人についていったら、なんと、受付の人に渡すのではないか!?

まじ?この人たちは予約などの受付をやるほかに、尿検査もおこなっているのか!?

と思ったが、どうやらそれを看護婦さんに渡すらしい。なんだか二度手間だよねえ。と思ってしまった。

しばらくして名前がよばれて、「最後の生理は?」ってきかれて、「おめでとう。陽性だったわよ。」「じゃあ。次の予約とって、帰っていいわよ。」といわれた。あれ?血液検査とかやるんじゃないの?とおもい、聞いたら、「あなたのはすぐピンクに染まったんだから、血液検査やる必要なんてないわよ。」といわれ、はあ、そうなんだ・・と思った。こうしてようやく「妊娠」の喜びをかみしめることができたのさ。

夜、オットが義母に電話し妊娠報告。「え!よかったね〜。おめでとう〜。じゃあ、今夕飯の支度してる最中だから、ばいばい。」トータルで30秒弱の会話・・。かなーり、ショックだった。

日本の実家に掛けたが、誰も出ず。まあ、明日でいいか。

7月16日

仕事も早々、早めに切り上げ、帰宅する。が、すでに日本はお昼近かった。

どうやら、私が帰る前にすでに母親から電話があったようで、オットは「お母さん、すいかがたくさんできて、今年はじめてのすいかをこの間食べたんだって。おいしかったよ〜っていってたよ〜。」と家の母親との会話をときどき、日本語でうちの母親の口調をまねしながら、全詳細語ってくれた。

夕飯後、いつもより緊張ぎみに日本に電話をする。もちろん会話はオットがすでに語ってくれたすいかの話で母親はうれしそうに話していて、電話中、「えーっと、どうやって切り出そうかなあ。」と考えていた。

でもまあ、変に話をもっていくのも変だから、私らしく粗雑に、「あのさ〜、赤ちゃんできた。」って切り出した。

「・・・」しばしの沈黙・・。

「え!?」

ほんと、このときの母親の沈黙を忘れない。

そのあとは「ほんとに〜!!おめでとう!」と非常に喜んでくれて、「そうだよね・・。やっぱ娘に子供できたらうれしいはずだよね・・」と昨日のショックから少し癒された。

この日親友にもメールで簡単に妊娠報告をする。日本の夜中過ぎにメールを出したので、普段なら寝ているはずの親友だが、なぜかその日は眠れなかったらしい。虫の知らせじゃないけど、そんなこともあるんだねえ。

 

月曜日以来、気持ち悪さは徐々に増し、セロリとトマトだけ以外何も食べれなくなる。水も飲めなくなった。