『ごっちんが行く』

その3
1歳時代

 歩くのも上手になり、お散歩もベビーカーと徒歩の割合が半々になる。言葉の方
 はまだまだ先の事、それでもこちらの言っている事の意味は理解しているみたい、
 意志の疎通はできてきた。少しずつだけど、楽しみが日々増えていく。
 
 色々な事に興味を示し、目が離せない時期でもある。この頃に母と同居を始めた。
 引越して少し経った時の出来事。「ごっちん階段落下事件」発生(;^_^A 落下防止の
 ベビーゲートを知らなかった理由じゃないのだけど、買おうかな?なんて考え始めて
 いた矢先の事件でした。母と私が1階で荷物の片付けをしていて、姉が2階で片付
 けをしてました。母がごっちんに自分のカチューシャをはめていて、ふと目を離した
 時にトコトコ階段を登ってしまっていた。そして、とどめに姉が上から顔を出した。
 ゴン!という鈍い音と共に姉の悲鳴が響く。幸い下から3段目くらいの低い位置だっ
 たのと、すぐに声を上げて泣いてくれたので胸を撫で下ろす・・・。特に怪我もなかっ
 たので病院には行かずに済んだ。頭にはめてたカチューシャで、おでこにちょっと
 擦り傷がついた程度で一安心。
 その後、大人3人で責任の擦り付け合いをした事は言うまでもない。((((o_ _)o 〜☆
 
 笑える?出来事としては・・・夏の日の事。私が洗濯をしていてごっちんは真っ裸で
 部屋に座ってた。もちろん、洗濯場からちゃんと確認できるように襖もガラス戸も
 全開にして。洗濯物をカゴに入れごっちんの近くに来た途端に、私を見上げる表情
 (・_・) ん?なんか様子が変だじょ。目を凝らして見てみると・・・わーっ!大事なとこ
 を洗濯バサミで挟んでるじゃん(°°;))。。オロオロッ。。・・((; °°)
 急いでそーっと外してチェーック!薄っすらと血が滲んでいる・・・。声を出さずに、
 ポロポロと涙がこぼれているごっちん。女には、分からない痛さだ。しかし、なぜ故に
 そんな大それた事をしたのか?( ̄〜 ̄;)ウーン・・・男と女の違いを実感。

 毎日の日課でもあるお散歩。私自身の気分転換も兼ねていた。知らない土地に
 慣れるいい機会でもあった。道を覚えたり、擦れ違う人との会話も楽しみになってい
 た。同じ年頃の子供連れのお母さんとも、話が弾んだり♪公園が無いのにがっかり
 したけれど、散歩コースには困らなかった。

 言葉はわずかしか使えていないが、初めて会った人によく「明るい、ひょうきんな子
 だねぇ。(^-^ ) 」と必ずと言って良いほど言われていた。そんな我が子に、目尻が
 下がりまくる私は相変わらずの親ばか・・・。

 そう言えば、まだ歩けない頃の話に戻るけど、夏の夕暮れ時に抱っこしてアパートの
 前の道路を行ったり来たりしていたら、小学生の女の子が通り過ぎた。
 暫らくして同じ女の子が戻って来て、私の近くで歩くスピードを落とす。じーっと見つ
 めるので、「こんにちは」と声をかけた。「赤ちゃん?」と聞くので、「うん、そうだよ」と
 答える。何か言いたそうなのでピン!ときた。「触ってみる?」と聞くとにっこりうなず
 いて「うん!だからね、戻ってきたの」と。そして、ごっちんの腕をプニプニ、手を握っ
 たりして「気持いいねぇ、赤ちゃんって。ありがと」と言って帰って行った。

 子供を通して、いろんな人達と交流が生まれる。1度しか会わない人とでも、会話が
 弾むし、年配の子育ての大先輩からは、TVや育児雑誌には載ってないコツを教えて
 頂いたりね。
 少しずつ新しい世界が開けてゆく度に、ごっちんの存在に感謝!感謝!なのです。
 たくさんのキラキラを、これからも感じていくんだねo(^−^)oワクワク

 そう・・・まだまだ天使時代の子育てに両手を広げ\\( ⌒▽⌒ )// バンザーイ
 と余裕をかましていたんだっけな(-。-) ボソッ あー懐かしや、遠い日々・・・(爆)。


                                          ーつづくー

 



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