『自分語り』
その7
妊娠の不思議
最初に、妊娠した事に気がつく前、それは風邪の症状に似ていた。それ以前は風邪を
ひいても殆ど風邪薬なんて飲まない人だった私。その時は、何故か迷わずに薬を飲ん
でしまいました。無用心だと思うけど妊娠してるなんて、これっぽちも疑いませんでした。
だって、「あれ?もしかして・・・」っていう時期よりも、前の事だったから。
そして、4・5日経って症状も治まったので、風邪が治ったものだと思っていた。その他
には、特に変化は なかった様な・・・。
何日かが過ぎて、やっと「あれ?」って思った途端に速攻やってきたのが・・・「つわり」。
個人差があるものなので、私の場合で言うとまず、重症の二日酔いが24時間延々と
続き、来る日も来る日も二日酔い・・・プラス39度以上の高熱が出ている状態。仕事も
休み、妊娠を告げたら退職に・・・(^_^; でも、つわりで入院になる人もいるんだとか。
私は、そこまではいかなかったのでまだ軽い方だったのかな?でも、辛かった。
初めて病院に行ったのは、4ヶ月になる頃。遅かった。別に面倒とかじゃなくて、妊娠は
解ってたから急がなくてもって感じ。お腹の様子をモニターで見たら、想像してたのは、
豆粒みたいな赤ちゃんで、「え?どこにいるの?」「これが?」っていうシーンね。(TVの
見すぎ)ところがそんな時期はとっくに過ぎていて、しっかり人間の形でした。先生も、
「これなら解り易いよね。」って、笑ってたよ。
不思議だった。モニターで見た赤ちゃんが、自分のお腹の中に存在している事が。見た
目なんて、全く同じなのにね。これが生命の神秘なんだ〜。とかってしみじみ感動したり
して。で、家に帰ってしたこと・・・ご飯の炊ける匂いに反応するか?って実験してみた。
ジャーの炊ける時の、シューに鼻を近ずけて「くんくん?くんくん?」ってしてみた。
期待していた「うっ!」にはならず、ちょっとガッカリしたっけ。(←おバカ(^_^;))
食べ物の好みは、あまり変化無し。ただ、グレープフルーツが異様に食べたくなって、
めちゃめちゃ食べまくった。それと、納豆が身体に良いとの事で毎日食べていた。その
せいでなのか?今は、あまり納豆を食べなくなってしまった。
5ヶ月目になると、益々不思議体験が始まる。お腹がプクってしてきて、「胎動」が始まっ
た。最初は、「ん?お腹の調子でも悪いのかな?」って程度で、気がつかない。でも、
だんだんと増えてくると「あれ?これって?うひゃひゃ!」気づいたら自然とニターッて
笑顔になってた。ほんとに、不思議だった〜。これがだんだんと、お腹の大きさと一緒で
動きも激しくなっていく。8ヶ月にもなると、赤ちゃんのどの部分がぶつかったとか、上か
ら 見てて分かるの。特に、足で蹴られた時はかかとの形が分かるんだよ。臨月になる
と上から出っぱった足を戻してあげたり、くすぐってみたりした。
体調の方の変化は、貧血の薬をずーっと飲んでいた。あとは、とにかく眠たい!1時間
とかちょっとでいいんだけど、すごく眠たくなった。怠けとかじゃなくて、理屈抜きとにかく
眠たい!体操をしていても、雑巾がけしてても、とりあえず眠い!あれには、のん気な
私でも参ってしまった。
夏に庭の草むしりをしていて、鼻血を出したりもしたな。元夫の母親がぐちぐちと「妊娠
は病気じゃないんだから」とか「身体を動かさないと、産道の通りが」とか・・・。あーっ!
思い出したムカツク!確かに、妊娠は病気ではないけど普通の身体とは、絶対に違う
んだよね。「たかが妊娠したくらいで」なんて言わないで欲しいな。ごっちんのお嫁さん
には、絶対そんな事言わないぞ!
そう言えば、お腹の赤ちゃんに話しかけるのもしていたっけ。最初は照れくさかったけ
ど、そのうち慣れちゃった。本とかも読んでたし、お腹から反応が返ってくると「おー!
聞いてるんだ。」とか声にだしてみたり・・・
不思議体験がたくさんありました。初めてだらけで、分からない事ばっかり!不安に
なったり、涙もろくなったりして・・・。
すごい確率なんだよね、妊娠って。赤ちゃんが産まれるのだって、「産まれるのが当た
り前」じゃないんだよ、絶対。私は奇跡なんだと思う。自分の遺伝子を持って、この世
に誕生するんだよ!?いくつもの奇跡を辿って、巡り会って生まれる!すごい事だよ。
自分だって、そうやって産まれたんだしね。
私はごっちんしか産んでないから(1回だけね)その経験しかないんだけど、貴重な
体験だった。とにかく、妊娠って不思議です。そんな不思議な体験をくれたごっちんに
感謝してます。




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