篠田節子
「女たちのジハード」で直木賞をとっています。
「女たちのジハード」 集英社文庫 評価A
損保会社に勤めるOL5人(実質的には4人)の生き方の話。 同じ年代の女性として、身につまされる。 けれども、会社でやる気をなくしたり、「私の人生このままでいいのか」と思ったときに励まされる小説なので、私は会社員のとき、退職したとき、結婚して専業主婦になったときと3回も読んでしまった。 3回とも自分の視点が違うと、違う登場人物に感情移入したりなどして、違う楽しみ方ができる。 かなりよくできた小説だと思う。
その他にも、例えば競売で家を購入すること、英語で食べていくという難しさ、自営業のシビアさなど、ストーリーを楽しみながら認識できるというおトク感もある。 同年代の友人についつい勧めてしまう本である。