当日

8月26日  結婚式

1. 不機嫌な花嫁(天気ばかり気にする)

 目覚めたらどしゃぶりでした。 花嫁になる私は朝からとても不機嫌です。 しかも蒸し暑い・・・。 例年の北海道なら秋のような、からっと青空なのに。 

 私の親族が午前中に札幌に来ます。 姫路に住んでいる叔父様は、飛行機嫌いだそうで列車で12時間以上かけてやってきました。 10年ぶりの再会です。 叔父さんはずっとにこにこしてました。 道内に住んでいる祖父母、叔父叔母は車で来ました。 従兄弟が札幌のそれもごく近所に住んでいるので、まずはそこに到着したとのこと。 最後は私の弟です。 旭川で研修医をしているのですが、午前10時頃「当直を終えたので、車で行くから」との連絡がありました。 寝不足で車なんてと心配のタネが増えます。

 11時頃、母と一足早く出発しました。 タクシーでホテルに寄って婚約者を拾い、ラ・ベール教会いに向かいました。 12時頃から支度が始まります。 新郎新婦の控え室は別なのですが、新郎はすぐに準備が終わるので、新婦控え室に来て私の母と喋ったり手持ち無沙汰に花嫁が出来上がるのを見ていました。 
 途中でオットに連絡が入りました。 雨は小降りになったのですが、空港から市内までの快速エアポートが止まっているとのこと。 朝本州から飛行機でいらしゃるゲストはたくさんいます。 オットは電話番号のわかる友人たちに「バスで来てくれ」と懸命に連絡していました。 当日の直前になっても、不安事だらけでした。

 支度を終えたら写真撮影です。 教会とホテルとはカメラマンやビデオ撮影者が別です。 どちらにしても写真はたくさん撮るので忙しいです。 様々ななポーズを、しかも気恥ずかしいポーズや表情をして撮られました。 これらがずっと残るんだと思うと、一生懸命笑顔を作りました。 教会での親族写真を撮る際に早めに来て貰っていた「結婚承認者」を頼んだ友人と会えました。 何だかとても嬉しかったです。

 
リハーサルは1度だけありました。 神父さんとのお話があり、名前を確認したり式次第を説明してもらったりします。 窓の外を見ると雨があがっていて、やっと安心してきました。 

          
新郎新婦控え室にて

 
教会式結婚式は、神父が入場しその後から新郎が入場します。 次に音楽とともに新婦が父と腕を組んで入場、そして父から婚約者のもとへと参るのです。 一番難しいのは入場です。 足を一歩ずつ踏み出さないとならないし、父は新郎に同じタイミングで一礼して席に戻るのです。 その後は神父様からの大事な説教があり、指輪交換などの誓いの儀式を終え、賛美歌とともに退場します。 リハーサルの指輪交換では、オットが心配していたとおり、指輪が逆にセットしてありました。 彼の方がサイズが小さいからです。 私だって普通サイズなのに・・・。

 
午後2時から挙式です。


2. 結婚式と花嫁の父

 私の父は一口で言うと面白い人物です。 一般に言われる花嫁の父のように、決して娘を手放したくないから泣いてしまうような人ではありません。 教会式の結婚式では準主役となるので、「入る服があるかな」など変な心配をしてました。 弟やオットは
「パパが真面目な顔してみなこと腕組んでヴァージンロードを歩くの? 笑いを堪えられないと思うよ。」とよく言ってました。 

                  
リハーサル時の写真

 本番では、入場とともにスタスタ歩き出しそうになるし、新郎に一礼するのを忘れて安住の場所に戻ろうとするなど、予想通りやってくれました。 
 結婚式では黒人歌手キングさんゴスペルを歌ってもらいました。 素晴らしかったです。  
  
             

 
式は30分くらいでした。 神父さんのお説教はいいお話で感動的だったのですが、長い・・・・。 新郎新婦は微動だにせず聴いてなくてはなりません。 私は高さ12cm、オットも3cmのヒールの靴を履いているので足が辛かったのです。 
 指輪の交換や誓いのキスなど、ほっぺたにしたのですが、ものすごく恥ずかしい場面を終え、結婚証明書にサインをします。  ここで結婚承認を頼んだ各々の友人2人にも署名してもらうのです。

 「アーメン」の歌の後、新郎新婦の退場です。 キング氏の素敵な歌声をバックに、私たちもにこにこと退場しました。 そこで初めて来賓の顔を見ることができます。 久しぶりに会う友人もいますし、遠くから恩師にも来て頂いています。 教会式結婚式にして一番よかったと思った瞬間でした。
                               

3. 念願のフラワーシャワー

         

 ホテル内のチャペルでなく、教会で式を挙げたい理由の第一は、庭でのフラワーシャワーでした。 雨も上がり足元も乾いていて友人たちに花びらをぶつけられることができました。 その後幸せの鐘をならしたり、キング氏と写真を撮ってもらったりします。 また、家族と一緒や友人たちと一緒の記念写真も撮ることができました。 
 最後は白いリムジンでの移動です。 ナンバーは「1122(いい夫婦)」なのです。 リムジンの中は広くてドレスが広がってもゆったりと座れます。 みなに手をふり、ホテルアーサーへと向かいました。
 2歳の甥っ子君が「ボクもあの車に乗りたかった・・」と後で教えてくれました。