その20

町の子の田舎の生活

二ヶ月ぶりに自分史を、とキーボードに向かいました。
このところ何故か集中力に乏しく、文もピアノもあまり進みません。

先日、疎開先の一乗寺を訪問した折、寺務所でお茶をよばれながら、当時から居られるおばさんと色々お話をしました。その中で「ここはタケノコが名産なんですよ」と言われました。そこで私は、「そう言えば疎開中にタケノコ堀をしました」といいながら当時のことを少し語りました。


  お寺での疎開生活がはじまって一ヶ月ぐらい経った頃です。先生の引率で裏山へタケノコ堀にみんなで行きました。山の中へ少し入り込んだ竹やぶで、先生はタケノコの掘り方を説明してくれました。「タケノコの先っぽが地面の上に出ている物はダメなのだ。もうすぐ地面を突き破りそうなものが良い。よく注意して見ると地面が盛り上がっているから、それを掘るのです。」と。
そして、見本に掘り起こしてくれました。あとは皆でわいわい言いながら掘るのですが、私はぜんぜんダメでした。掘り方の説明は分かったのですが、むつかしくてできませんでした。六年生の子はできていたようです。
 タケノコほりの他、田んぼにも入りましたし、玉ねぎも取りにいきました。町の中では経験できないことをいくつかさせてもらいました。ところがそのひとつひとつが楽しくなかつたのです。ほんとうは楽しいことなのに何故なのでしょう。

 次回お話する予定の「あそび」の世界と共通する何かがあるのかも。

では今日はこの辺で。

5月19日

その21 「ビーダマも面白くなかったのだ」の巻


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