その3
幼児番組の思い出
きのうはるきは,幼時番組「おかあさんといっしょ」が放映されると、
「うん?」といった感じでテレビの前に立ち,一所懸命みていました。
テレビに合わせて手を振り、リズムをとつていました。
幼時番組の中身には幼時をひきつけるなにかがあるようです。
わたしの感じでは、画像以上に音響効果がものを言っているように
思えます。コマーシャルにも同じことが言えるかもしれません。
『ざしき箒とラジオ』
五歳ごろのこと、朝の目覚めが『ざーッ ざーッ』という音で起きること
が多かった。母親が座敷箒で掃除している音でした。
その音は、はじめ遠くのほうで聞こえていたものが、だんだんと
近づき、それが箒の音だときずいたころ目がさめていたようです。
箒の音とともに、よくラジオの音が聞こえていました。あるとき、
目覚めたまま起きずに寝転んでいるわたしの耳に、
ラジオの音が入り、聞き入っていました。
幼児向きの番組だったようです。
くわしい内容は忘れましたが、なんでも主人公たち何人かが、
宝島へ冒険に行く、といった単純な内容だったと思います。
わたしはいつのまにか物語りの世界に入り込んでいたようです。
最も興味がわいてきて、さあ「これからどうなるのやろ」と、
わくわくした時、番組は終わりました。つづきものだったのです.
わたしは続きを聞きたいと思いました。
朝眼がさめたら続きが聞けるものと思い込み、何日も、
なんにちも待ちました。でも続きを聞くことはできませんでした。ひと
こと母親に『今のお話面白かった、つづきを聞きたい」と言っておけば
よかったのでしょう。
たまたま耳に入った物語が、続きもまた、たまたまを期待したのでしょうか。
はるきの様子を見ていて思い出したことです。
では 99/09/28
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