『学童保育所』とは?
住之江区に学童保育が初めてつくられて、今年で28年目を迎えました。
現在では300名近い子供たちが、「昼間の兄弟姉妹」として放課後の生活を
送っています。
「学童保育」…それは主として共働き家庭、母子家庭、父子家庭などの事情
で、日中の保育を必要とする1年生〜6年生の小学校に通う児童が、いろい
ろな集団活動を通じて、下校〜保護者が帰宅するまでの放課後を過ごす「生活
の場」なのです。学校のように教科書の内容を教えたり、塾のように学習や手
習いをするところではありません。
学童保育の歴史は古く、1948年に大阪市の今川学園(保育園)で、小学
校の放課後に卒園児を保育したことに端を発しています。この学童保育は野火
のように拡がり、半世紀を過ぎた今尚増えつつあります。
女性が結婚し、母親になっても働き続けられる権利を守ろうと、初めの頃は
単に子供を預けるだけだった学童保育も、指導員と呼ばれる保育者と親たちの
手で、単なる「かぎっ子」対策ではなく、1人1人の子供の成長を異年齢の子供
集団の生活の中から作り上げていく教育の場として発展してきました。
学童保育に通う子供たちが、「昼間の兄弟姉妹」として育ちあうために、親た ちは我が子を見つめる眼ではなく、我が子を成長させるまわりの子供たちの親 としての眼も同時に持つようになってきました。子供が集団の中で成長するの と同じように、親たちもまた子育てする仲間の中で成長してきたのです。
このように学童保育は、保護者の皆さんが安心して働いていただき、児童が 放課後を安全に過ごすとともに、活き活きとした活動を通して成長する糧を身 につけるように、指導員を先頭に努力しています。