ほっくんの

視覚支援と構造化

 あーちゃんが見て解るような支援の仕方が良いのだと知ったのは、

ほっくんが3歳の頃でした。でも、毎日を過ごすだけで精一杯で

自閉症についていろんな本を読んでも理解するには時間がかかりました。

一つの事柄を言葉で表すには幾通りもの表現があり受け止め方があり、

机上の独学だけでは足りなかったのです。

多くの事例を知って実際に目で見て知るまでは・・・

就学を期に担任の先生と協力して少しづつ始めました。

小学2年生になりほっくんが学校に慣れてきて

あーちゃんから離れられるようになった頃「親のための勉強会」に通い始めました。

そこで初めて専門家と呼ばれる方から教えを請う事が出来たのです。

1年間6回シリーズの最初から最後まで「目から鱗」の新発見!

そこで家中の大改造が始まり、今でもほっくんの成長に合わせて少しづつ修正しています。

 

スクールバス

   

         開くと・・・ 

小2の秋から下校のみスクールバスに乗車。最初は学年の先生が交代で付き添ってくれたので誰と乗るのかが解るように、一人で乗るようになると先生のカードを外した。

2種類のバスに乗るので2種類のバスカードと、入れ替え式の路線図を作る。

担任@との共同作品。

現在はバスの種類の提示とお迎えの人物提示のみ。

スケジュール

 トラジッションエリア

      

 ↑始めは2個提示      ↑次は3個提示       ↑今はオールデイ

     

うまくスケジュールに乗れないときに、その時気に入っていたマグネットの数字を利用して、ホワイトボードにスケジュールを書き、終わった活動は消していったこともありました。

     ←日めくり

      

     ↑月間カレンダー        ↑生活表

日めくりで今日は何日か提示する。最近は日めくりがなくなったら1年が終わることをなんとなく理解してきている。4月から始まって3月に終わる日めくりがあると最高かも。

1ヶ月のカレンダーは1日が終わったら数字に×を付けて消す。

 夕食後から就寝までの活動が上手く流れなかった時、長期休みに学校から渡され提出していた 生活表毎日取り入れることにした。 課題が出来たらシールを貼る。

担任Aとの共同作品。

 お仕事

   

<魚のエサやり>

100円ショップの(たぶん薬を入れる)ポケットに、魚のエサをシールチャック付の袋に入れて日にちを書いたものを入れておく。日めくりの数字と同じ数字の袋に入っているエサをやる。

    

 <洗面台を洗う>

歯磨きをする際どうしても水遊びになってしまったので先に洗面台をあらう仕事をしてもらった。

 自立課題

            

        

左から右へ

市販のドリルに手を加えたものを一人で過ごす時間を作るために始めた。作業学習の練習になった。

終わったらごほうびにテレビゲームができる。

食事とPECS

    ←居間を仕切り食事スペースを作る。

      

   ↑家族全員で配膳をするので   ↑本人のスペース
    食器も色分け。
好物はお皿が空にならないと満腹でも食べてしまい吐くということをしていた。残すことを教えるためおしまいトレーを作る。

 

要求度が一番強い食事にPECSを導入。 カード1枚のみから、3語分まで使えるようになり、慣れた要求は話し言葉で要求できるようになる。

 

療育機関より指導を受け、家庭・学校・すまいるにも取り入れている。

睡眠とスヌーズレン

    ←タイムログ

   

↑ウオーターランプ    ↑オーロラランプ

ロフトベットをカーテンで仕切り、癒し系ランプを付けて寝る前の1時間をスヌーズレンタイムに。

 

療育機関で使っていたタイムログを導入することで、睡眠への移行がスムーズになり、朝寝坊が減った。

その他の視覚支援

           

↑コート掛け&姿見鏡
(実はトラジッションの裏)

   

          

1〜4年生までずっとグラウンド、5年生で初めて体育館になり大パニックを起こしたため、6年生の時、事前に運動会の天候による変化を予告。

療育機関のアドバイスを経て、担任Bとの共同作業。

その他の構造化

   

      

脱衣したら下のカゴに入れる。

浴室から出たら腰に巻いてあった濡れたタオルを上のカゴに入れて、バスタオルを羽織って、トラジッションを経て着替えコーナーへ移動する。

 

タンスと洋服掛けを向かい合わせて仕切った着替えコーナーに、カーテンで目隠しを着けた。

※担任@・・・小学部1・2年生
※担任A・・・小学部3・4年生
※担任B・・・小学部5・6年生