高プロラクチン血症について
出産後に出るホルモン(赤ちゃんにあげるためのおっぱいを出すホルモン)が
なぜか妊娠前の女性に出る事があります。
プロラクチン値が高いと排卵を抑制したり、排卵、受精しても着床しにくい事があるのです。
初めてこの事を知った時、
「出産後授乳中でも赤ちゃんが出来ちゃう人だって居るのに
なんでそんな不妊症があるの?理不尽だーーーー!!!」
と思ったものです。
よく時代劇などでお金持ちの家庭で実母は子供を育てず
乳母が育てるシーンが出てきますが、昔から「授乳をしていては次の子供が出来ない」
という古くからの知恵でそういう習慣が出来たものと思われます。
判定:プロラクチンの血中濃度を調べて、15ng/ml(これ以下が正常)
を超える場合に高プロラクチン血症と診断されます。
もしプロラクチン値が高くても体調によって上下する事もあるので
一回だけでなく何度か血液検査を受けると良いと思います。
高プロラクチン血症の原因は特に無い場合が多いのですが
中絶や流産、胃潰瘍や精神科で投与される薬が原因になる場合もあります。
ストレスも大きな原因と言う説もあります。
また、プロラクチンの分泌を司る脳下垂体の異常(脳腫瘍)が原因になる事もあります。
こうなるともう子作りどころではなくなってしまいます(^^;)
日常の健康にも気をつけて子作りを頑張って行きましょうね。
自覚症状:特に無しですが、乳首から少し乳汁が出る症状がある人も居るようです。
基礎体温をつけてみてグラフが低温と高温に分かれない(無排卵)であったり
周期が40日を越える長い周期が続く場合は、この高プロが原因で無排卵の
可能性があります。
対処法:パーロデルやテルロンという薬を使ってプロラクチンの値を下げ
クロミッドなどで排卵誘発をする治療が一般的です。
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