人工授精(AIH)体験記

タイミングでなかなか妊娠出来ない、フーナーテストの結果が良く無かった
女性に抗精子抗体
があった、精子の数や運動量が少し悪かった場合などに行われます。
女性の排卵や卵管に問題が無い事が条件です。
専用の注射器やカテーテルで精液を子宮に送り込みます。

umeさんの場合  治療費用約2万3千円

AIH一回目

排卵誘発剤なし
<周期6日目> 保険適応外感染症スクリーニング検査 ※@
<13日目>  卵チェック(13.6ミリ 内膜9.3ミリ)
<16日目>  卵チェック(最大12.8ミリ 内膜8.1ミリ)
<19日目>  朝 病院で LH検査 擬陽性(20くらい)
          卵チェック(18.7ミリ 内膜13ミリ)
           エストラジオール値の検査(後日、タイミングはあっていたとのこと)※A
          夜 家で LH検査 陽性(35くらい) ※B
<20日目>  AIH
          精液検査 運動率29%前進率11% 
<35日目>  撃沈

※@保険適応外感染症スクリーニング検査は血液検査です。
検査結果が出るまでに1,2週間ほどかかるのでAIHの予定がきまったら早めにうけておいた
ほうがいいと思います。検査結果を待たずにAIHするのは不安材料になってしまうと思うので。
Aエストラジオール・・・発育した卵胞から分泌されるホルモン
BLH・・・排卵を促すホルモン

一回目の感想

<6日目>私が通っている病院ではAIHとIVFをする場合、年に一回は感染症検査を受けなくては
ならないらしくて受けました。様々な感染症(梅毒、クラジミア、エイズ、C型肝炎、B型肝炎、
トキソプラズマ症)の一括検査ということで別途2万円かかりました・・・(痛)。
その結果、ダンナさまのトキソプラズマ症が判明しました。主に猫の糞や生肉を介してうつるらしく
普段の生活ではうつらないということ。かかっていても病気ではないが妊娠中に母体がかかると
胎児に影響があるということでした。先生からは「奥さんにうつらないよう生肉には注意してください」
と言われました。初めてきく名前なのでびっくりしましたが、検査があったため注意できるのでよかった
かなと思います。

<16〜19日目>たびたび卵チェックへ行く。なかなか育たない。
19日目の午前に診察をしてもらったところ、「今日の夕方がベストのようです。ご主人と相談して
ください。」といわれ、やっとだ〜やっとできる〜と思って喜んでTEL。その返事が
「今日、これから会議・・・。」うえ〜ん。ひどい。けど仕方ない。明日決行。

<20日目>いよいよ!ドキドキする!!朝、自宅にて精液採取してもらう。
病院へ到着して精液を提出。待合室で待っていると20分後くらいに看護士さんに呼ばれ、
診察室ではなく別室で「今、精子の濃縮、洗浄をしています。あと15分ほどかかると思います。
その間にお手洗いなど済ませておいてください。なにか疑問やこうして欲しいとかあったら、言って
くださいね。」といわれる。事前に説明会にも参加していたので特には何もなかったが、そう言って
くれたことで安心しました
(^_^)
いつもと同じように内診台へ。「消毒しますね。」といわれ膣をおされているのかズンとくる痛み。
私はこれが一番苦手。「じゃあ、精子をいれますよ〜。」チューブのようなもので入れるときに
少しだけ生理痛の様な痛み。「はい、はいりましたよ。」ほんとにあっという間。
精子注入は10秒もかからなかったと思います。
その後、やっぱり・・・うわさどおりに内診台にのったままウイーンとさらにあがっていきました。
これは横から見てみたいって思うような角度。ちょっと恥ずかしくてちょっと楽しかった・・・。
最初からバスタオルは太ももにかけているので、そのままの格好で約5分。
「精子くん、がんばれ〜。進め〜。」と念じながら待ちました。
5分後また別室で腰高枕をあてて10分。診察室にて説明。「前進率はよくないけど、距離は半分に
なってますから、一回目で成功する方は多いですよ。」期待させないで〜〜と思いながら期待してしまう。

<撃沈まで>注射などは打たず、できるだけ体を冷やさないように、あまり重すぎるものは
もたないように気をつけたくらいです。
私たちの場合、フーナーテストが異常だったのでその分AIHには期待していました。
撃沈してからは涙が出ました。
リセットボタンを押されたような気がして、今までのことが無駄に思えてつらかったです。
でも2、3日すると「よし、次だ!」と思えました。


AIH二回目

<周期6〜10日目> セキソビット服用※C
<14日目> 卵チェック(11,4ミリ 内膜13.3ミリ)
<17日目> 卵チェック(最大8.9ミリ 内膜8.1ミリ)
<20日目> 卵チェック(17.3ミリ 内膜8ミリ)
         LH検査 陰性
<21日目> LH検査 陰性
<22日目> LH検査 陰性
<23日目> 朝 LH検査 擬陽性のため病院へ
         卵チェック(20.2ミリ 内膜11ミリ)
<24日目> AIH
         精液検査 運動率55.9% 前進率13.6% 
         
hcg注射
<27日目> 
hcg注射
<31日目> 
hcg注射
<37日目> 撃沈

※Cセキソビットは排卵誘発剤です。クロミッドほど強くなく「排卵誘発 弱」と書かれていました。
排卵できていない場合に排卵させるほど強くはなく、排卵期が遅い人などに投薬されると説明されました。
クロミッドのように双子、三つ子の可能性はないとのことでした。

AIH二回目の感想

<周期6〜10日目>出遅れたけれど、セキソビットを服用しました。

<14〜23日目>前回以上になかなか育たない。
あまり排卵が遅いといい卵ちゃんにならないと聞くので不安になる。
病院に通うのもちょっとつらい。23日目やっと「うん。いいですね。」と言われてほっとしました。

<24日目>看護士さんとの話の中で「右から排卵のようなので、右の子宮卵管角を目指して
注入してもらえますか。」とお願いする。あまり成功率は変わらないらしいけど、気持ちの問題で・・・。
笑顔で「わかりました。」と言ってもらえる。
この時間はとっても必要な時間でありがたいと思いました。

内診台へ。消毒・・・痛い。
前回と少し違う(硬めらしい)チューブで注入。
覚悟していたのが拍子抜けするくらい前回より痛くなかった。
またまた内診台がウイーンと5分間。
天井の花模様を見ながら「うまくいけばいいなあ」とぼんやり。
その後、安静室ではなく診察室の横のベッド?長いす?のようなところで腰高枕で10分間。

先生から説明。「前進率がよくない。」といって顕微鏡をモニターにうつしたのをみせてくれました。
精子くんがいっぱいいるが確かに画面から出て行く精子くんはあまりいない。
「このまま同じようにAIHを続けていても確率は下がっていきます。ステップアップを考えてください。」
といわれ、へこむ。

<撃沈まで>先生の言葉ですでに気持ちは撃沈していましたが、わずかな期待は残っていました。
「受精できたときに着床しやすいように注射しましょうか。」といわれたので即答で「お願いします!!」
といって注射をしてもらいました。
でも・・・きてしまった・・・。内心分かっていただけに2、3日のショックはそれほどでもなかったけれど、
その後何かの拍子に今までにないほど落ち込んでしまい、少しだけ治療を休憩することにしました。

AIHを経験して「もっと人工的かと思った・・・」というのが率直な気持ちです。IVFやICSIにもいえること
だと思いますが、いくらお薬の力を多少かりてもやっぱり最終的には何か別の力がはたらいてるん
だなあ、と思うようになりました。

私は今周期もう一度だけAIHに挑戦して、その後ステップアップしていこうと考えています。
またがんばっていこうという気持ちになれたのも、このサイトや周りの人が共感して励ましてくれたから。
まだまだこれからですが、がんばっていきます!

AIH撃沈談で申し訳ないですが、少しでも参考になれば幸いです。