| H15年1月24日 晴れ/曇り 今、買い物から帰ってきたところだけど、途中 えらい目に遭いました。 晴れているけど冷たい風が強く吹いていた午後2時。 買い物に、車で行くか、ベビーカー押して行くか悩んでいた。 せっかく晴れているし、しおりは完全防寒の格好をさせれば大丈夫だろう・・・多分。 という訳で、ベビーカー押して散歩も兼ねる事にした。 しおりの防寒OK! 私は・・・どうせ歩くし、1時間以内だから普段着でいいや。 さぁ、行きますかっ!しおりさん。 しおりも散歩に大喜びのようで、辺りをキョロキョロと眺め回していた。 20分程歩いたところで、道の向こう側に人影を発見。 妊婦さんと、倒れこんだお婆さんだ。 そのまま、歩いて近づいて行くと、妊婦さんが困ったように私を見ている! ずーっと見ている。 哀願の視線。 何やら嫌な予感・・・。 ただならぬ妊婦さん&倒れ込んだお婆さんの様子。 私は道路を渡って、妊婦さん&倒れこんだお婆さんの元へ急いだ。 私「どうかしましたか?」 妊婦さん「このお婆さん、随分前からここに倒れ込んでいて、 どうやら動けないようなんです。」 私( ̄□ ̄;)!! それは大変だ。 妊婦さん「ずっとお家の方に連絡しますか?とか救急車か警察呼びますか?って聞いても、止めて下さいって言うんで・・・でも、このままここにいたら寒いから体に良くないと思うし・・・どうしたらいいんでしょうか・・・私、携帯持ってないし・・・。」 私「お母さん、どうしたの?動けないんですか?」 お婆さん「・・・。」 私「どこか体の調子が良くないんですか?」 お婆さん「・・・。」 お婆ちゃん、それじゃわかんないよ・・・(泣) 私「お家の方に連絡して迎えに来てもらいますか?」 お婆さん「・・・。」 私「連絡先わかりますか?」 お婆さん「止めて下さい・・・怒られる・・・。」 怒られるって・・・ 私「でも、ここにいたら寒いから体に悪いですよ。具合悪いのなら 救急車か警察の方に来てもらいましょう?」 お婆さん「止めて下さい・・・怒られる・・・。」 これは困った。 本気で困った。 倒れこんだお婆ちゃんが 家にも警察にも救急車にも連絡しないでくれと言う。 どうしろと言うんですか(泣) 妊婦さん「お婆ちゃん、誰も怒ったりしないよ。何にも悪い事してないんだから。 ここにいたら寒いから、お家の方に連絡して迎えに来てもらいましょう。」 お婆さん「・・・。」 私「じゃぁ、私が車取りに帰るんで、送って行きましょうか?家の道わかります?」 お婆さん「止めて下さい・・・怒られる・・・。」 私「・・・でもね、お母さん。ずっとここにいたら風邪ひいちゃいますよ。 歩けないんでしょ?この方は妊婦さんだし、私も子供を連れてるので、 ずっと傍にはいられないから・・・。ね?お家に帰りましょう。」 お婆さん「・・・わたしゃぁ、一人暮らしです・・・。」 これはひょっとするとまずい問題に関わってしまったかもしれない・・・。 きっと妊婦さんもそう思っていただろう。 しかし、倒れ込んだお婆さんを放って行くわけにもいかない 上のやり取りが30分程続いた。 寒い風の吹きつける中、お腹の大きい妊婦さん、倒れ込んだお婆さん、私としおり。 しかも妊婦さんとお婆さんは随分前からこんなやり取りをしていたようで、 妊婦さんも弱っていた。お婆さんも鼻水がだらだら出ている。 しおりももう、寒さで固まっている・・・。 仕方ない・・・やはり警察の方に来て頂いて、 お婆さんを家か(必要ならば)病院まで連れて行ってもらうしかない。 心配顔の妊婦さんにこっそり「私ちょっと向うで警察に連絡して来ます」と告げた。 携帯から110番。 警察の方が出て事情を説明。 警察の方「わかりました。では、そこの住所を教えてください。」 私「はい。○○町の△△△という建物の横です。」 警察の方「え〜と・・・今確認しますからね。え〜・・・。○○町ですよね?」 私「はい。」 警察の方「△△△は〜・・・ないなぁ・・・。□□□の近くですか?」 私「は?何ですか、ソレ・・・」 こんな感じのやり取りが数分続く。 私「あの〜・・・それって◎◎市ですか?」 警察の方( ̄□ ̄;)!! 「え!?◎◎市ですか?あ〜!今××市の地図見てた。」 ××市って県庁所在地じゃん・・・。←県庁所在地から遠く離れた所に住んでる人 いや〜、携帯から110番しても、地元の警察署にはかかんないんだね(@_@) かけた事無かったから知らなかったよ。 その後、改めて現在地の説明。これももたつき数分かかる。 警察の方「わかりました。では、そちらの警察官にすぐ行くように伝えましたから。」 は〜・・・一安心。 けど、それより何より寒い・・・。 非常に寒い・・・。 そう言えば今日の新聞に 「季節風が強く海や山は大荒れ。雪の所も」なんて書いてあったぞ(汗) やっぱり厚着してくれば良かった・・・(後悔) 妊婦さんとお婆さんの元に帰って、お婆ちゃんに内緒で警察を待つ。 すると、通りすがりの奥さんが「あれ?お婆ちゃんどうしたの?」 私&妊婦さん( ̄□ ̄;)!! 「お知り合いの方ですか?」 奥さん「いや、知り合いって程じゃないんですけど、ご近所さんで・・・。」 私&妊婦さん「じゃぁ、このお婆ちゃんの家知ってるんですか?」 奥さん「ええ。そこですよ。」 真後ろじゃん ・・・お婆ちゃん(泣)言ってよ、早く・・・ 後ろを見ると、ちらちらこちらを見ているおばさんが一人。しかし近づいて来ない。 私&妊婦さん「お婆ちゃん、あのこっちを見てる人、お友達ですか?」 お婆さん「・・・。」 もういいや・・・。警察、来てくれるし(泣) しかし、家を出てもう1時間近く経つ・・・。 しおりも声が無い・・・。 そこへやっと警察がやって来た。 お婆ちゃんびっくり。 警察「お婆ちゃん、どうしたの?立てますか?」 お婆さん「はい・・・。」 立つ 皆( ̄□ ̄;)!! 立てるんかい すると警察を見てびっくりしたのか、 さっきから遠くでこっちをちらちら見ていたおばさんが来て おばさん「 どうもすいません。うちのお婆ちゃんです。」 皆更に( ̄□ ̄;)!! そうだったんかい それなら早く言ってよ・・・(大泣) 何だかんだで、結局警察が来てからは数分でスピード解決。 お婆ちゃん、よたよた歩いてお家に帰って行きました。 残された私たち親子と妊婦さんは無言。 安心感と疲労感でぐったり。 は〜・・・疲れた・・・。 今日の名言 仏諺 「友人の不幸に同情をあらわすはよし。 走りてこれを救うは更によし。」 |