正義



私は正義感の強い子でした。

その武勇伝は中学2年生の時。

同じクラスのYさんは不良っぽい子でした。もちろん話したことなど
ほとんどありません。

そんな彼女とある日たまたま話す事になりました。

彼女が相談して来たのです。

○○さ〜ん(ぐっちん本名)あたし〜、不良グループにパシリにされてて〜、お金も絞り取られて〜、
ちょ〜まいってるんだ〜。
(彼女の母親代わりの)婆ちゃんのお財布からこっそり持ち出してたんだけど〜、
もううちもお金無くてマジでやばいんよね〜
。」
みたいな感じに


何故私にそんな事を言うかっ(T_T)

と心で叫びながらも、ついつい彼女の話に引き込まれてしまう。

何度も言うようですが私正義感が強かったんですよ。

そして私がとった行動は・・・。

一人で不良グループに
文句言いに行きました。


その結果・・・。

ターゲットが私に変わりました。

寄って集って大声で罵声を浴びせられ、
すれ違い際にいやがらせをされる。

そんな日々に陥ってしまったのです。

思春期の傷つきやすいお年頃、大変悲惨な思いをしました。

例のYさんは知らん振り決め込んでるしね。

ほんで悩みに悩んだ挙句、

このままじゃイカン!

という答えが出たのです。

そして私のとった行動は・・・。

不良グループに決闘を申し込む事にしたのです。

いや、もちろん一人ずつね(^_^;a)束になっちゃイヤよ♪

まず初めにナンバー3の家に押しかけ決闘。

悪戦苦闘の末軍配はぐっちんに。

傷ついた心と体を引きずりつつ、ナンバー2の家に押しかける。

・・・が留守。

ナンバー2の妹に聞いてみると
どうやらナンバー1と一緒にいるらしい。

やばい!やばい!

しかしここまで来たら引き下がる訳にはいかない
さっき勝ったのでちょっと強気になってるし。

第一あんな悲惨な毎日はもう二度とごめんだ。

居場所を聞きつけナンバー1、2のもとへ。

い・・・いましたよ・・・公園に。

事情を説明していざ決闘(-_-メ)

まずはナンバー2が名乗りをあげた。

第一戦で疲れたことなど一言も愚痴らず戦う私。

勝負の結果は・・・引き分け。

もう身も心もボロボロですわ。

そこへ現るナンバー1。あんたせこくないかい?

まるでK−1の世界です(T_T)

何故に第三者の為に私がここまでせなイカンのですか・・・。

しかしもう後戻りは出来ません

最後の力を振り絞って戦いました。

髪の毛100本以上抜けました。多分

首、むち打ちになりました。

結果は・・・負けました。









しかしすっきりしました。

彼女達に抱いていた怒りを全て出し切ったから。

きっと彼女達もそうだったのでしょう、その後いやがらせは
ぱったりとなくなりました。

これでいいのだ♪これでいいのだ♪

結果オーライ。私はすっかり満足しました。



3年後



真面目に高校に通っていた私の前に
一人のヤンネエさんが現れました。

怖々見てみると私が助けたYさんではないですか!

「久しぶり〜(^_^)v」と声をかける私。

「あ!お久しぶりです○○さん!」
と挨拶するYさんの姿を期待していた。









かったるそうに私を見るYさん。

「あ〜。○○、何してんの〜?
あたし〜今ホストにはまってて〜
お金ないんだ〜。
○○、おごってくんな〜い?(笑)」











殺りますよ、お姉さん(-_-メ)




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