ぶた・ブタ・豚・・・




ここでは、我が家の豚くんたちの生活?を紹介したいと思います
豚くんたちがどうやって大きくなって、どういう風に売られていくのか。。。



〜出産・赤ちゃん時代〜
豚はだいたい生後8ヶ月〜9ヶ月で母豚になります。早いでしょ。
種豚(オス豚)と交尾して、115日目(約4ヶ月)で出産。
だいたい1回に10匹前後。多い時は14・5匹産む時もあります。
産まれてすぐに自分の足で立ち、ママのおっぱいを探し始めます。
人間の赤ちゃんもこうだったら楽なのに〜、と思うのは私だけでしょうか?(笑)
産まれてすぐから上下2本づつ。計8本の歯が生えています。
まずはそれを切って下痢止めの注射と、薬を飲ませます。
歯を切ってあげないとママのおっぱいが痛いからです。
可愛そうだけど、産まれてすぐの試練ですね。
生後3日目には「鉄剤」と言う血になるもとの注射をします。
豚は急激に大きくなります。その注射をしないと血液生産が
成長の早さに間に合わず貧血になり、やがて死に至ってしまいます。
豚にとっては大切な注射なんですね。
その時に雄は大事なもの(○玉)をとってしまいます。『去勢』と言います。
そして生後25日目くらいでママとお別れします。

〜子豚時代〜
さすがに2日くらいはママを探して、ビービー泣いています。
でもそのうちに忘れ、友達もでき(?)子豚時代の始まりです。
出荷する間、すさまじい成長をします。この時体重約10Kg。
餌には3段階あってまずは15日間、人間でいうと粉ミルクみたいなのを食べます。
これは結構甘いです。(ちょっとなめた)
次にちょっとパサパサの餌を16日目から食べさせます。
これもまあまあ甘いけど、人間がなめるものじゃないなぁ。(笑)
それを約40日間たべて、またまたグレードアップ!!
次に食べるのは母豚さん達が食べる餌に似ています。
ここまでくると人間はちょっと。。。(苦笑)
それを20日前後食べるころには、いよいよ出荷となります。
我が家は出荷をする間100日前後ですが、それまでに風邪をひいたり
伝染病予防の為の注射もします。豚くんって痛い目あってばっかり。
でも、これも消費者の皆さんに安心して食べていただければと。
出荷の頃は体重約40Kg。4ヶ月間で産まれたときの40倍近く成長します。

〜いよいよ出荷〜
うちでは、毎週金曜日が出荷の日です。その2日前の水曜日に、会社の方から
どの豚を買うかの調査に来ます。その豚が金曜日に出て行くわけです。
でもさすがに出荷の時は、たった4ヶ月間だけど友達になった豚くんとのお別れは
淋しく悲しいものです。その豚くん達は遠くへトラックに揺られて
別の農場に行きます。そこで残り4ヶ月間を過ごします。
お肉になるのはだいたい生後8ヶ月前後。体重約100Kgくらいです。

〜豚くんの1日の生活〜
豚くんはほとんどを寝てすごしています。たま〜に起きたら餌、排便。
うらやましい生活です。(^^)書いている今もどうやら寝ているようです。
でも餌が欲しい時の泣き声は、近くにいても声が全然聞こえないくらい
すごいものがあります。

〜母豚さん・種豚さん〜
我が家では母豚さん、種豚さんは別の農場が生産していてそこから買います。
犬もそうですが、血統がいいと病気をしやすく中々難しいみたいです。
そこで5ヶ月間をすごし、それぞれの農場に旅立って行きます。
種豚さんとして働くのは、母豚さん同様8ヶ月くらいからです。
でもまだ体が小さいこともあり、中々母豚さんには乗っかれないようです。
でも訓練していくうちに、立派な種豚さんになって行きます。
うちでは寿命というのはないのですが、さすがにおばあちゃん、おじいちゃん
になっていくと無理が重なっていくので、母豚さんは7回〜8回出産したら
お別れします。1年に約2回出産できるので、3年くらいです。
種豚さんは精子の数がだんだん減っていくので、こちらもだいたい
3年〜4年くらいでお別れ。過酷な運命ですね。

〜豚と人間〜
私自身妊娠・出産・子育てをして思ったのですが、
豚と人間は本当に似ている!
妊娠中・出産・子育て・・・。私も豚に教えてもらった事が
たくさんあります。そしてこれからも教えてもらう事も。
豚と人間の共存。おもしろいですよ。