(2006/06/04 Update!)
「保育料の比較はやらないんですか?」というご要望におこたえして、保育料比較もやってみました。 ご存知とは思いますが、認可保育園の保育料は前年度の世帯の所得税額で決まります。 すなわち単純に考えれば、世帯の収入に応じて保育料が増減するわけです。
この保育料の基準額は、自治体毎に決められているわけですが、東京23区では実はどこの区もほぼ横並びなんですよん。 どこの区がぬきんでて高い・安いというのはそれほどないのです。ここ数年値上げする自治体も増え、以前はほぼ横並びだった状況が最近では崩れてきています(2006/06/04)。

以下に、多くの区で設定されている認可保育園の保育料基準額表をアップします。
あくまで認可保育園の保育料ですので、都認証保育所や無認可保育室などは当然対象外となります。ご注意ください。

(注:2006年6月現在で最新のものをアップしていますが、今後各自治体で変更になる可能性もあります。
   恐れ入りますが最終的なご確認は各自でお願いいたします。)

初日在籍児童の属する世帯の階層区分 徴収月額(児童単位)
階層
区分
定義 3歳
未満児
3歳児 4歳
以上児
A 生活保護世帯 0 0 0
B A階層を除き、前年分所得税
非課税世帯
前年度区民税非課税世帯 0 0 0
C1 前年度区民税均等割のみの世帯 1,900 1,300 1,300
C2 前年度区民税所得割5,000円未満の世帯 2,400 2,000 2,000
C3       〃      5,000円以上の世帯 3,100 2,700 2,600
D1 A階層を除き、前年分所得税
課税世帯

前年分の所得税課税額=
3,000円未満の世帯 6,700 5,600 5,600
D2 3,000円以上〜16,801円未満の世帯 8,300 7,300 7,200
D3 16,801円以上〜30,000円未満の世帯 9,400 9,300 9,200
D4 30,000円以上〜60,000円未満の世帯 15,400 10,900 10,800
D5 60,000円以上〜90,000円未満の世帯 19,100 12,700 12,600
D6 90,000円以上〜120,000円未満の世帯 21,500 14,300 14,200
D7 120,000円以上〜150,000円未満の世帯 23,600 15,800 15,700
D8 150,000円以上〜180,000円未満の世帯 25,500 17,000 16,900
D9 180,000円以上〜210,000円未満の世帯 27,500 18,200 18,000
D10 210,000円以上〜240,000円未満の世帯 29,200 19,500
D11 240,000円以上〜270,000円未満の世帯 31,000 20,700
D12 270,000円以上〜300,000円未満の世帯 32,500 21,600
D13 300,000円以上〜330,000円未満の世帯 34,200 22,600
D14 330,000円以上〜360,000円未満の世帯 35,700
D15 360,000円以上〜390,000円未満の世帯 37,200
D16 390,000円以上〜420,000円未満の世帯 38,500
D17 420,000円以上〜450,000円未満の世帯 40,000
D18 450,000円以上〜600,000円未満の世帯 43,400
D19 600,000円以上〜750,000円未満の世帯 48,900
D20 750,000円以上〜900,000円未満の世帯 53,700
D21 900,000円以上の世帯 57,500

※ ただし、前年度に固定資産税が課税されている世帯は、階層区分が以下の表のように
  変更になります。
階層 定義 区分 認定する階層
C1 前年分所得税非課税世帯 前年度の固定資産税が4,000円以上の世帯 C2階層
C2        〃      6,000円以上の世帯 C3〃
C3        〃      8,000円以上の世帯 D1〃
D1 前年分所得税課税世帯        〃      10,000円以上の世帯 D2〃


 上記の保育料基準表と同じ設定の自治体はどこですか?
2006年6月に管理人・ぷにたが調査したところ、23区中14区が同じ保育料の設定をしていることがわかりました。
上記表と異なるのは分かっているだけで9区。ほとんどの区で、上記基準表より高い設定となっています。

【2006/05/31 追記】 
墨田区は'06年7月より平均11.6%引き上げる予定(3歳未満児最高額:61,500円、3歳児最高額:26,600円、4・5歳児最高額:22,000円)。
以前はほぼ横並びだった認可保育園の保育料も、自治体によって段々と差がでてきましたかねえ。
【2006/06/04 追記】 
大田区も'06年4月から最高6,000円アップしていることが判明(3歳未満児最高額:63,500円、3歳児最高額:28,600円、4・5歳児最高額:24,000円)。

上記表と同じ設定の自治体
(14区)
千代田区、港区、新宿区、文京区、台東区、江東区、目黒区、世田谷区、杉並区、練馬区、北区、葛飾区、江戸川区
中野区('05/01より)
上記表と異なる設定の自治体
(9区)
上記表より高い−
        豊島区
        荒川区
        品川区: 従来保育料より9%Up('04/10)
        足立区: '05年から'08年度にかけて段階的に20%→40%Up
        渋谷区: 但し高額所得層のみ
        板橋区: 従来保育料より約12.8%Up('05/04)
        大田区: 従来保育料より1,000〜6,000円Up('06/04)
        墨田区: 従来保育料より平均11.6%Up('06/07)
上記表より安い−
        中央区: 3歳未満児のみ
              (例 - C1:1,600円〜D1:5,700円〜D21:49,100円)
        渋谷区: 中間所得層のみ30〜50%Down('05/04)

 子どもを2人預けようとすると、やはり保育料は倍になるの?
いえいえ。
同時に2人以上の子どもを預ける場合、2人目以降の子どもの保育料は安くなります。これを減免措置といいます。
世帯の階層区分・お子さんの年齢に合致する保育料に対し以下の割合をかけたものが、2人目のお子さんの保育料と
なります。
階層区分 割合
C、およびD1〜D12に属する世帯 50%
D13〜D17に属する世帯 60%
D18〜D21に属する世帯 70%

「同時に」という但し書きがついているとおり、例えば2人兄弟でも上の子が卒園してしまった場合は、下の子に対してこの措置は取られません。また、「2人目以降」というのは「同時に保育園に通っている子どものうち、年齢の大きい順に2番目以降の子」をさします。

3人目以降の子の保育料ですが、ほとんどの自治体で「2人目に準ずる」と定めているのに対し、世田谷区、板橋区、足立区、中野区ではなんと保育料が無料になります。3人年子(3つ子とかならなおさら(^^))なら、かなりの割安感がありますね。

【2006/06/04 追記】
大田区は保育料の値上げに伴い、第2子は一律50%、第3子は一律10%負担としました。でも大田区の調査では、第3子減免の恩恵に預かれる(すなわち同時に3人が保育園に通っている)のは保育園利用者のわずか1%らしいですが(T^T)。

 延長保育の保育料はどうなりますか?
上記基準表を採用の自治体では、A・B階層は0円、C階層は数百円程度、D階層は上記保育料の大体1割程度です。

自治体によって延長保育の実施時間も異なりますし、それにより保育料も異なりますので、ここに一気に掲載するのは
難しいかな。…というわけで詳細は各自治体のサイト等でお調べくださいm(_ _)m。

 うちの区のサイトには保育料基準表が掲載されていないのですが...
保育料基準表が区のサイトにきちんと掲載されている自治体は、それほど多くはありません。
その場合どこを見ればいいかというと、
   ・秋頃にもしかしたら自治体サイトにアップされるかもしれない「新年度入園のてびき」
    (年度を通して掲載されている自治体もあります)
   ・区サイトの「例規集」

実は「例規集」を載っけている自治体サイトもそれほど多くはないのですが、一度ご自分の自治体の保育施策にどんな決め事があるのか、覗いてみると面白いと思います。
ちなみに今回「例規集」から保育料基準表を探させてもらった自治体には、千代田区、中野区、豊島区、杉並区、足立区などがありました。それにしてもその中から探しだすのは、…いやもー苦労しましたよ(笑)。

「例規集」も、「新年度入園のてびき」も、自治体サイトに載ってませ〜ん…という自治体にお住まいの方は、
…すみませんが、区役所に直接おたずねください(^^;)。情報も、あわせてお待ちしております(爆)。


2003/07/25 作成
2006/06/04 修正



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