シンデレラ キリストの服を着た花嫁(1211日決定M版)

 

 

 

 

 

ナレーター

 

 

 

 

 

継母

 

 

シンデレラ

継母

 

アーダ

イーダ

ウーダ

継母

皆口々に

 

ナレーター

 

 

 

シンデレラ

 

 

 

 

ナレーター

 

 

 

 

 

 

 

継母

アーダ

イーダ

ウーダ

お使い

 

 

 

 

 

継母、三人娘

アーダ

イーダ

ウーダ

継母

三人娘

継母

アーダ

三人娘

ア・イ・ウ

 

 

 

シンデレラ

 

 

ナレーター

 

 

 

 

 

おにいさん

 

 

おにいさん

シンデレラ

おにいさん

 

シンデレラ

おにいさん

シンデレラ

おにいさん

 

シンデレラ

 

 

お城の使い

シンデレラ

使い

シンデレラ

お城の使い

 

 

 

 

シンデレラ

 

 

シンデレラ

 

おにいさん

 

 

 

シンデレラ

おにいさん

 

聖霊

シンデレラ

 

 

お城の使い

 

 

おにいさん

 

 

 

 

 

ナレーター

 

 

 

王様

王子

 

王様

王子

 

 

お城の使い

 

 

 

王子

シンデレラ

王子

シンデレラ

 

王子

 

継母アイウーダ

王子

 

 

 

ナレーター

 

 

 

 

 

全員

Scene1

  M@オープニング「チャイコフスキーピアノ交響曲1番(byマキシム) 」

(シンデレラ板つき。モップで床を磨いている。照明ON。幕、開き)

(※黒子、「シンデレラの家」のテロップ出す)

これは、シンデレラのお話です。母親を早くに亡くしたシンデレラは、その後、父の後添いとなった継母と一緒に暮らしておりました。しかし、母の後を追うように父親が亡くなったため

不幸のどん底に。何故なら継母と連れ子の姉たちが、強烈だったのです。

 

  MA「仁義なき戦い」

(継母、アーダ、イーダ、ウーダ上手から、居丈高に登場)

ほほほほ、今朝はな〜んかいいことないかしら。

(あたりを見回し)これといってなさそうだから、毎朝の日課とまいりましょうか。

これシンデレラ、麗しのお母様に朝の挨拶は。

(ぎくっ)お、おはようございます。

わー、相変わらず辛気くさ〜。

(と、アーダ、イーダ、ウーダとひと笑い)

シンデレラ、朝ごはん、早くして !

シンデレラ、私の靴、磨いといてよ !

シンデレラ、私の宿題やってくれたかしら?

ゴミ出しもね。ペットボトルはきちんと洗ってから潰すのよ。

シンデレラ、早くしてよ、さっさとおやり。

(と、上手にはける)

義理の娘には意地悪だけど、環境にはやさしい継母と、身勝手な姉たちに毎日イジメ抜かれ、

シンデレラもまた、すっかり根性がねじ曲がっておりました。

 

  MB「仁義なき戦い」

(俯いていた顔を上げると形相が変わっている)ああ〜、うるさい、わかったわよ、やればいいんでしょ、やれば・・・

ブスでバカな姉さんに、いじわるばばあめ。私の美貌を妬んで、奴隷みたいにこき使って。今にみてらっしゃい、絶対に、仕返ししてやっからね。

(照明Off)

あわれなシンデレラは、表向き静かにしている分、内心、復讐に燃えちゃっておりました。

そんなある日のこと、お城からお使いがやってきました。

 

Scene2:

  MC「三つのジムノペディ」

(照明On)

(シンデレラ、継母、アーダ、イーダ、ウーダ板つき)

(つくろいものをしているシンデレラを尻目に、継母と三人娘、お茶をすすっている)

優雅なティータイムよねえ。お茶はやっぱり、三茶ホライズンの丸幸に限るわ。

それにしても暇だわ。なんかいいことないかしら。

あっ、茶柱!

くる、くるわよ、いいことが。

(下手より登場。ドアをノックして中に入ると、巻物を読み上げる。)

王様からのお知らせです。1224日、クリスマスの夜、お城にて舞踏会、つまりディスコパーティーをいたします。国中の18歳以上の娘さんは、全員、出席するように。夜中の12時に、一番美しいドレスを着ている方を、王子の花嫁とします。

 

  MD「恋のマイヤヒー」

いいことキターっ!(ガッツポーズ)

 

花嫁ですってえ?

なんて素敵なんでしょう。シンデレラ!私の一番いいドレスを直しておいてよ。

私のもよ。フリルとリボンを目一杯つけるのよ。

私は小林幸子に対抗して、豆電球を百万個。

ええっ、母上、図々しくありません?

私だって18歳以上の娘よ。亭主ふたりと死に別れ、今はフリーの身。なにか文句ある?

(イーダとウーダに)あの人はひとまず横においといて。

目指せ、玉の輿!

なんて素敵なんでしょう。私、王子様と結ばれるの。私がセレブ・・・

(シンデレラだけ残し、お使いは下手にはける。

継母、アーダ、イーダ、ウーダ、浮かれて上手へはける)

  ME「ブラームス弦楽六重奏曲第一番第二楽章」

私だって、お城に行く資格はあるのに、どうして、どうして、留守番になっちゃうの?

(涙をぬぐうと、形相が変わっている)わら人形4つつくって、5寸釘うっちゃおうかなあ。

(また泣く)

哀しみと恨みがたまりにたまって、人を呪うまでに落ちてしまったシンデレラ。

そしてクリスマスの晩、継母と姉たちは、馬車に乗ってお城へ出かけていきました。

ひとり取り残されたシンデレラが、不幸を嘆いていたそのとき。

 

Scene3;(Scene2から引続き)

(お兄さんと天使、下手より登場)

宅急便のホライズン運輸です。平野耕一さんからお届け物です。

(おにいさんドアをたたく、シンデレラ開ける。おにいさんと一緒に、聖霊が入り込む。)

  MF「Merry Chritmas Mr.Lawrence」 聖霊:おにいさんと同調しながら動き回る

おや?あなたは、なんでお城に行かないんですか?

だって、きれいな服がないんですもの。

いい事を教えましょう。一番美しい服は、今この場ですぐ、それもただで手に入るんです。 

それを着ると、あなたはキラキラ輝いて、周り中が楽しくなる。

あなた詐欺師ね。このご時世、ただほど高いものはないわ。帰って!。

ちょっと待った、疑り深い人だなあ。本当にただで差し上げますって。(聖霊ウンウン頷く)

まあ、本当ですか? では、下さい。あとで請求書来ても、払いませんよ。

さしあげますとも。ただし、ひとつだけ条件があるんです。だって神の子、イエス・キリストの服を着るのですから。

孤児(みなしご)になって、いじめられて、こき使われてる、あわれなでけなげな私は、当然、権利があるでしょ。わたしほど条件に合う者もいないんじゃないですか?

(お城の使い、割り込むように中に入ってくる)

ちょっと待った!

あら、あなたは。

参加者の取りこぼしがないか探しにきた、城からの使いです。

妙に説明的な台詞ですね。

台本上の問題です。さて、本題に戻りましょう。

人はうわべを見るが、王子は心を見る。高ぶるものに敵対し、へりくだるものに恵を賜うのです。あなた、普段、お母様とお姉様を陰でなんて言ってますか?

記憶再生アウトプーット!

(使いの書状、裏返すと『記憶再生』の文字)

「ブスでバカな姉さんに、いじわるばばあめ。私の美貌を妬んで、奴隷みたいにこき使って。今にみてらっしゃい、絶対に、仕返ししてやっからね」

(聖霊、シンデレラにライトを当てる。)

まあ、わたし、ずいぶんいじわるで、高ぶってるわ。

  MH「ヴィジョン」

わかったようですね、よかった。それでは、イエス・キリストを信じてください。彼はそんなあなたを赦すために、あなたの罪を負って十字架にかかったのです。でも、彼は死からよみがえりました。いのちの神ですから。それを心で信じると義と認められ、口で告白すると救われるのです。永遠のいのちの祝福です。

信じて、告白すれば赦されるのですか? そんなに簡単でいいんですか。話がうますぎます。

イエス・キリストはあなたを愛しているので、救いをプレゼントしたいのですよ。ちなみにただいまクリスマスキャンペーン期間につき、恵みも200%増量中です。信じればさしあげます。

(まだ疑っているシンデレラの右肩を軽く打つ、シンデレラくるっとまわる)

あら? 私、どうして疑ってたのかしら? イエス様。もちろん、信じますわ。あらら?、ゆううつな気分がどこかにいっちゃった、なんだか楽しくなってきたわ。

(聖霊キラキラする布をシンデレラに掛けて、下手へはける)

お〜やおや、キラキラ輝いてきました。あなたはキリストの服を手に入れたのですね。さあ、わたしの馬車に乗って行きましょう。 あ、はだしでしたね。これをはいてください。

(と、靴をはかせる。シンデレラと使い、微笑みあう)

シンデレラさ〜ん、お届け物のサインは、天の国で確かに受け取りました。

(照明OFF)

 

Scene4;

MH「La vie est belle

(照明ON)

お城では、たくさんの娘たちがきれいなドレスを着て踊っています。でも、王子様は不機嫌でした。

(王様と后、王子、中央に板付き。上手より継母と三人娘踊りながら入ってきて王子にアピール)

今晩はホンマに楽しいわ。わが国の娘たちはみんなべっぴんやなあ。

本当に、ソロモンの王宮もこれほど華やかではないことでしょう。

父上、母上、この国の娘はこれで全部なのですか? みんなうわべだけ飾っていても、だれひとりとして、本当に美しい服を着てはおりません。

あまり贅沢を言うのも感心しないね。

シャネルやディオールなんて、私だって買ってもらっておりません。

私にとっては一生の問題なのに。もうじきに12時になれば、花嫁を決めなくてはいけない。一体、どうすればいいんだ?

 

(声のみ、下手から)王子様、もうひとり、娘さんを連れてまいりました。

(下手からシンデレラと使い、登場)

  MI「You  Are My Hearts Deloght

(王子、手を広げてシンデレラに近づいていく)

おや?あなたは、ああ、あなたは本当に美しい服を着ておられる。キリストの服だ。

まあ、王子様、どうしておわかりになるのですか?

わたしもあなたと同じ靴をはいていますから。

え?靴ですか?

(二人、右足を一緒に出して、見比べる。)

ほら、福音の靴です。さあ、一緒に踊りましょう。(手を取り合う)

(踊っているほかの人たち、左手を腰に右手を拳にして抗議する姿勢。)

ええ? 何ですって? そんな、 おかしいわ、 あんな服で? だめよ〜

シンデレラさん、迫害を恐れてはいけません。

私たちが愛し合い、一緒に踊れば、この世にイエス・キリストの祝福が満ちるのです。

MJ「ドリフのヒゲダンス」

(シンデレラと王子が近寄ると、怒りに硬直していた三人娘と継母、幸福そうに踊り始める)

こうして2人は結ばれ、一緒にイエス・キリストの福音を伝えながら、末永く幸せに暮らしたのでした。

イエス・キリストの美しい服。それは本当に、今すぐ、この場で、しかもただで手に入るのです。主の御名を呼ぶものは誰でも救われるのですから。

さあ、みんなで、イエス様のお誕生を祝いましょう。メリー・クリスマス!

(全員横一列にならぶ)

メリー・クリスマス!また来年!

(踊りながら順に上手へはじけて幕)

                                 END