【や】〜【よ】
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 ・夜中に大根を盗むタコ
   海に住むタコが夜中に陸へ上がってきて、大根を盗んで行く・・・。まるで、童話にでも出てき
  そうな光景です。そんなのは、昔話のような作り話に違いないと思ったら、大間違い。漁師さんた
  ちの間では、よく知られた事実なのです。
  かぶせ、広げた8本の足を踏ん張りながら、大根を引き抜きます。大根は抜けて体がゴロッと横倒
  しになると、次は2本の足で大根を抱え、海に向かってノッタリ、ノッタリと歩いて行ったそうで
  す。昔から、日本の海辺には人食いタコの言い伝えが残っていますが、それもこのような習性から
生まれた伝説なのかもしれません。
 ところで、水棲のタコが陸に上がりほんとに生きてなおかつ大根を引き抜いて、帰る事が出来る
か疑問が残ります。この点について、タコの体には、海水を体内にため込む仕組みがあり、2日間
陸の上で、生きていたという報告もあって、条件的には可能だと言えます。しかし、なぜタコが、
生死にかかわる危険を冒してまで、陸上の大根を盗むのか謎のままです。