Margaret .W. Brown

マーガレット ワイズ ブラウンの本にはこのGoognight Moonステッカーが貼ってあります。  cardboardと呼ばれるボール紙で出来た赤ちゃんの為の絵本からペーパーバッグ、ハードカバー、うさぎやうさぎのベビーシューズと絵本が一緒になったギフトパックなど、絵本コーナーでは必ず見かけます。 それだけアメリカ人にとって親しまれている方と言えるでしょう。

UP 01.20.'02

THE IMPORTANT BOOK / HarperTrophy / Pictures by Leonard Weisgard

とても目を引く表紙の絵はレナード ワイスガードが描いたもので、手にとってみたくなる本でした。 カラーのページとモノクロのページが交互に現れるのですが、モノクロのページの方がインパクトがあり、普段何気なく見たり使っているものがなぜそんな形をしているのか、対象年令は4〜8歳となっていて子供にも分かりやすい簡単な文章で表現してあるのですが、簡単な言葉に込めた愛着を感じる事ができるので、子供よりむしろ大人に読んで欲しいと思います。 The important thing about you is that you are you....たいせつなこと、それはあなたがあなたであるということ。

それと、この本を買う決め手となったのは、使われている文字でした。書体が数種類あるのですが、ちょうどこの頃カリグラフィーを習い始めたばかりだったので、絵本というだけでなくそのデザインに引かれました

日本でも翻訳本が出版されたというので書店で見たのですが、字体が平凡な文字だったのでちょっとがっかりしたのでした。 簡単な英語なのでこの本は是非英語で見て下さい。(あくまで使用している字体について不満があるだけで、日本語訳に対してではありません)

翻訳者はうちだややこさんですが、もしかして本木さんの奥さんですよね? これからも色んな絵本を紹介して欲しいです。

UP 01.20.'02

小さなもみの木』原題/The Little fir Tree 福音館書店 バーバラ クーニー/絵 かみじょうゆみこ/やく

病気で外に出られない男の子の為に、小さなもみの木はクリスマスツリーとなって男の子をなぐさめるのですが、それは小さなもみの木にとっても嬉しい事でした。 毎年クリスマスの頃になるとお父さんが男の子の所に連れていってくれる日を待っているのですが、その年のクリスマスイブになってもお父さんは山に来ません。 悲しい気持ちになっているもみの木でしたが、その先はとてもうれしいハッピーエンドに。

読み終えた後は心から本当によかったーと思うし、ほかほか温かい気持ちになります。 バーバラ クーニーのこの絵のタッチがとてもマッチしていて相乗効果があると思います。 NY紀伊国屋で見て一目惚れした本

アメリカでクリスマスツリーといえば切り売りが一般的で、12月になるとあちこちの露店でカットされたもみの木が売られていました。 そしてクリスマスが終わり新年を過ぎると、ゴミとしてあるいはリサイクルゴミとして回収されます。 そんな現状ですが、この本ではお父さんが毎年春になると森に植えなおしていたので、小さなもみの木は大事にされていたんだなと思うとうれしくなりました。

和訳されたこの本はクリスマス時期には書店に並べられ定番絵本と言えるでしょうが、アメリカでは書店の入手が難しい絵本です。 

ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ』ペンギン社 坪井郁美/文 林明子/絵   原題/WILLIE'S WALK

 林明子さんのイラストにひかれて買った本でした。 後で作者をみて、『ぼくにげちゃうよ』のM.W.Brownだということに気がつきました。

男の子の家をまっすぐ歩いていくとおばあちゃんのお家にたどりつくのですが、その間にいろいろなものにであいながら、めざすおばあちゃんのお家にたどりつくまでの、男の子の冒険を描いている作品。 原文のWillie3話シリーズのなかの1話だそうです。

Willie's Adventures

Big Red Barn』 Felicia Bond/絵

本にはGood night Moonの作者が書いた本をしらせるシール(緑色の丸いシール)が貼ってあります。

牧場の小屋にすんでいる動物たちの一日の様子が描かれていて、ものがたりというよりは、詩のようなイメージの本です。 英語の本で感じるのは、韻を大事にしているせいか、文章にリズムがあって、それは小さな頃からマザーグースに親しんできたからできることなのかな?と思います。

ぼくにげちゃうよ』原題/Runnaway Bunny ほるぷ出版 クレメント ハード/絵 いわたみみ/やく

 高田馬場にある専門学校で、毎週土曜日だけ6ヶ月間の短期絵本創作コースがあったので通っていた時期があり、講師の先生は児童文学では著名な先生方が指導にあたっていた。 途中で自分に向いてないと気がつき4ヶ月でやめてしまったが、そこで薦められたのがこの本でした。

 買った当初は本を読んでもピンとくるものがなかったのですが、子どもがうまれてから読んであげたら、気に入ったらしく何度か続けて読むはめになりました。 こちらのキンダークラスで先生が読み聞かせしたそうです。

Good Night MoonA 50th anniversary retrospoective Clement Hurd/絵 Harpercollins Publishers

アメリカでは上のランナウエイバニーとこの本は最も有名な本で、この2册は幼児期に読まれているようです。 

 学校の読書会のときに娘が自分で選んでお金を出して買った本は『Good Night Moon』のペーパーバッグの本で、生徒の買い物を見守っていたキンダーの先生が、「その絵本はとても良い本ですよ、グッドチョイスだねERI」と言って下さった事がありました。 内容は皆さん御存じのように、文字が少なく、時間を追って変化していく部屋の様子を絵で表現されていて、部屋がだんだん暗くなると同時に月に照らされた外が明るく、そして月が夜空にのぼっていく様子はちょっと感動ものです。  ページの一部に「Goodnight cow jumping over the moon」とあり、マザーグースの「Hey diddle diddle」の一節を引用しています。

 この本は、大きさは普通の本と同じサイズですが、50th Aniversary bookで、表紙は紺色のクロス張りで、本文の後ろに、作者Margaret .W. Brownの生涯について書いてあります。