| 出 典 |
ニュースステーションのヘッドハンティングの特集 |
| 日 付 |
1998年4月16日 |
| 内 容 |
■従来の日本の一般的な職業意識は、ある会社に勤めていて、たまたま移動で今の仕事をしている、というものであった。これに対して、プロ意識の高い人たちは、ある仕事に命をかけていて、たまたま今の会社にいる、と考えている。特に、金融アナリストやファンドマネージャーのような個人の能力が問われる仕事では、この意識の差が企業の競争力の差に顕著に現れる。 ■プロ意識の高い人たちは、自分のキャリアを自分で作りたいと考えている。会社の都合で、あちこちに移動させられることを敬遠する。外資系の企業に就職する人たちは、高給が目当てであるといわれているが、必ずしもそうではない。 ■「もはやゼネラリストとは何もできない人のことをいう」と言われる一方で、社会が複雑化した現在では、一つのことしかできないスペシャリストも会社の役には立たない。問題は、それぞれの人が将来を見据えて、自分のキャリアアップを行っているかどうかであり、企業が従業員に対して、自分のキャリアアップを行える環境を整備しているかどうかである。それを行っていない企業からは人材が流出する。これは、金融業界で顕著に現れているが、他の業界でも少しずつそのような傾向が出ている。 ■アメリカでは、雇う側も優秀な人間を自分の会社に留めておくために、どのようにすればよいか勉強している。 ■日本では、クビになることばかり強調されているが、アメリカのシリコンバレーやウォールストリートでは自分から辞めていく人の方が多い。アメリカでは、この会社にいればキャリアアップできない、と考えるとすぐに会社を辞めてしまう。日米には、そのような意識の違いがある。 ■今後、企業の側には、マネージメントの上手い下手で、優秀な人材が集められるかどうかという試練に直面する。日本の企業は、社員は会社のいう通りに働くものだ、と考え、マネージメントの向上を怠ってきたが、今後は、そのようなことは許されなくなってくる。 |