| 出 典 |
ワールド・ビジネス・サテライト 銀行への資本注入 他 |
| 日 付 |
1999年1月18日 |
| 内 容 |
■竹中平蔵氏 マーケットというのは、長期的には理論的に正しいということを貫徹していく。特に世界のマーケットの圧力が強まれば強まるほど、おかしいことは絶対に続かない。起こるべくして起こることが必ず起こる。日本の金融システムが不安定といわれるが、不安定である理由はただ一つである。不安定な金融機関がいるからである。だから、不安定な金融機関には早くいなくなってもらう。ただし、マーケットに押しつぶされると大混乱が起こるので、政府がしかるべき管理のもとに置くことが今回の処置の考え方である。 ブラジルやアジアの危機で、根底にあるのは、今まで我々が見てきた経常収支の危機ではない。新しい資本収支危機、新しい資本の移動の危機である。実は、今のIMF体制ではそれをコントロールする手段を持っていない。IMFが危機をコントロールできないのでないかという不安が広がる事それ自体が危機である。 |