滑らかな舌触り
イタリアは世界一のワイン生産国であり消費国・輸出国である。古代ローマ人にワイン造りを教えたギリシャ人は後にイタリアのワイン生産量が増加すると、この国を「エノトリーア・テルス(ワインの大地)」と呼んで羨ましがったが、現在もそうである。世界全体の生産量約3千万キロリットルの約4分の1である3千万キロリットルを生産している。その約20%が70ヶ国に輸出されている。
☆イタリアワインが世界中に普及している原因
(1)葡萄品種が非常に多いため、ワインがバラエティーに富んでいる。
(2)生産量が多くて供給に余力があるので価格が安定している。
(3)国によるワインの品質管理が厳しいので安心して飲める。
☆原産地呼称
1963年にワインの品質管理と、消費者と生産者の保護を目的として制定されたワイン法で初めて導入された。
DOCGワイン(統制保証原産地呼称ワイン)…葡萄産地、品種、収穫率、混酸率、醸造方法、ワイン収率、最低アルコール度数、風味などが非常に厳しく統制されている。
DOCワイン(統制原産地呼称ワイン)…DOCGワインよりいくぶん規制がゆるい。
IGTワイン(典型的地理的表示付ワイン)…葡萄の産地と品種をラベルに表示したいわば中堅どころの並級ワイン。フランスのヴァン・ド・ペイやドイツのランドゥァインに相当する。
VdTワイン…並級ワイン。格付けでは最下位ではあるが、その中に「エリートVdT」と呼ばれる逸品も数多く見られる。