赤の銘醸が多い。
ディジョン市の南、シュノーヴ村からゴルゴロアン村に連なる長さ20kmあまり、幅数百mの一帯から最も素晴らしい赤ワインの数々が産み出される。その畑はほとんどが東向きのなだらかな斜面にあり、水はけが良く、日章量に恵まれている。また、土壌の多くは石灰分を含む粘土質で、特にピノ・ノワール種に最適なものとなっている。
産するワインはほとんどは赤だが、ごく少量の白もある。
☆Marsannay村
Nuits地区の入り口にある村。87年4月に単独のアペラシオンを獲得。
☆Fixin村
深みのある色調の、力強く薫り高いワイン。隣のジュヴレ村に似る。
☆Geyrey-Chambertin村
色合いの濃い、たいへん芳醇な、Nuits地区で最も力強いワイン。
シャンベルタンとシャンベルタン・クロ・ド・ベーズ畑は特級のさらに上ということで別格の扱い。これらの畑のまわりにシャンベルタンの名を付けられる7つの特級畑がある。また、一級畑にも特級と肩を並べるものもある。
☆Morey Saint-Denis村
優美な中にも力強さを持ったワイン。
両隣をジュヴレ、シャンボルの2村に挟まれているため、いま一つ名声にかけるが、クロ・ド・ラ・ロシュ、クロ・サン・ドニ、クロ・ド・タール、クロ・デ・ランブレイ、ボンヌ・マールの5つの特級畑がある。
☆Chambolle-Musigny村
Cotes de Nuits地区で最も女性的と形容されるワイン。香りの繊細さ、酸味の与える優しさに加えて、ミュジニーという村名のいかにも女性に好まれそうな響きも魅力の一つ。
ボンヌ・マール、ミュジニーが特級畑。
☆Vougeot村
芳醇で力強いが、優しさも併せ持っている。
特級畑であるClos Vougeotは単一畑としては最大の50haに約70人の所有者がいる。畑は石垣で囲まれ、中にシュヴァリエ・デュ・タストヴァン所有のシャトーがある。
☆Vosne-Romanee村
ブルゴーニュで最も偉大なワインの数々を生み出す村。味、香りなど全ての点で秀逸。一級ものも並外れて素晴らしい。
最高峰はかのロマネ・コンティで、その周りを4つの特級畑、ラ・ターシュ、ラ・ロマネ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァンが取り囲む。
☆Nuits-Saint-Georges町
色濃くタンニンの強いしっかりしたワイン。
特級畑こそないものの、Nuits地区のワイン産業の中心である町で、ジュヴレ村に次いで栽培面積も広い。このアペラシオンにはすぐ南のプレモー村のワインも含まれる。
☆Cotes de Nuits-Villages
Nuits地区のフィクサンの村及び、独自のアペラシオンを持たない4つの村で産するワインの名称。