鮮烈と言えるほどの爽やかなさと生き生きした酸味を持つエレガントなワイン

ラインガウと対照的。ここのワインにはボディよりも果実香り一杯の酸味と新鮮な品位を求めるべき。

☆地形
モーゼル川はドイツ国内を245kmにわたって急斜面沿いを蛇行しながら流れコブレンツでライン川に合流する。支川のルーヴァー川はトリアー市の手前でモーゼル川に注ぎ、ザール川はトリアー市の先コンツ町で合流する。

☆歴史
地域最大の都市トリアーはBC16年にローマ皇帝アウグストゥスによって北の守りとして開かれた街である。ドイツのワイン造りはローマ人によってもたらされたが、ここが最初の土地で、ドイツワインの故郷である。

☆地質とブドウ品種
粘板岩の急斜面で、ブドウ栽培には困難な所が多い。栽培は棒仕立てでハート型の整枝方式が一般的である。栽培品種はリースリングが約55%、ミュラートゥルガウが約23%、エルプリンクが約9%などの割合になっている。