だい3しょう 友だち
次の日の朝
吉隆と友美は、ひまわり園の近くにある川の土手の大きな木の下に
みかんの箱を置いて、秘密で子犬をかう事にしました。
子犬に名前をつけました。
オスの子犬をはっちゃん、
メスの子犬をちーちゃんです。
それから二人は先生にはないしょで、
ひまわり園の給食を半分づつ残して
はっちゃん ちーちゃんにあげていました。
はっちゃん ちーちゃんは二人がやってくると
いつもシッポをふってよろこびました。
ごはんを食べていっしょにあそんで
とても仲よしになりました。
夕方になると二人が帰って行くのを見て
はっちゃんとちーちゃんは、さみしそうなお顔をして
二人が見えなくなるまでずっと見ています。
さみしいのは吉隆と友美もいっしょです。
何度も何度も、うしろをふり向いては、
「バイバーイ、また明日ねー」
何度も何度も言いながら帰って行きました。
そんな毎日がつづいたある日、
ひまわり園に帰ると
知らないおじさんとおばさんがいて、先生とお話をしていました。