遺伝子工学の天才ラウムは、自分の白血球をもとに全コンピュータ業界が切望する生態素子を完成させた。だが、会社から実験中止を命じられたウラムは、自ら創造した「知性ある細胞」を捨てきれずに、研究所から持ち出してしまった。この新種の細胞が、人類の存在そのものを脅かすとも知らずに・・・。80年代の幼年期の終りを評された傑作SF。
永劫 上下 1987
地球上空に忽然と謎の小惑星が出現した。直径100キロ、長さ300キロに及ぶこの物体は「ストーン」と名づけられ、調査隊が派遣された。調査報告は驚くべきものだった。「ストーン」が巨大な宇宙船であり、未来の地球人の手になることが明らかになったのだ。しかも、これから起こる核戦争の結果が記された資料もあるという。だが「ストーン」の謎はそれだけではなかった・・。
久遠 上下 1988
地球上空に忽然と出現した小惑星「ストーン」未来の地球人が作ったこの巨大な恒星船の内部には、ハイテク都市ばかりか、さらに地球人の想像を絶する秘密がひそんでいた。無限へと通じる超空間回廊「道」が発見されたのである。この「道」が異星人ジャルトの侵略を阻むために閉鎖されてから40年の歳月が流れた。荒廃した地球と「ストーン」、そして「道」で、いままた新たなる壮大無比の物語がその幕を開ける。
天文学者アーサー・ゴードンは、友人からの電話に息をのんだ。木星の衛星エウロパが、何の前兆もなく突如消滅したというのだ。世界各国の調査にもかかわらず、原因不明のまま、次なる異常現象が地球を見舞った。アメリカのデスバレーに忽然と火山ができて、こそから異星人のてになるとおぼしき物体が発見されたばかりか、品詞のエイリアンまでもが発見されたのだ。だが、この二つの事件を結びつけ、地球と人類に襲い掛かる未曾有の危機を予見しえた者は、一人としていなかった・・・。地球最後の日というものすごいテーマでかかれています。面白かったです。
前作天空の劫火の続編です。20世紀末、地球は未知の異星種族の手になる惑星破壊機械の襲来を受けて炎上、壊滅した。別の異星種族に救出された数千人の人々は、太陽の軌道上の宇宙船に収容されて「銀河法典」の教育を受ける。この法典によれば、破壊機械を送り出して他の惑星を壊滅させた文明は、自らもまた滅ぼされなければならないという。地球壊滅から八年後、生存者のなかから選ばれた85人の子供たちが復習の旅に出た。スケールの大きな話で楽しめました。
200万の人工を擁するに至った22世紀の月コロニー。天然の洞窟を利用した科学施設”氷穴”では、これまで不可能だった絶対零度達成の実験が進行していた。そこへ地球から、冷凍保存された人間の頭部410個が持ち込まれた。これらの”頭”再生に成功すれば、有機的な一大データベースとして活用できる!だがこの二つの試みが合わさったとき、月に大異変が・・・ネビュラ賞受賞作、「火星移転」の姉妹編となる傑作SF。
まだ読んでないです。^^;
自意識を持つ唯一の量子論理思考体ジルに接触してきた、まったく異質の様式をもつ思考体、ロディとは何者か? バーチャル空間に潜行中のネット娼婦アリスを瀕死に追いこんだ投影体の正体は? 退行患者を続出させた病原体蔓延の元凶は? 錯綜するすべての謎はやがて霊廟オムパロスに収束する。霊廟内部に侵入した捜査官達の現れた、想像を絶する存在とは・・・ハードSFの巨匠が新世紀へ向けて放つ、超恕級巨編。