の人は私の好きな作品のひとつです。1943年オクラホマ・シティに生まれる。ヴェトナム戦争に従軍、69年名誉除隊。同年、SF界デビュー。

終りなき戦い  1974

ヒューゴー賞、ネビュラ賞ダブル受賞!!

 「日は、音を立てずに人を殺す七つの方法を教える。」印象的な冒頭で始まります。

 宇宙の戦士のパクリといわれればそれまでですが、実は根本の思想が違います。話の舞台は21世紀の未来から32世紀までと非常に長い時間にわたる話。地球人がワープ航法を発見したのち謎の宇宙人トーランと遭遇。些細な勘違いから全面戦争に。主人公マンデラはウラシマ効果のおかげで開戦から終戦までの千年以上の期間従軍する羽目に・・・・。宇宙の戦士との違いは、ハインラインは愛国心から軟弱な世相への風刺をこめて書いたようですが、こちらはヴェトナム戦争前後の反戦ムードを反映してか軍隊や戦争の馬鹿らしさみたいなものを伝えているような気がします。登場する戦闘服は例のモビルスーツみたいなやつです。別に無理してそんな機械を登場させなくてもいいんじゃない?とはおもいますが私は結構好きです。ちなみにヒューゴー賞、ネビュラ賞ダブルで受賞の傑作です。軍規により翻弄される主人公、公務員は共感できるかも。私が特筆すべきと思ったのはステイシスフィールド。これは地球軍の兵器でフィールド発生装置が発生させるフィールドないではすべての武器が効力を失うという優れもの。しかしこちらの兵器も無力となるためフィールド内では古代の武器を使い白兵戦が行われます。これ自体ふ〜んって感じです。ご存知の方もいるかも知れないですがPCゲームでスタークラフトってのがありますがなんとステイシスフィールドがテランの武器として登場してるんです。発見したときは、ちょっと嬉しかったです。(^.^)SF小説の中で他にこれが登場するのは今のところこれしか知らないのできっとゲームの製作者は作中のステイシスフィールドをそのまま使ったのではと想像してます。
 で、何がいいたいのかというとSFというのは映画やゲームのメディアにかなりの影響力をもっているのではということです。知らない人はそれでもぜんぜん問題は無いですがこういったバックグラウンドを知っているとよりいっそう楽しめるってもんじゃないですか?そういうのをオタクというのでしょうか・・^^; まぁ、簡単な例をあげるとスタートレックシリーズのピカード船長が出てくるやつにちょうどスポックのポジションにアンドロイドが出てきますが彼の頭脳はなんと陽電子回路でできているようです。それ何って人はアシモフ読んでください。あと、ロケット打ち上げのときの秒読み。あれもSF小説から出てきたもの、今じゃあたりまえになってますが。とまぁこんな感じです。

終わりなき平和      1997

ヒューゴー、ネビュラ、ジョン・W・キャンベル記念賞受賞!!

 神経接続による遠隔歩兵戦闘体での戦いが日常化した近未来。連合国は中米の紛争に対し、十人の精神がつながりあって操作するソルジャーボーイ小隊を投入し、絶大な戦果をあげていた。一方このとき人類は、木星の軌道上に想像を絶する規模の粒子加速器を建造、宇宙の始まりを再現する実験に乗り出していた。名作「終わりなき戦い」から20年余、巨匠が新たな角度から挑んだ傑作!
 なぜ、三つも受賞したのか理解不能。あのロボットが出て来る説得力がないように感じた。

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