私の読んだ本
書名(出版年)、著者、出版社の順に記してあります。コメントのないものについては順次書いて行くつもりです。
私の読書の傾向は、作家に方向が向いているようです。この作家が面白いとなったら、その作家の作品は入手できるだけ読みたくなります。もちろん読んだ一作が面白くてもなぜか他のを読みたいとは強く思わない作家もいるけど。本屋でもつい何人かの気に入った作家の新刊がないか探してしまいます。まあ当然といえば当然か。本屋に行けば作品の洪水が待っている中で、こういう気に入った作家の作品は、流されないためにつかまれるところのようなもんでしょうか。というわけで、以下の本についても、作家別に並べています。
・ジョナサン・キャロル
Jonathan Carroll(ジョナサン・キャロル)の書くものはいわゆるダークファンタジーに分類されるものです。その真髄は、くるぞくるぞと分かっていながらやっぱりぞっとさせられる怖さにあると思います。ちなみにホラー系の恐怖ではありません。この怖さ見たさに読んでしまう…。難を言えば、お金のあるアメリカ人の生活へのこだわりがちょっと鼻につくかな。でもそれを補って余りある面白さがあります。それから、この作家は寡作です。どれから読むのがいいかとなると、やっぱり「死者の書」でしょうか。
死者の書 創元社文庫
月の骨 創元社文庫
炎の眠り 創元社文庫
犬博物館の外で 創元社文庫
沈黙のあと 創元社文庫
The Marriage of Sticks(1999)Tom Doherty Associates
最近はamazon.comで洋書(もうすぐ死語?)がわりと安く手に入るようになったので、翻訳が出るまで待ってらんないという衝動に駆られても大丈夫になりました。いい世の中になったもんです。
・ダニエル・イースターマン
よくある歴史物ミステリー、というだけではありません。この作家は歴史的・言語的考証がしっかりしていると思います。それもそのはずで、中近東に造詣が深く、大学で教えたこともあるようです。翻訳は二見書房から文庫で出ていたのですが、いまいち売れなかったのか、最近の数作は訳が出ていません(TT)。翻訳の題はおどろおどろしいのが多いですが、原題はそこまですごくはないみたいです。
熱砂に聖都を探せ(上・下) 二見書房
魔境降臨伝説(上・下) 二見書房
墓の結社 二見書房
死者が復活する夜 二見書房
・フィリップ・K・ディック
アンドロイドは電気羊の夢をみるか ハヤカワSF文庫
ジョーンズの世界 創元社文庫
ユービック ハヤカワSF文庫
火星のタイムスリップ ハヤカワSF文庫
流れよわが涙、と警官は言った ハヤカワSF文庫
百億の昼と千億の夜 光瀬 龍 ハヤカワSF文庫