科学や研究者に興味のある高校生や理系の大学学部生への参考になればと思って 書きました。おまり多くは書けませんが今までの僕の経験から(笑)
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(質問1)地球惑星科学ってどんな学問?
なかなか難しいけど、簡単に言えば高校理科の地学になるのかな?それをより深く考えようって分野ですね。で、この分野の特徴として非常に幅広いことをカバーしてて、例えばオーロラの事調べるのも、気象予報の研究、火山や地震はどうして起こるの?、木星や火星(惑星)はどのように出来たかという起源を隕石を使って調べることなど、これ全て地球惑星科学なんです。だから、普通地球惑星科学を研究してる人は、具体的に研究テーマを絞ってやってますね。
(質問2)じゃ、具体的にどんな事やってるの?
僕は、地球(や惑星)の中身がどんな風になっているのかなという疑問を解きたい!と思って実験的に地球の中身を再現して、そこでどういう風なことが起こりうるのかというのを研究してます。で、その中身を再現するためには高温・高圧状態に物(鉱物)を持っていかなければなりません。だから、実験せないかんとです、これが結構大変(泣)。
(質問3)それっておもしろい?
これは大学学部生の頃、しょっちゅう周りの奴らから言われてました。おもろいんですよ、これが!なぜかって言うと、今の技術では地球の中はほとんど見えてません。ほんの表面なんです、火山なんかでも地球の奥深くから上がってくるマグマはほとんどないと言われてます。そういう見えない世界を再現できるって興奮しません?まあ、マニアと言われればそれまでですが。さらに、地球の中を調べることでどうやって地球ができたのかということさえ分かるのです。他の惑星でも同じですよ!おもしろそうに見えるでしょ?
(質問4)具体的にどういう生活?
詳しい自己紹介の部分で書いたけど、学部のころと違ってここではあまり授業がありません。大学院生となると、基本的には自分の研究を進めないといけないですから一人作業が多くなりますね。実験+論文読み+先生、学生や他の研究者との討論、研究発表が主な内容です。論文とは他の研究者が書いた報告書見たいなもんでこれを読んで最先端の知識を得たりします(ファッションの世界だけでなく、科学の世界でも最先端の知識は必要なんです!)。討論することで、新しい考え方が生まれたり問題点が見つかったりします。研究発表は多くの研究者の前で自分の結果を話します、最近は海外での発表も増えてますね。だから、研究者になりたい人は英語不可欠です!!理系だからじゃ許される時代じゃないですよ。
(質問5)大学院は変わったほうがいい?
これははっきり言って、よっぽど今自分がいる大学にいい先生がいる場合ややりたい研究がある場合を除いて、大学院は変えるべきです!アメリカの大学ではあたりまえのことです(むしろ残ることが嫌がられます)。なぜなら、外に出ることで厳しい環境で鍛えられるからです。(人付き合いによる慣れや甘えがなくなりますからね。)特に有名大学(旧帝国大)にいる人は真剣に考えるべきことです、なぜなら大学の名前だけが有名で実際教官はほとんど研究していないことなどが多いからです。地方大学の教官のほうがよっぽどいい研究をしてることはこの世界ではよくある話です。だから、院進学を考えてる学部生の人は、自分の所はどうかちゃんと情報収集してみるといいでしょう。大抵、大学院の入試は時期が早いので、早目から情報収集して意思をはっきりしとかないと、後々後悔することになります。(自分の周りでもそういう人がいっぱいいました。)
(質問6)学部の頃は何をしたらいいか?
まず言えるのは英語です!これからの時代、絶対に不可欠なものになるでしょう。しかも高校での読み書き英語ではなく、会話や討論ができる位の英語能力です。読み書きはテクニックがあるので後々になって付きますが(と思う(笑))、会話となると"話す"+"聞き取る"の二つの能力がいります。これは時間をかけて慣れないと簡単に付くもんじゃありません。だから、英語には積極的に接していきましょう!要は慣れですから。ちなみに私はネイティブスピーカーが行う授業を学部時代とってました。だから授業中話す言葉全て英語でした。最初はチンプンカンプンでしたけどね。また大学にいる留学生と友達になるのもいいと思います、楽しく話すことでただで英会話レッスン行くことになるし(笑)
あと、もう一つは何か興味をもてる分野や研究を見つけることです。それもかなり早めに。たしかに早くから研究興味を絞ることはよくないかもしれませんが、違うことに興味が出たときはその時変わればいいんです。やはり、若いうちにある一つの分野のことを奥深くまでつきつめる事は後々にとってもいい経験になるでしょうし。そして、見つかったらその分野の研究者や院生に積極的に会って見ましょう!直接会うことが一番です。やっぱり人間直接会って話してみないと、なかなかわかんないだと思います。自分はこの分野に興味を持ったのが、大学2年の頃でしたが、学部の間にこの分野の研究者がいる国内&海外の大学や研究所をかなり回りまくりました!特に国内はほとんど行き尽くしましたね。いまからすれば、本当にいい経験です(笑)先生方も暖かく迎えてくれましたし、院生の方ともたのしく話せました。だから、この"訪問旅行"は是非やってもらいたいですね。大学院選びのいい参考になりますいし、観光もかねてできるから一石二鳥ですよ!