冥王星

| 太陽系の一番外側の惑星(一応今は・・)冥王星 冥王星が発見されたのは、天王星、海王星が発見されたから。 唯一20世紀になってから発見された惑星であり、(謎)の惑星なのである。 もうひとつ外側にも第10惑星があると言われていますが、 冥王星の運動を調べていくうちにもしかしたら発見されるのかもしれません。 21世紀には、太陽系は9つの惑星ではなく10の惑星となるかもしれない。 |
| ・・・冥王星の呼び方・・・ |
| 漢字 | 英語 | ラテン語 | ギリシア神話 | ローマ神話 | |
| 冥王星 | Pluto | Pluto | ハデス
|
プルトン |
| 直径(大きさ) | 2274km |
| 自転周期 | 6.387日 |
| 公転周期 (冥王星の一年) |
247.796日 |
| 質量 (地球=1として) |
0.0022倍 |
| 衛星 | ・カロン |
| 上にも書きましたが、冥王星は20世紀に入ってから発見されました。 冥王星に近づいた探査機も、まだないために(謎)の部分が多いのです。 海王星が発見されてから、天王星に及ぼす海王星の引力が計算され、 これを考えに入れることによって天王星の運動の理論は実際とよく合うようになりましたが、 ピタリと一致するようになったわけではなく、多少ながらも食い違っていました。 そこで海王星の先にもまだ発見されていない惑星があるに違いないと、考えられるようになったのです。 多くの人がこの問題に手を出しましたが、もっとも熱心だったのはアメリカのローウェルとピッカリングでした。 未発見の惑星があるならば、海王星だって当然その影響を受けます。 その影響は新惑星に近い海王星の方が大きく受けるはずです。 だから海王星の研究をしたほうが有利ではないかと、誰でも考えます。 研究が始まった1900年頃には海王星が発見されて50年余り、 太陽の周りをまだ3分の1もまわっていません。 海王星の運動もどこまでが未発見の惑星の影響なのか、区別が出来ないのです。 それで天王星を利用することになったのです。 ローウェルやピッカリングの研究は1905年には出来ていました。 それに基づいてローウェル天文台やウィルソン山天文台では熱心に探したのですが、見つかりません。 ローウェルたちは、天王星の明るさが6等級、海王星の明るさが8等級なので、 未知の惑星の明るさも10等級程度、暗くても12等級程度と考えていたのですが、 見つからないことを考えると、もっと暗いのかも知れないと、 1926年になって今まで使っていた望遠鏡をやめて、ローウェル天文台では改めて口径33cmの 写真望遠鏡を使うことにしました。 これなら16.5等級までの星が写せます。 こうした努力の甲斐あって、1930年1月ふたご座δ星付近を写した写真から、 ローウェル天文台のトンボーは新惑星を発見しました。 ローウェルの予想の位置よりも5°ほど西の位置でした。 明るさはローウェルたちの予想をはるかに下回り15等級という暗さでした。これが冥王星です。 実は冥王星・・・・古い観測記録を見るとあるんです・・・観測されているんです。 1914年にケーニヒシュツール天文台でウォルフが、1919年にはウィルソン山天文台でヒューメースンが、 1921年と1927年にはヤーキス天文台で、恒星として観測していました。 見ていながら新惑星と気づかなかったなんて、今ごろ残念がってるのでしょうね。
冥王星と太陽の距離は平均59億kmですが、かなり細長い長円を描いています。 太陽に緯一番近い時で、44億km、一番遠い時で74億kmになります。 冥王星は太陽から一番遠い惑星でありながら、海王星よりも太陽に近くなるときがあります。 太陽から遠いので、東京大阪間を90秒足らずで走る速さで動いているのに、太陽の周りを まわるのに、247年もかかるのです。 ![]() |
| TOPpageへ |