世界の石コレクション
                私は外国旅行というものは一回しか行ったことがありません。国内だってそんなに旅歩いたことはありません。
                  しかしながら、
                周りには、幸いなこと(?)にお金持ちの人が多くて、外国に行く人が何人もいます。
                私はその人達にいつもお願いするのです。”あの〜チョコなんていらないから、
                  そこに転がってる石拾ってきてくれない?”
                多くの人は一瞬ビックリして、その後”にやり”としながら、しかし快く拾ってきてくれるのです。
                  こうして、私は行ったことのない外国の石がどんどんたまります。
                親指くらいしかない石ですが、行ったつもりになって想いをはせたり、
                あるいはその石からかなりの地質学的情報を得られることもあるのです。
                          どんな石があるのか紹介しましょう。(追加中)
中国大理の石言わずと知れた大理石の本物。白い結晶質石灰岩です。結晶質石灰岩とは、もともとあった石灰岩が熱変成
を受けてできたもの。光に当てるときらきら光る。
富士山頂上表面が黒い、穴のいっぱいあいた玄武岩。いっぱい穴が空いているのはまだ溶岩が熱かった頃に表面から
ガスが逃げた跡です。富士山はストロンボリ式と呼ばれるどちらかというと穏やかな噴火をする火山です。
トルコボスフォラス・ダ−ダネルス
海峡の石(チャナフカレ)
アジアとヨ−ロッパの境の海峡。白い石英の石、または珪岩。
エジプト・アベシンベル神殿の石ラムセス2世の巨大な国王像で有名なところですが、石は透明な方解石(炭酸カルシウムの結晶)
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ルクソ−ル王家の谷乳白色の石灰岩。石灰岩は柔らかく加工しやすいので、その昔は石材に使われたのでしょう。
エジプト・カイロのナイル川下流の石世界最長の川。いろんな石が運ばれてくるのでしょうが、拾ってきてもらったのは乳白色の石灰岩
ナイル川下流には石灰岩が多いようです。
ギザのピラミッドのふもとの石白い石灰岩。周りは砂漠ですから、きっとその昔ピラミッドを造った頃の石の破片が転がっているの
でしょう。新生代示準化石の貨幣石の化石がざくざく入っているそうです。これには入っていませんが・・
ベルリンの壁崩壊して直後のものをもらいました。この破片はもちろんコンクリ−トですが、中に入っている砂利の種類は
判りません。表面には崩壊時に塗られた青や赤のペンキが付いています。
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トルコ・カッパドキア、
ネブセヒ−ルの石
石をくりぬいた宮殿やホテルで有名なところですが、拾ってきてもらったものは白い繊維質の軽石でした。
その昔、激しい珪長質の火山活動があったようです。
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トルコ・アンカラ・アタチュルク廟の庭どこからか運ばれて持ってこられた石でしょう。白い石英の石か、珪岩。
ネパ−ル、ヒマラヤ
ガリギンダ川の石
黒い頁岩のノジュ−ル。このノジュ−ルの真ん中にアンモナイトの化石が入っています
この石を持ってきてくれた君は、自分の首に巻いていた汚いタオルとこのアンモナイトを物々交換しました。
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イギリス エジンバラ
カ−ルトンヒルの古い城壁の石
黒色砂岩。イギリスは古生代の古い時代の堆積岩が多い。
イギリス グラスゴ−の展望台サ−モンピンク色の美しいチャ−トか珪岩。
中国 兵馬俑の石西安市郊外、秦の始皇帝陵で発見された20世紀最大の発見といわれる。ここの石は褐色の粘土か、
またはレス。これは風成の細かい粒度の石です。この石は人民軍の兵員が見守る中、命がけで取ってきてくれた人からいただきました。
南極大陸 昭和基地付近弟子の南極越冬観測隊員からいただきました。縞模様が目立つ、片理が発達した結晶片岩です。私の宝。
ワシントンDC.スミソニアン博物館前の庭の石暗緑色をしたおそらくハンレイ岩。どこから持ってきたんでしょうね?
ビンガム鉱山の鉱石 ビンガム鉱山は、人間が掘った地球上最大の穴だそうです。(鉱石の露天掘りをしている)
もらった石は暗灰色の超塩基性岩(おそらくダナイト)。表面に金属光沢を持つ鉱物が貼り付いている
サンアンドレアス断層直上の川の石。 サンアンドレアス断層はカリフォルニア湾からサンフランシスコに抜ける大断層で、トランスフォ−ム断層が地上に顔 を出したものといわれている。
もらった石は薄い紫色をした千枚岩状の石。こんな大断層の上の石だからさぞかし、もまれてくしゃくしゃに変形して いると思いきや、堅くしっかりしていて拍子抜け。
ハワイ島の砂ハワイのおみやげ屋で売っている砂。緑色の砂・白色の砂・黒い砂の3色、3種類でワンセットとなっている。
緑色の砂はGreen Sand Bay産、白い砂はSouth Point産、黒い砂はBlack Sand Beach産と書いてある。
このうち緑色はカンラン石の結晶ばかりからなり、白いのもは珊瑚のかけらが入っていて、黒いものは火山から吹き出たガラスのスコリアが入っている。 写真は同じくお土産屋で売っているカンラン石の結晶をつなげた首飾り。カンラン石はペリドットという宝石になる。
ハワイは世界最大の楯状火山である。マウナケアやマウナロアは海抜が4200mあり、富士山よりはるかに高いが、驚くべきは、 これらの火山は5000m近い海底からそびえていることである。麓から測ると9000mになんなんとする、高さといいボリュ−ムといい、地球上最大の山である。
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ペル−、イカの石イカはかの有名なナスカの地上絵のそばにあり、ここから飛行機でナスカまで飛ぶ。ここのお土産屋で売っていた 石は丸く、河原の石だと思われる。表面にはナスカの地上絵を彷彿とさせる絵が掘ってある。石は硬砂岩のようだ。
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インドネシアボロブド−ルの石密林の中の大寺院で有名。石は緑色の粗粒砂岩。
バリ島の石真っ黒い安山岩みたいな石。ガラス質です。
パリ、エッフェル塔の下の石褐色の珪岩。なぜか、形は不規則なのに表面はすべすべです。
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ベルサイユ宮殿の庭の石白いごつごつした珪岩。中に瑪瑙らしき球顆がいくつも入っている。フランス中央部には火山はないが 上のエッフェル塔の下の石と言い、どこから持ってきて敷いたのでしょうか?
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ドイツ、ノイシュバンシュタイン城の石日本人に人気のある観光名所。石は灰色の頁岩。
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ドイツ、ザルツブルグ、ザルツレイクの石2つ拾ってきてくれました。一つは真っ赤なチャ−ト。もう一つは縞の目立つ砂泥互層の円礫。 この石は弱変成してます。丸いから、河原で上流から運ばれてきたものでしょう。
アメリカ、カリフォルニア州のパラダイスCAの山の石暗灰色の礫岩とチャ−ト
カナダ、プリンスエドワ−ドアイランドの海岸の石カナディアンロッキ−のメンバ−。海岸の石なので平べったい。 赤い砂岩のようですが、中にきらきらした鉱物が入っており再結晶しているかもしれない。赤毛のアンのふるさと
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アメリカグランドキャニオンの石古生代の地層が累々と重なる大景観が見もの。もらった石は白い石灰岩らしき石。ここに重なる地層でも トップに近い地層でしょう。
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オ−ストラリア、メルボルンの石もらった石はメルボルン郊外の丘から拾ってきたもののようです。 赤紫色の安山岩様の石。
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中国 桂林の石水墨画のような風景で有名な桂林。ここは石灰岩台地が雨水によって 浸食されたカルスト地形と呼ばれる地形です。もちろん石は石灰岩。いただいた石は廬笛岩という鍾乳洞の入り口で拾ったものだそうです。写真を見ていただいて判る ように石は結晶化していて方解石になっています。石灰岩の主成分はCaCO3ですが、この結晶は方解石です。
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フィンランド ヘルシンキの石テンペレ アラキオ教会の屋根の石。ヘルシンキあたりの石は 30億年前の石だ、という説明があったそうです。テンペレ アラキオ教会は岩盤をくりぬいて造った半地下の建物だそうです。ヘルシンキより北の花崗岩は赤く なかったそうです。いただいた石は花崗岩。全体が赤みがかっていて、いかにも古そうです。
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