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このページは、薬で治らない難治性のてんかんで悩んでいる方が手術治療を考える際の参考として書かれています。 まず私のことからご紹介します。 私は、昭和51年に医学部を卒業して以来脳神経外科を専門にしております。はじめは、多くの脳神経外科医と同様、事故や脳内出血、脳腫瘍と、ありとあらゆる脳神経外科の手術を経験してきましたが、次第に脳の機能に関連した分野に集中するようになりました。そのうち4年間は生理学の研究室で動物実験を中心に過ごしました。現在は、10年来、東京警察病院脳神経外科でてんかんの外科手術を専門に行っています。てんかんの手術を成功させるもっとも大事なことは、てんかんの原因となる"焦点"を正確に突き止めることす。私たちは、そのための方法をいろいろと開発してきました。脳の血流を頭の外から測定して、てんかん発作中に脳のどこが動いているのかを調べる手法を焦点診断の新しい手法として、開発しています。 詳しい説明は後にして、では、てんかんの手術を受ける際にいったいどのような入院生活が待っているのでしょうか? 検査法やその意味をお話したいと思います。
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