*「アトラクナクア」をプレイしてから読んでね(^^/



こんにちは。

“日本一(推定)不幸な女子高生”
――深山奏子です☆

きょうは、わたしとねえさまの、あつ〜い日常をたっぷりと公開しますね。


ではでは…





   ねえさまとわたし


   ☆その2







ねえさまは、美人で頼れてステキで強くて♪


「かなこ」


…とっても外道で、罪のない子を暴行したり…
…人肉を食らって、蜘蛛だったりするイケナイ人…


「かなこ」
「ヒッ!」

縮み上がったわたしを、ねえさまは優しく抱きしめて

「いま、なにを考えていたの?」
「…ね、ねえさまのこと…」

ねえさまはその返事に、にっこりと微笑みました。
血のように朱い唇が、わたしに重なって…

くちゅ

「…あ…」
「いい子ね…、かなこ」

官能にぼーっとのぼせたわたしの瞳をのぞきこんで
同時に、左手でわたしを抱き寄せます。

「…はい」

わたしは従うだけ。
そう、かなこはねえさまの「もの」だから…

「…ねえさま」
「かなこ…」

見詰め合うふたり。
今夜のねえさま優しくて、まるで…

「大好きです…」

劇場版のジャイアンみたい。

「いつまでもこうしていられたらいいのに…」

冷たい肌が心地よくて
わたしは身をあずけたまま、瞳を閉じる。

「……かなこ…」

ねえさまは、わたしの髪を指で梳きながら
すこし悲しそうに、呟きました。

「…私が…蜘蛛だと知ってのこと?」

月明かりがふたりを蒼く染めて…
ねえさまの容のよい肢体を、暗闇から浮き上がらせる。

「………」

わたしは、問いに答えず。
ねえさまの指を胸元に誘って、心地良い痺れを待つのです。

「…かなこ」

ねえさまは、ねえさまです!
たとえ…なんであろうと――

「ねえさまっ」

わたしには、あなたがすべて。

くちゅ

再び重なり合う唇。
長く、深く、互いを味わいながら、淫靡な宴の幕が………


「!」

その時です。
天井からなにかが、わたしの顔にすぅと降りてきました。

「…え」

そっと目をあけて、正体を確かめます。






「ぎゃああああああああああ〜! クモォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

そこには…

「いやぁぁ〜、気持ちワルイーーっ」

わたしがこの世で最も嫌いな生き物。8本足の卑しい蟲。
節足動物! 外骨格!
黒くて気色悪い下等生命体が、ぎちぎち蠢いていました。


「死ねェ〜!」


べしっ べしっ


足で踏みつけ
トドメに上履きでぺしぺし。

「はあ はあ どうだぁ」

卑しい下等生物は、汚い液を撒き散らし、見事にぺっちゃんこ。

「あははは、人類の大勝利よーっ♪」
「…かなこ…」




………



…そこから先のことは、よく覚えてません。





「いやぁぁ〜! お尻はいやぁぁ!」





――というより、思い出すのも嫌です。
イテテテ…





(翌日――)



ねえさまは、美人で頼れてステキで強くて♪

「かなこ」
「ねえさまぁ♪」

とっても外道で、罪のない子を暴行したり
人肉を食らい、蜘蛛だったりするイケナイ人。


「今日もたっぷり可愛がってあげる」
「きゃ〜☆」



  (おわり)





あとがき

お尻って、そんなにイイのか?
体験談求ム(^^)


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