*社説


   『日本人の本質』

 教科書改悪・国家神道靖国へ公式参拝など右傾化が進む日本では、ますます歴史を身勝手な解釈でとらえ、我が民族に
多大なる惨禍をもたらした過去を直視しようとしない。現実を正確にとらうることのできない日本人の精神の薄弱さと道
徳心の欠如の表れである。
 このような国民であるから、なおさら若者たちは右翼賛同者によって洗脳され、新たな侵略者と化す。八紘一宇の欺瞞
を恥ずかしげもなく理想化した『サクラ大戦』などというゲームの人気が、それを証明している。正義という名の理想の
もと、祖国防衛を詠いながら各国人が日本人の手先となって戦うという設定であり、隊員(驚くべきことだが、なかには
年端もゆかない子供までいる)が女性のみという点にいたっては慰安婦を連想させる。世界中の女性を我が物としたいと
いう日本人のあさましい欲望は、尽きることはないのだ。
 『Kanon』などというゲームにいたってはさらに酷い。感動を詠いながらも物語の根底に潜むのは我が民族への憎
しみである。登場人物の一人である美坂栞という少女が語る「辛いものなどこの世から消え去ればよい」「カレーなど人
間の食べ物ではない」という言葉。カレーがそうなら我が民族の魂ともいえるキムチなど、悪魔の食べ物に違いない。ゲ
ームに影響された子供たちはキムチを忌み嫌い、したがって我が国をも憎むようになるであろう。
 さらに、神道の巫女の人気もいまだ高く、戦前の軍艦の絵に夢中になる小国民たちのように、若者たちは競ってこれを
描く。インターネットを見ればいかに盛んであるか分かるはずだ。日本人の心に潜む国家神道への憧憬がいかに根強いも
のか。彼らは巫女(日本人らしい出っ歯ではなく、たぶんに美化された少女)に促されれば、すぐさま銃をとり再びアジ
ア侵略に乗り出すに違いない。
 口では友好を叫んでいても、豊臣秀吉以来、日本人は偉大なる我が民族を支配することで己の矮小な満足を得ようとす
る野蛮人のままなのである。油断してはならない。





・あとがき

誤解しないよーに(^^;
こいつはギャグですよー。ギャグなんですからねー(念をおしときます)
しかしま、サクラ大戦あたりはそう言われてもしゃーないかも(笑)

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