『柏木家のみなさん まめまきする! のまき』



「いきなりだけど、今日は節分だぞ」
「じゃあ、みんなで豆まきやろうよ!」
「いいわねぇ、お約束」
「ほんと、短絡的よね」
「…こてこてのお約束です」
「まあまあ、季節もんだしさ」

――ということで、さっそく豆まきをすることになった。

問題は…


「鬼は当然…梓よね♪」
「な、なんでアタシが!普通は千鶴ね……」
「…なんでわたしが『当然』なの?」
「い、いやぁ…な?初音?楓」
「わ、わたしは…」
「あははー」

結局、初音ちゃんの提案で

「みんなで鬼やろうよ」
「そうだね。みんな鬼だし」
「はぁ〜…じゃ、いっちょやりますか」
「…うん」
「わたしを狙わないでくださいね」
「…千鶴さん、それ脅しですか…?」


こうして、豆まきがはじまった。


わー わー


「いくぞ、それー」
「きゃー、おねえちゃん、いたいよぉ」
「ははは、それ〜」


あはははは…





はたして、数分後――



「わ、私のカラダがぁ!…うぎゃあああ!」
「マ、マメに力を吸い取られ…ひぃぃぃ!」
「いやああああ!耕一さんがミイラにぃぃ!」
「いやああ、イタイよぉぉ」



その後、
彼らを見た者は いない…



  (おしまい☆)






作品解説!

ほんと、こてこてだね☆


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